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作家さんの新作発表
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表題作シリーズの他に3話から成る『不適切な愛情』シリーズが収録されています。
このどちらのシリーズも今まで読んだ神崎さんの作品の中ではギャグ度が高いと感じました。
ギャグと言っても面白い所で絵柄が変わるというのではないので、ハッキリとギャグと分かる作品ではないのですが、真の男らしさを極めるための条件とか、教師のキャラ設定が面白くて私はどちらの作品も楽しめました。
神崎さんらしいと思うのですが、流されやすくフラフラ揺れる受け様も健在。
H度も高めでラブラブな雰囲気も感じられる作品でした。
冒頭。
体育用具室で、性欲ギラギラの男子たちに押さえつけられ…
うぉーーーーっ!輪姦ですか!?凌辱ですかッ!?
キタ――(゚∀゚)――!!
・・・と思ったら。
受けは空手道場師範の息子。
並み居る男どもを跳ね飛ばして終わり(ガクーーーッ)
息子の教育係が「跡継ぎをつくる術」を仕込む
おおぉーーーう
つまり、アレですね!? 道場でくんずほぐれつ…ハァハァ
と思ったら、教育係が受けだった。
一方で、息子は教育係に掘られたくて悶々。
男前受けにもほどがある!!!!
なんというか、エロエロいんだが、いちいち定石を外していて
シュールなコメディと化しているw
自分的には、梶本潤とか黄河洋一郎みたいなバキバキゴッキゴキのカラダって
すごく好きなんだけどサ…
これはワイルドすぎて、ついてけねー…。
跡取り息子、泰邦はおそらく本能的にはネコ。
年上でもあるし教育係でもある清に抱かれたいと思うのは分かりやすい受け攻めかと。
でも男なので気持ちよくても声を上げてはいけない。
ましてや抱かれてはいけない。抱くのはいい。でも違和感はあるよなぁ。
そして見事男道が達成されてもいいなづけが誕生するだけで、結局目的には到達しない。
個人的には正直言ってこの「男道」の追求について気の毒に思えるところが非常に強い。
最終的には常に抱かれていながら男としての「抱きたい」を最後まで追及した清あっぱれというべきなんだろうと思う。
受けをこれだけやってるうちに泰邦はどんどん男らしく雄力上がっていく中、よくぞ流されなかったものだ。
カップリングの物語
「不適切な愛情」はまさにタイトル通り「不適切」な感じを強く感じました。
いちいち自分は美形なんですよを自分からアピールする穂高って共感できないどころか「殺意を覚える」キャラクタなんですよ・・・orz
俺様/傲慢/強気の三冠王で受けの学生ごときでは暴けるような隙や欠点がない、しかも攻め(エッチでも隙がない)というのはなんとも。
まぁ、実際美形だしさ!しょうがないんだけどさ!
まったく神崎さんはイケメンの筋肉と表情を書くのが得意な人だぜ!
こんなにも、掘られたいと想いながら受を抱いている攻もいないんじゃないだろうか(*`m´*)ノ彡☆バンバン!!
泰邦は、名家の跡取り息子。とにかく男らしく!!
そしてその想い人は教育係である清。
泰邦は、その大好きな清に抱かれたい抱かれたいと想っている。
しかし、それは許されない。
悶々を抱いたまま、男らしく清を抱く日々なのだが・・?!?
そもそも・・・・・抱かれるのは良くないが、抱くのはっていうのも妙に論点ずれている気もしなくも無いですね(笑
ま、受イコール女役イコール男らしくないというところでしょうか。
ただ、設定的にはすごく面白かったです。
受である清にしても、真性のネコではなく、じつはタチだけれども、坊ちゃんの男らしく~があるので、名義上受けている・・・のかと思いきや、
実はタチなのは本当だが、男らしくの家訓を名目に、抱かれたい抱かれたいと悶々としている坊ちゃんを見て楽しんでいるあたりがまた面白い。
妙にエロい・・・つやっぽい顔で坊ちゃんを誘う姿もまた妖艶で良いw
ただ個人的ツボは、あの・・・・道着の先生(苦笑
なんかキャラ的に好きです。彼が受な漫画が読んでみたい