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試してみたくない? 僕を抱けるのか――
hodokeru hukyowaon
朝目覚めたら……シチュが大好きなので購入しました。
リーマンカッケー!!!と思える1冊です。
おそらく私が今まで読んできたリーマンものの中で最もビジネス用語が多く飛び交い仕事風景が具体的に描かれている作品です。
仕事出来るマン×仕事出来るマンの為、余計かっこよく見える!
これが本作のポイントの一つかなと思います。
もう一点個人的推していきたいポイントは久我のキャラです。
ほぼ攻めの榛名視点で描かれており、榛名自身はエリート街道によくいそうなノーマルイケメンという印象。
だからこそなのか久我のズレてる感が活きてきます。
久我は良かれと思って榛名に仕事の話をふりますが、そりゃあなた嫌われますよとフォローできない言葉の選択ばかり。カバー下のbeforeを読むとより何やってんだ感が出てきます。
久我視点も少ないのでつかみどころがない人にみえますが、読み進めるうちにただ榛名のことが大好きなだけだとわかりました笑。
最初からスパダリ風ビュンっビュンに吹かせているのに、二人が結ばれる場面で急に爆発しちゃうところや榛名に嫌いと言われたことを引きずっているところなど可愛い面も沢山あり魅力的な人です。だーいぶズレてるけど笑。
同期入社の榛名と久我。
社内コンペではいつも久我のチームが勝ち、おまけにわざわざ嫌味まで言いに来る。榛名はそんな久我のことが嫌いでいつも敵対視していたし、久我もまた自分のことが嫌いなのだと思っていた。
ある日研修を終えて食事に誘われた榛名。渋々付き合い、ついつい酒をのみすぎて気が付くと朝。
くだらない見栄の張り合いからなんと!嫌いな久我と体の関係をもってしまったのだった…。
冒頭部分で「えっ?何で裸?誰コイツ!?」みたいなお話はよくありますが、ふたりの関係がある程度わかったところからえっちしちゃうというのもなかなかいいもんだなと思いました。
榛名はアツい男、久我は冷静な男。という感じで下手な駆け引きはないんだけど微妙な行き違いが逆に良かったです。
ちょっと天然ぽい久我の思考と榛名に対する揺るがない想いにキュンとしました。
めちゃくちゃに甘やかされて幸せになって欲しい~!
丸々一冊表題作と描き下ろしです。
リーマンBLって仕事と恋愛描写のバランスが難しいと思いますが、
後野先生はバランスはもちろん、話し運びがお上手だなぁと感じました。
犬猿の仲である同期のリーマンBL。
ハイスペックなエリートリーマンの久我を嫌う同期で有能な榛名は、チームとして成績を競うライバル。
皆に好かれる人当たりの良い久我が、榛名にはトゲのある物言いで、
周囲からみれば榛名の方が久我に対して、過剰反応しているようにみえる状態の二人。
序盤は榛名が久我を毛嫌いする場面が多くて、久我はそれほど取り合っていないので、
榛名の印象が悪いかも…。
嫌いな榛名に誘われて仕事終わりに渋々飲みに行った榛名が、酔ってカラダの関係を持つ。
よくある展開ですが、鼻持ちならない毛嫌いしていた相手を意識し出して気付けば…と、
大嫌いと大好きは紙一重、それだけ意識している相手ということですが、
嫌われていると思っていた相手が、実は自分をスキだったと知れば尚更です。
仕事のトラブル、休日に過ごす時間、栄転…と、実は二人の出会いも入社面接。
仕事を絡めた話運びなので、しっかりリーマンBLが楽しめます。
誤解が解けてからどんどん近づいていく二人の距離感と、一緒に過ごす時間がいい。
一途なイケメン王子受けの久我がいじらしくて、可愛かったです。
描き下ろしでは、栄転でなく兼任辞令だった榛名が、大阪と東京を行き来するなか愛を育む二人。
榛名よりも久我の体力が…本編よりもエッチがどエロでビックリでした。
※シーモア:修正は白抜きです。
犬猿の同期モノという事でちょっぴりケンカップルを期待したけど
榛名が一方的に久我を嫌ってるだけだったー!!
なんなら久我は榛名と仲良くなりたいと思ってるとか!
入社面接のときから榛名に片想いをしている久我の
近付き方の下手くそさにびっくり!!
仲良くなりたくて仕事で切磋琢磨しようとして逆に
榛名から「嫌味なチート野郎」的な感覚で意識されてるなんて
思いもしない久我がアホで逆に可愛いかな(笑)
序盤の「仕事は出来るのにちょっと意思疎通の方法が下手くそな変わった人」から
終盤は「好きな人に好かれたくて一生懸命な人」へ
久我のイメージがガラリと変わりました。
出来る男が恋愛で落ち込む姿は可愛かったぁ♡