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とびきりキュートでハッピーな癒し系ラブストーリー♥
inouekun hajimemasenka

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1 ほのぼの癒されるだけではなかった。
                    ほのぼの癒されるだけではなかった。
                獣人や妖怪、人間など多様な種族が共存する、ほのぼの世界観のファンタジー作品。
ほのぼの癒されるだけではない、メッセージ性のある内容でした。
表題作の同級生CP話が同時収録されていますが、
順番的には同時収録の「狼上くんはじめました」の方が先に発表された作品です。
個人的には獣人狼上くんにギャップ萌え…このCPの先をもっと見たいです。
多様な種族の通う肉球学園…このネーミングにクスっとしてしまった。
獣人、妖怪、人間が共存していますが、大きさも様々。
外見だけで先生の判断がつかなかったり、手乗りレベルの謎の生き物がいたりと、
小ネタでカワイイ生き物がチラッと登場するだけというのもあって、ほのぼの癒されます。
高校入学式で新入生の井上が体調不良になり、世話をした高3の烏丸と知り合う。
その後、井上が喘息の発作を起こしても、冷静に見守る烏丸に…好きと告白する井上。
それ以降、会う度にスキスキと猛アタックする井上、相手にしない烏丸。
喘息持ちで吸入器が手放せない井上ですが、明るくポジティブなキャラでへこたれない。
クールで動じない烏丸は天狗族である自分が好きではなく、
井上の友人も天狗族は苦労すると忠告しますが、井上の想いは変わらない状況でトラブルが続く。
烏丸には天災を招くほどの強い力がありますが、自分ではコントロールができない能力。
それが原因で過去にトラウマがあり、人を好きにならないと決めていましたが、
井上との関わりでトラウマを乗り越えて、気持ちを通じ合わせていきます。
烏丸が井上に怪我をさせたくないと、井上から離れた後、夏に雪が降り積もる…
感情で天候が左右されてしまうレベル。
ポジティブな井上の受け取りと反応が最高でした。
何よりも、しんどい持病持ちの井上が、光属性で周囲を照らすキャラなのがステキです。
井上は喘息、烏丸はコントロールできない力…自分ではどうしようもないこと。
それを自然と受け入れ、プラス面に目を向ける井上の存在感がいいですいいね。
多様な種族という設定も、違いを肯定的に捉えて支え合い共存していく世界。
ほのぼのした画がいい味を出し、内容を深めているように感じました。
同時収録の狼上くん…。
表題作では二人共少ししか登場しませんが、転校生朝香が烏丸の友人。
朝香がラブレターに喜んでいたら、相手は190㎝の強面狼男だった。
しかも、怖くて断れずお付き合いすることになるという展開から、狼上くんを傷つけ別れることに…。
朝香が狼上くんの心情を知る場面がせつなかったですが、
離れてきちんと相手を知りたいと思い、向き合って気付けば恋心…この過程が良かった。
見かけで誤解されていた、狼上くんの逞しくて繊細で優しいキャラが好きです。
何よりウブなリアクションがカワイイ。
そして、こちらも可愛い小ネタが一杯で、見ていて幸せになれます。
表題作は序盤から井上が烏丸に何かとホッペにキスしてますが、
狼上くんは朝香に手を握られるので精一杯でした。
後半は朝香が狼上くんをずっとカワイイと言っているので、どうしても攻め受けを考えてしまう。
もしかすると狼男受け?想像するのも楽しいですね。
 ほんわか優しい
                    ほんわか優しい
                ごく自然に人間族と異種族(妖怪・獣人など…)が共存
している世界観。
ほんわかな雰囲気の中、スーパーポジティブな井上が
ちょっと温度低めだけどなにかと面倒見のいいちょっと
訳ありな烏丸に惚れて猛烈アプローチをするのですが、
これがまたなんとも平和…。
そして烏丸のせつない過去ごと太陽のような井上が
受け入れて包み込んでいくのがよかったです。
烏丸の羽根のような前髪がかわいい。
同時収録の『狼上くんはじめました』
烏丸の友人の人間族の朝香と狼族の狼上。
照れ隠しが威嚇顔になっちゃうわかりにくい狼上に
振り回されちゃう朝香。
二人の距離が離れたり近づいたりじれじれするうちに
身体の大きな狼上がどんどんかわいく見えていきました。
どちらもはじまりましたってかんじの終わり方で
終始優しいお話でほんわか癒されました。
 ほっこり人外♪
                    ほっこり人外♪
                喘息持ちの井上が入学式に、先輩の烏丸に体調が悪くなったところを助けてもらい惚れる。
いつも優しい烏丸にスキスキとぐいぐい行くが
優しくサラリと受け流す烏丸。
獣人も妖も共に暮らす世界、
見た目が人間で分かりづらかったけど実は天狗族だった烏丸。
進化の過程で今は消滅したとされた「候を操る力」があり
「天狗症候群」と言われ感情の起伏が天候に影響を及ぼす。
子供の頃に自分の感情のせいで学校のクラスメイトたちに迷惑をかけた烏丸が
もう周りを傷つけたくないからと井上の元から去るのは
切なかったです。。。
井上の恋をさりげなく応援していた烏丸の友人、
人間の朝香と、狼の狼上のお話が同時収録に入っていますが
こちらも同じく、ちょっと切なくホッコリさせられるお話でした!
時系列的にはこちらが先でした。
 ほのぼの異種間
                    ほのぼの異種間
                登場人物が、みんな優しくて可愛い。
悪役が出てこないので、終始安心して読むことができました。
異種間の恋愛であることによるすれ違いや、日常のほのぼのエピソードまで。
長くなりすぎず、しっかりと描かれています。
劇的な展開があるわけではないですが、登場人物たちのやりとりが微笑ましくて癒されます。
ふじとび先生の描かれる世界観と、不思議な生物たちが好きなので、どこに隠れているんだろうと探すのも楽しみの一つになっています。
個人的には、表紙のカラーがとても綺麗で好きです。