愛してる。俺は二度とお前を諦めない。

傭兵の恋愛

youhei no renai

傭兵の恋愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
4
得点
24
評価数
10
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
天野かづき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784041084984

あらすじ

天野かづき×蓮川愛で贈るドラマチック・ファンタジー!

半年前、勇者と共にドラゴンを倒し、姫を救った王国の魔法使い・ウェイドは、ある事情から
再びドラゴンが現れたという城へ一人で偵察に向かうことに。ところが旅の途中、夜盗に襲われ
媚薬を盛られてしまう。そんなウェイドを助けたのは、初恋の相手であり、自分を捨てた男でも
ある傭兵のジークだった。媚薬を掻き出すためにジークに抱かれたウェイド。薬のせいで仕方
なく抱いてくれたのだとわかっていても割り切れずにいたウェイドだったが、ジークが旅に付
いて行くと言い出して!? 異世界初恋物語!!

表題作傭兵の恋愛

ジーク,30歳,初恋相手の傭兵0
ウェイド,22歳,人間嫌いの魔法使い

その他の収録作品

  • 傭兵の恋愛~番外編~
  • あとがき

レビュー投稿数4

傭兵って単語に萌える

関連作品未読。
関連した作品があると思うと読みたくなってしまうのが現状でございますw
相変わらずのファンタジーもの。
異世界転送じゃないのが久しぶりな感じがいたします(私の中で)

さて、お話の主人公ですね。
今では国でも地位を得ているが、幼い頃は違っていた。
そんなときに出会った年上の男と運命の再会!?

しょうみ、危険な旅路に一人でゴウイングマイウェイしちゃうとかどやねん
と思ったものの案の定の展開に笑った。
ハジメテが媚薬ってのもまた好きな展開でございますv
や、なんだろうね、心とウラハラに身体が感じまくるというあまつさえな展開が
なんとも好きなのです。
や、心も体も拒否してるのに無理やりってもの嫌いじゃないけども。
ただ、一つ勿体ないのは
2回目以降かな。
薬盛られてて初めてなのに快楽を得てしまう。
次の時もすんなり受け入れて快楽を得てしまう。
ここの変化の描写があるともっと!ぐっと!いいのになぁと
毎度思うのです。いかがでしょうっ!!<強

全体的な展開は甘め。軽めです。
エロも比較的に多めなのでライトに読みたい方にはオススメです☆

2

1番好きかも

「勇者の恋愛」「火竜の恋愛」より、こちらのお話が一番面白かったと思いました。

前のニ作に比べると簡単に内容が想像出来なかったのと、攻めのジークと受けのウェイドに大人の色気があったからだと思います。と言ってもウェイドは22才なんですね。若い!

ちょっとだけウェイドの意地っ張り具合に焦ったくなりましたが、酔ってジークへの思いを吐露しちゃう素直さが可愛かったんです。
そしてジークは大人で素敵でした。

今作は前のニ作と違って悪役が登場してたのも、ストーリーにメリハリが付いて面白かった要因だと思いました。

王女とドラゴンのその後の城での暮らしぶりも分かったし、グレンとアイルによってドラゴンの弟であるクラウとアルセの存在もチラッと出てきて、こちらの作品が三作の集大成だと思いました。

それにしても前のニ作の受けには前世で読んだ物語の記憶があるのに、こちらのウェイドは全く関係ないので記憶に引っかからないで買い逃してた事に気が付きました。

ウェイドが大人びた美人なので、蓮川先生の二人のエッチシーンのイラストが色っぽくて眼福でした。

0

結局は攻めの手の内なのが楽しいなぁ!

しっかり者に見えて意外と甘っちょろい魔法使いと、男くさく懐の深い傭兵。
二人で旅をしながらドラゴンの城を目指すと言う、読みやすくて王道の萌えを押さえたファンタジーになります。
若干オチがアッサリと言うか、拍子抜け感はあるんですけど、作品の大部分を占める旅路のパートで、じゃれあいとしか思えないニヤニヤしっぱなしのやりとりを延々と楽しめたので、個人的には全然問題無いです。
素直になれないツンデレ受けと、そんな彼をからかい混じりにおおらかに受け止める攻め。
やりとりだけで永遠と読んでられるわ。

ちなみに、「勇者の恋愛」のスピンオフになるそうです。
そちらは未読ですが、特に問題無く読めました。


ザックリした内容です。
半年前に勇者と共にドラゴンを倒した魔法使い・ウェイド。
再びドラゴンが現れたと言う噂により、一人ドラゴンの城へ偵察に向かいます。
その道中、謎の男達に襲われ貞操と命の危機に陥った所を助けてくれたのは、幼い頃に交流のあった傭兵・ジーク。
現在休暇中の彼は、ウェイドの旅に強引に付いてきてー・・・と言うものです。

で、実は倒したとされるドラゴンは、姫と恋仲になっていた事から、勇者に化けて城で暮らしているんですね。
そしてドラゴンの城では、こちらも恋仲である勇者と騎士が暮らしている。
この秘密を守る為に、決してドラゴンの城への同行を許すワケには行かないウェイド。
道中でジークを撒こうとする彼と、そんな彼から何故か離れようとしないジークとの、ドタバタ珍道中って所でしょうか。

また、ウェイドを亡き者にしようとする謎の男達。
一体、彼等の正体はー?
って感じで。

これ、ちょっぴりハラハラドキドキの部分はあれど、基本的には甘くて可愛い正統派のラブストーリーなんですよね。
実は二人の過去ですが、幼い頃に寂しい境遇にあったウェイドが、かまってくれたジークと同じ傭兵になって、共に居られる事を望んだと言うものです。
しかしジークはウェイドを置いていってしまい、その事から再会した彼に対してウェイドは素直になれないんですね。
で、やたらツンツンした態度をとってしまう。
そんなウェイドのツンケンした言動を、からかい混じりにおおらかに受け流すジーク、みたいな。

いや、何だろうな・・・。
この二人のやりとりと言うのが、もうじゃれあいにしか見えないんですよね。
しかも、ジークの方が一枚も二枚も上手。
ジークが眠ってる間に姿をくらまそうと、ウェイドがソッと荷物を取る。
すかさず「どこへ行くんだ」とジーク。
そして「寝てる間に出てくってんじゃ困るしなぁ」と、そのままベッドに引きずり込まれ、抱き締められたまま眠る羽目になるウェイド・・・みたいな。
「いいからもう寝ろ」「良くないですけど!?」みたいな会話が、楽しすぎるなぁと。

と、ここから、なかなかジークを撒けない内にドラゴンの城が近付き、焦るウェイド。
この道中でジークへの想いを自覚し、心を許し始めた彼は、本当の事を打ち明けようと迷い始めるんですね。
そんな中、盗み聞きした傭兵仲間との会話から、ウェイドが父親に雇われて自分を護衛していただけだと知ってしまいー・・・と言う展開です。

この父親に頼まれてと言う件も、過去にウェイドを置いていってしまった件も、まぁ大体予想が付く分かりやすいオチです。
ついでに、ドラゴンの件も、超アッサリなオチです。
「あっ、ここでおしまい?」的な、拍子抜け感があるんですよね。
ちょっぴり残念。

ただ、主役二人が、痴話喧嘩やじゃれあいにしか見えてこないやりとりを、延々とやっててくれるのが楽しいし萌えるんですよね。
受けが結構迂闊で、結局は攻めの手の内なのも楽しいし。

そんなワケで、肩の力を抜いてのんびり楽しませてもらえる作品でした。

5

つんつん美人さん

「勇者の恋愛」、「火竜の恋愛」に続く3作目。1作目のカプが割合出てきますので、「勇者の恋愛」は読んでいた方がいいかもですが、これ単独でも十分楽しめると思います。なんてったってキラキラつんつん美人さんが可愛いので!本編180P弱+後日談20Pほど+あとがき。安心王道まっしぐらでさらっと読めたので萌にしました。

半年前にドラゴンに攫われた従妹の王女レティシアを勇者と共に救い出した魔法使いのウェイド。王から呼び出されたため、久しぶりに閉じこもっていた部屋から出てきます。王の用事は「前に倒したドラゴンの城のあたりで、またドラゴンを見たという話がある」「調べてきてくれないか」というもの。「倒した事になっているドラゴンは王女と恋仲になって今は王城で勇者に化けてラブラブ中」だけどそれは極秘事項のため、そんな訳ありませんと言う事もできません。気になったウェイドは調査に向かうことになり・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
「勇者の恋愛」のカプ(グレン、アイル)、悪党、魔物 ぐらいかな。
馬で移動し、剣や魔術で魔物と闘う世界です。

**好きだったところ

魔法使いのウェイドが、予想外の甘えん坊淋しがりなつんつん美人さんでして、めちゃ可愛かった・・ぐずぐずしている受けには「甘えてんじゃねー」と吠えてしまうこともあるのに、なぜかつんつん美人さんには弱い。高度な魔法使いという点もあるからかな。15年もほったらかしにされてた・・とぐずぐず泣いて拗ねるところは、「ああ、ごめんごめん」とついこっちが謝りそうになりました(笑)

ジークは、うん強くてイケメンなんだろうけど、今一つカッコよさが迫ってこなかったかな。もう一押し何かが欲しかった気がする。

このシリーズ、さらっと読めるし、色っぽいお話も適度にあるので本当にファンタジー小説入門編として安心しておススメしたいです。

最後に挿絵のお話を少しだけ。モノクロの1枚目が幼少期の二人の出会いの図なのですが、ちょっとお目目大き目でウェイドがめちゃくちゃ可愛い・・あともう一枚、後ろからジークにぎゅされて一つのベッドで横になっているシーンもすっごく好き・・・相変わらず蓮川先生の挿絵に大満足な1冊でした!

2

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