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ouchou haruyoi romance
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
とうとう最終巻です。
不器用で真面目な諸兄と健気で一生懸命で可愛い千寿丸。初めて結ばれて迎えた朝の初々しさが可愛くて、キュンとなります。
でも、事態は悪化していきます。慈円阿闍梨は土牢に閉じ込められ、百合丸は責め嬲られていたのです。すぐにでも助けに行きたいと訴える千寿丸をなだめて、業平や諸兄は作戦を立てます。
拓尊が、諸兄にボコボコにされた時は、スッとしました。百合丸は、本当に酷いことをされたから。普段は優しい諸兄が、千寿丸のことになると変貌するのがキュンとなります。
諸兄の親友の業平も好きなんですが、番外編では、彼の切ない想いが分かって、胸が痛くなりました。業平が主役の外伝も読みたいと思いました。
ほんと、千寿丸も諸兄も好みのキャラで、ストーリーも満足できて、文句なしの萌え萌え評価です。
平安時代を舞台にした、不器用で真面目な平安貴族攻めと、ヤンチャで可愛い元稚児受けの恋の話。
いろんな秘密が明らかになり、大事な人たちを助け出し、キリのいい場所で終わって、一応の完結です。
もし続きが気になるなら小説版のほうで、ってことかな。
でも続きも漫画で読みたかったなぁ。
この後もなかなか面白いんですよ。
原作は多作な秋月こおさんですが、たくさんある作品の中でも力の入ったシリーズだと思います。
まあでも原作でもここまでが一番面白かったかも。
主役カップルが本当に可愛かったです。
イヤミのないクソ真面目さを持つ二人なので、ひたすら微笑ましいのだ。
で、主役カップルに輪をかけてステキなのが、主人公の親友役をしてる業平です。
とくに番外編の業平。キューンとしました。
この本が出た当時は主役を食う人気キャラになってたんじゃないかなと予想したんですが、私の他にレビューしてる人がなくて分からないのが寂しいw