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【狂い咲きのΩ】のスピンオフ。
表題作の前に【狂い咲きのΩ】の続編も収録されていますので、前作を読んでからこちらを読むことをお勧めいたします。
●「華の咲くころ」
前作「狂い咲きのΩ」の続編。
青周との家族を欲しいと望む紫怜と、子を産めば本家筋の思うつぼになってしまうと考える青周のすれ違い。
セックス後にまだ妊娠もしていないのにお腹を押さえて「この子は渡しません」と叫ぶ紫怜は可愛かった(笑)
●「乱れ咲きのΩ」
前作表題作のスピンオフ。βの紅真のお話。
先代の別邸を貸していた貴族が2年前に亡くなり今はその番のΩが屋敷を管理しているが、そのΩが愛人囲って乱交三昧していると噂が立ったので家主である青周から調査して来いと指示を受けた紅真が向かう。
実際は愛人ではなく、抑制剤が合わないので発情期に金で雇った相手と性処理をしているという未亡人の翠。
しかし、実際は複数の睡眠薬や精神安定剤を服用している為、抑制剤を体が受け付けなくなっている翠。
番の墨人が亡くなり、体は次を求めているのに心は未だ墨人を求めている翠。。。切なぁぁぁ(泣)
紅真に優しく抱かれながら名前を呼ぶように促され墨人の名を泣きながら叫ぶ翠は尊かった♡
表題作の後にも短編が2作収録してあるので
表題作自体は50ページ程しかありませんでした。
翠の心をこれからゆっくり溶かしていく紅真が見たかった!!!
こちらがスピンオフとは知らず
読み進めていて
あとがきでそれを知りました。
(うら表紙にきちんと書いてありました)
表題作は前作からは独立しているのかも
しれませんが
より理解するには読んだほうがいいのかもしれません。
背景を知らないとわからない部分があります。
紅真と翠の駆け引きや気持ちの変化などが
もう少し詳しく描かれていたら
読み手にも伝わりやすいのかなと思います。
というか、ふたりのその後がもう少し知りたかった、というのが本音です。
あれ、ここで終わりなんだ…?
という感じが拭えないラストでした。