条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
女王様――下克上ってご存じです?
hizamazukinayo joousama
先生のインタビュー記事を拝見して、電子版を購入しました。
いびつな男たちの初恋のお話ということですが、黒幕は誰なのか?などミステリーっぽくもあり、上下巻一気に読んでしまいました。
こちらの上巻では、鮎川を操る黒幕がちらりと登場するだけで、関係性はまだちゃんとは分かりません。ざっくり書けば、ちょっと変わった性癖の久見木と鮎川先輩の出会いから恋に落ちるまで、が描かれています。
久見木の性衝動と恋愛が一致しなかったところが、鮎川と出会ったことで変化していき、なにもしないよ、というセリフにも表れているように思います。さて、これからどうなるのか、非常に楽しみ。
先生も話されていましたが、久見木の友人岸田と梶の二人もいい味出していて、わたしも好きです。
初読み作家さんで、画はイマイチ好みではないんですが、
女王様に下克上なんて、スルーできない性分です。
しかも上下巻とたっぷりの内容で、スゴク楽しみにして電子購入しました。
上巻の結果から言うと、一気に引き込まれる面白さと構成でした。
女王様と下僕…上下関係をハッキリさせ、日常と非日常を線引きする為の挨拶の儀式。
このやりとりが、女王様と下僕感があってスゴクいい。
女王様を跪かせることに喜びを感じる性癖の大学生 久見木。
氷の女王と呼ばれる先輩の鮎川が、助教授の熊坂を下僕にしている場面を目撃し隠し撮り。
それをネタにして、女王様と下僕の関係を強要することから始まる二人。
助教授を下僕にしている鮎川にもビックリですが、けっこう衝撃的な絵面。
黒髪メガネの鮎川がメガネを外して見せる、氷の表情と眼がエロいだけでなく、
言葉責めと助教授の下僕っぷりもよかったです。
女王様を跪かせる…これだけでも下衆感の強い久見木ですが、自分に落ちたら興味をなくすという下衆。
しかも、久見木はMではなくS。
鮎川を跪かせた久見木は、ステキな玩具をみつけて大喜びで、
非日常の関係性を更に高める為に、日常はワンコ久見木として鮎川にくっ付いて回り、
鮎川に冷たくあしらわれるといった状態を楽しんでいます。
日常と非日常の対比描写が、やっぱりギャップ萌えに繋がっていく…。
決して日常の久見木は下衆ではないので、鮎川もどこか戸惑っている感じがいいです。
妻子持ちの助教授、鮎川、久見木の三角関係の描写から、
女王様は鮎川の意思とは関係のない、命令、報告という言葉…
謎解きのような背景が見えて来たラスト、現状に苦しむ鮎川から久見木は助けを求められます。
鮎川の襲い受けで初めて繋がる二人ですが、黒幕のスーツイケメン登場で終了…。
助教授や鮎川の怯え方で、やばい人であることは充分に伝わるスーツイケメンです。
「自分の意思とは関係ない」という言葉、鮎川の行動は命令されての行為だと、
途中で久見木が推測する場面がありましたが、後半に行くほど鮎川の女王様感がなくなる。
物足りなさでいえば、女王様と下僕の挨拶儀式が後半にはないことでしょうか…。
実は女王様は性癖ではないというのも、女王様喰いから外れていくんですが、
小気味いい展開に、すっかり夢中になって一気読みの面白さでした。
評価は萌2よりの萌です。
1つ気になるのが、久見木の髪型…モサモサ感がうっとうしいので、バッサリ切ってほしい。
※シーモア:修正はなし?棒は白い描写に液だれありです。
女王様気質な女の子と毎回付き合うもいつも冷めてしまい別れてる
「女王様食い」の久見木と、
教授をも下僕にしてると噂で「氷の女王」と呼ばれる鮎川のお話。
大学で鮎川が熊坂助教授に懇願され
冷酷な顔で助教授の股間を踏みつけてる場を目撃した久見木が
理想の女王様だと気に入りその場の写真を撮って脅し
同じことをしたいと言い出す。
初っ端、女王様好きと豪語してる久見木に
ドМなのかなぁと思っていたら
女王様スイッチの入った鮎川に対して
最高に興奮した顔で
「下剋上ってご存じです?」と言い放つ。
あの顔最高に好き♪
上巻は、久見木が自分の恋愛観が可笑しいことを打ち明けたり
鮎川に女王様になるよう命令している人間がいることが分かったりと
けっこうなドキドキの展開で終わります♪
上下巻同時発売でよかった!!
社交的で知り合いが多く、更に見た目も良い久見木。つるむ友達も良い子そうなところを見る限り、彼自身も性格が良さそう。
そんな普段からは想像がつかない性癖が歪み具合を引き立てていました。
ひょんなことから始まった鮎川との関係。
きっと今までの女の子たちと同じように長続きしないだろうと久見木自身も思っていたんでしょう。
でもこれまでとは違う感情が芽生えている様子にこっちまでドキドキ。
それなのに、この恋には幾つ障害があるんだろう、という不安な終り方…。
下巻でどうなるのか、ちょっとコワさもあるけど楽しみに読みたいと思います。