守りたいのは何よりも大切な運命の君

溺れるオメガ

oboreru omega

溺れるオメガ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神22
  • 萌×220
  • 萌16
  • 中立14
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
10
得点
252
評価数
82
平均
3.4 / 5
神率
26.8%
著者
藤田カフェコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
価格
¥764(税抜)  
ISBN
9784866692210

あらすじ

ハイスペックなαのみが在籍するエリート進学校に入学した平凡αの広瀬一哉は転校生の御園侑を一目見た瞬間から意識の全てが奪われ、体が勝手に反応するようになる。
ある日の水泳部の練習中、具合の悪そうな様子を伺いに行くとそこには強烈な甘い匂いを放ち、自慰にふける御園の姿があった。
αであるはずの男から放たれる甘いフェロモンに驚く間もなく発情した美しくみだらなΩを前に、広瀬の理性は崩れていく…。
挿れたい、ナカにだしたい…本能のままに俺のモノにして孕ませたい。
抗えないフェロモンに惹かれ合う、運命の番の行く末はーー…?

表題作溺れるオメガ

広瀬一哉 α,平凡ゆえに劣等感を持つ
御園侑 Ω,転校生でαと偽る

同時収録作品溺れるオメガ

小豆沢 α,水泳部部長
御園侑 Ω,転校生でαと偽る

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数10

1人の夢が2人の夢に

雑談
YouTubeかなんかのBL紹介でこの作品を「アルファがどんどんかっこよくなって、アルファが可愛くなる」ってあって気になって買おうかまよってましたが、帯に「ねぇ、赤ちゃんつくろぉ…?」ってしかも初回封入ペーパー入り!金欠だけど買っちゃったね

ここからネタバレありの感想





御園が夢を語って広瀬の前からさり、広瀬が夢を叶えて会いに行くってベタなのかもしれないけど、2人がお互いのことを思ってなかったらありえないんだよね…再会シーン短かった分めちゃめちゃ妄想したね!甘々な続きが見たい!!!










1

気付けば壮大なスケール

しあわせなオメガバースは、いくらでも読めますね。

メダリストだった叔父に憧れて、水泳に道を進んできた侑。
叔父の母校であるαばかりの高校に転校してきたものの、同じクラスで水泳部の広瀬に、侑がΩであることがバレてしまって…。

という始まり。
広瀬が問答無用に良いです。
侑の匂いにだけ反応する自分の体と、侑の様子から「運命の番」を意識し始めるものの、侑の了解を得ないうちは噛まない。
さらにΩであることがバレたら退学になってしまう侑を守りまくる。
カッコいい。
αの中では力不足でカースト下位な広瀬が、守るべき者に出会って変わっていく姿が、まあ、とにかくカッコいいです。
バックハグ好きにはたまらんシーンがちょこちょこ出てきますよ。

侑も広瀬にだけ反応することに気付いているけれど、それよりも自分の夢!っていう感じで、この子のせいで拗れます。
いや、この子のおかげで話が進と言うべきか。
たしかに「αに負けたくない!」という一心で練習をしてきたのに、憎いαに守られるのは屈辱かもしれない。
だけどそのせいでトラブルが起きるのが、ぐぬぬ…ではあります。

ヒヤッとする場面はいくつかあって、まずは水泳部の部長。
そして2ダブのクラスメイト。
水泳部の部長は仕方ない流れだとしても、2ダブのクラスメイトが面倒くさいです。
結果的にしあわせなオメガバースではあるものの、この子が登場してしばらくはかなり荒んだ気持ちになるのでご注意を。
その上、何だか面倒な生徒会長も出て来ます。
この子、広瀬に認識すらされていないけど、キーパーソン。
物語の大きな転機をもたらすものの、その理由が「…え」って感じなので、何だかなあという感じでした。
まあ、感動的な展開のためには仕方ないのですが、何かもうちょっと、広瀬との絡みとかあったらスッキリしたのになあ。

何だかんだと切ないポイントがモリモリあるので萌えました。
ただ一個気になることがあって、番になっても妊娠できる期間はフェロモンがだだ漏れになる1000人に1人の体質だと分かった件。
あれ、解決してないんですよね。
その辺りはafter storyで回収されているのかな?
そこだけモヤっとするので、after storyで確認して来ます。

0

もったいない!!!!

1巻で終わりなんて・・・!

ざっくりストーリーは、アルファだらけの学校にアルファ感のある美人オメガちゃんが転校してきて発情しちゃって黒髪真面目くん(イケメン!)と番になる、というお話です。

基本強気な侑くんのヒート時のギャップがすごくて一瞬でヤラれます!バースとか関係なくあんなの目の前にしたら絶対むしゃぶりつきたくなるDARO!!!!大興奮

あれを目の前にして噛むの我慢できる広瀬くんはMAJI☆で聖人です_(:3 」∠)_

ラスト、二人が離れ離れになってから広瀬くんが金メダル取って迎えにきてくれるまでの時の流れが、、光の速度・・・!もったいない!ただ最高のハピエンです。おめでと!

個人的には、槙島?くんはもっとダークでいてくれても良かったな、と思います。当て馬?ではないけど、ヒールとしてはちょっと弱かったかな??(BLの一般的な悪役が悪すぎるだけな気もしますが)

0

お話がどんどん進みました

良かったんですけど、一冊にむりやりまとめちゃったのではと思うくらいキャラがたくさん
どれも個性的でキャラがたってるのに、いつのまにかフェードアウトした感じがあるかな

ストーリーは平凡なアルファが、オメガであることを隠して転校してきた子に惹かれていく話
ケンカップルというほどでもないし、最終は明らかにオメガ優位だったのに最後はハイスペになったアルファがかえってくる
なんともご都合主義な展開でした

それでも、絵がキレイでエッチな描写も多くてキャラクターしっかりしてて読みやすいお話でした

5

最後が駆け足

絵が綺麗で話もわかりやすく、読みやすかったです。
しかし最後が駆け足気味でもったいないなと思ってしまいました。それだったらあのヤクザの息子はいらなかったのでは…?生徒会長をもうちょっとじっくり描けばよかったのでは…?(生徒会長いきなり出てきた感が否めません)。サブキャラも魅力的なだけに、描ききれずに終わってしまったのはもったいなかったです。
話のスピード感のバランスは悪いかなと思いますが、設定・キャラ・絵はよかったです。

5

ツッコミどころは多いですが面白かった。

電子単話1話の受けのエロさに取り込まれ読んでいたんですが、
訳の解らないヤクザの息子の行動に読むのをやめてました。
コミックスになり、やはり結末が気なって電子購入しましたが、一気に読むと面白かったです。

最後が駆け足でこれまたエッと思いましたが、続きの連載が決まったようでどう展開するのか楽しみ。

オメガバースは難しいですよね…。
個人的には詳細な設定にこだわりがないので、どんなオメガバースも良いとこ取りで楽しめます。
この作品は、ツンデレ受けが発情すると甘えたになるところに萌えました。

オメガバース設定にかなりご都合主義な展開もありますが、運命の番二人の関係は好み。
様々な障害をクリアしながらも、番になったことでホルモンがダダ洩れになるという新しい設定。
しかも、学校にバレてしまい、広瀬に何も告げず姿を消してしまう御園。
二人で約束したオリンピックで金メダル…6年越しで実現した広瀬が御園の前に現れ再会する。

このオメガバースのテーマは運命の共有。
二人で一つの運命を強調する為に、体質で思うようにいかない御園の夢を広瀬が叶えたという感じ。
オメガ性の逆境に打ち勝ち幸せを勝ち取る話が多い中、
相手に託すという形は斬新というよりも、後進している感じはありますが嫌いではないです。

勝気なツンデレ御園が、自分を受け入れて相手に寄り掛かるのは、素直にカワイイと感じる。
再会してからの場面が少ないまま終わったので、消化不良でしたが、続きに期待します。

※シーモア:修正は白抜きですが、とろエロです。

1

ぶっこみ過ぎ!?いや、でも必要。。。

αのみが集まる学校の強豪水泳部に所属する冴えない広瀬と
転校してきた、水泳メダリストの親戚でΩの侑とのお話。

読みながらも、読み終わってからも思ったけど
ぶっこみ過ぎな感じがスゴイ。。。

αオンリーの高校に転校してきた侑に「匂い」を察知した広瀬。
今までうまく薬で抑えてこれたのに広瀬が近くに居たら発情してしまう侑。
勿論すぐに広瀬には侑がΩだとバレる。

そして出てくる水泳部部長。
勿論、フェロモンにあてられて侑を襲っちゃう!
けど、未遂で無事解決(?)
次に現れたのは、部長と同じ年だけど留年して広瀬&侑とクラスメイトの槙島。
ヤクザの息子で素行が悪い!
そんな槙島に侑がΩとバレて「おもちゃを見つけた」とまで言わせたのに
結局二人にそれほどの害はない。。。というかなんなら
その後は役に立つ(笑)
そしてラストに登場!生徒会長中田。
侑がΩなのに入学できた「不正入学」についてアレヤコレヤつついてくるが
気が付いたらいなくなってた…。

またきたか!!!
というくらいに怒涛の「波乱」が来るのに「さざ波」のように去っていく・・・。
でも、最終的な「試練」に繋がったのは中田だけど
カバー下とかも含めてそれをカバー出来たのは部長と槙島のおかげなので
「いらなかった」とは言い切れない微妙な存在(汗)

上下巻くらいの長丁場で描かれてたらちょうどいい展開だったかもですね?
私個人的には。

2

てんこもりもり

これでもかってくらいエピソードが盛り込まれて驚きの展開!よく1冊にまとまりましたね??いや、収まりましたね。

Ωであることを隠してたのが部長にバレてどうなる?からの部長良い人や~んって安心したところで、次々と表れる敵キャラに特異体質…トラブルのたびに気持ちが通じる!かと言えばそうでもない?

こんだけエピソード描けるのもすごいんですけど、また来た!また来た!!!侑…もっと身辺固めなよ!!って気持ちが強くなるばかり。

広瀬が侑を守るにはどうしたら良いか一生懸命、託された夢を実現したのはカッコよかった!!ので、この辺にページを割いて頂けたら…自分より相手を優先して奮闘するって1番胸アツなのに!!さら~と別れて、さくっと再開して…突然の別れにぐっちゃぐちゃにもがきまくる広瀬が見たかったな。

劇的なエピソードがてんこ盛りの割に重さがない分、軽く楽しめるかもしれません。

レビュー拝見するとカバー下に何か重要ポイントあるんですかね?電子はないから余計にん?って感じなのかも。

0

色々と疑問が残る作品でした。

舞台はアルファしか入学できない超エリート高校。3歳から続けている水泳の為に、性を偽って転校した御園侑(Ω)と、強豪水泳部の部員であり、御園とクラスメートである広瀬一也(α)との話です。紹介の順番が逆になってしまいましたが、α×Ωの話です。

水泳部の練習中、具合が悪くなった御園を心配して、広瀬がトイレまで様子を見に行くと、ヒートで強烈な匂いを発しながら、個室で自慰をする御園の姿が...。そこでいきなり御園に「ねぇ、赤ちゃんつくろぉ...♡」と言われ、Ωのフェロモンに当てられそうになった広瀬は挿入しそうに、御園の首を噛みそうになります。しかし、2人が中々戻ってこないことので、部長が声にかけに来るのですが、なんとかバレずにすんだ...という感じですね。

色々疑問が残りました。御園は正直αだったら誰でもよかったのでは?本作は運命の番の話ですが、その事も良く伝わらず...。設定が生きてない気がします。部長に声をかけられ、ピンチを乗り切った後は、ヒートの余韻は全くなく、さっきまでの汗やフェロモン、涙は全部どこにいったの?って感じです。私はここで一気に萎えてしまいました。

この後は、部長にΩだとバレて犯されそうになる、ヤクザの組長の息子である槙島に、絡まれ(フェラさせられたり、犯されそうになっ)る、広瀬と御園が、槙島に自分の前でセックスしろと脅される...。
盛りだくさんの展開です。正直ついていけません。

結局、槙島には部屋からは出て行ってもらったし、2人もセックスはしないんですけどね。
でもここでやっと御園が広瀬に好意を伝えます。
でもまだ番いません。

しかしここでまた、問題が...。生徒会長に、「この学校に身分を詐称して入学した者がいる」という告発書を出されてしまいます。この時点ではまだ、御園だということは公表されていません。
この時私は「ん?いきなり出てきましたけど、生徒会長?何故?」と思ってしまいました。結構大切なシーンのはずなのに...。

この後、まだ上記の問題は解決していませんが、初夜を迎えます。散々首を噛むという行為を引っ張ってきたくせに、肝心の描写が?って感じでした。私には2人が抱き合っているようにしか見えません。直接歯を立てるところを見たかった...。

そしてまたまた、問題が発生します...。
首を噛んでもらって番ったはずなのに、α全員に作用するフェロモンが止まりません。普通は番相手に対するフェロモンだけになるんですけどね。特異な体質らしいです。はい。これ意味あったのかな?

色々あって忙しい...。次は身分を偽っていたのが御園だと学校側にバレてしまい、御園は番である広瀬の立場を守るために自主退学します。自分はオリンピックで金メダルを取るという目標を諦め、広瀬に一方的に託して...。
番になったからには同じ夢を目指して欲しいんじゃないの?なんで広瀬に何も言わずに、大会も出ず、夢も諦めてるの?ツッコミどころが多すぎる。

この後は夢を託された広瀬が、本当にオリンピックで優勝して、6年ぶりに御園に会いにいく...迎えに行く。という感じで終了です。

正直読むの疲れました。問題が多すぎる。
とても1冊の中の話とは思えません。
そしてその、問題についてもよく分からない。
彼らは本当に運命の番だったのでしょうか。
絵は本当に綺麗なので勿体ないです。

長々とレビューすみませんでした。
これは私の意見ですので良いと思われる方は沢山いると思います。

7

ただ情欲に溺れてしまっているのかもしれなくて。

オメガバース設定も成熟してきて、新たな切り口で展開されるストーリーが多くある中で、なんとまぁ、前時代的なことか⁈ 逆に新鮮か⁈ と、思いながら読み進めてみたのですが、ちょっーとこれは頂けない、と思いました。

競泳メダリストの叔父に憧れて水泳をしていた御園は、そこそこの成績を残していたのに関わらず、その道に進む事を諦めなくてはならなかった。それは御園がΩだから。多量の抑制剤を服用しながら、αばかりの競泳名門校に偽って転入する御園。早速クラスメイトの広瀬にバレてしまう。
ヒートを起こした2人は無我夢中。御園はとてつもないただの淫乱と化す。
続きまして、水泳部の部長にバレる。襲われかける。しかし、部長は意外に良い人であったので、正気の時は大丈夫。ただ、ヒートを起こすと訳が分からなくなってしまうのだ。
御園を運命の番いだと信じて疑わない広瀬は御園を守ろうとするのだが、せっかくの好意を無駄にしようと危険な目に自ら遭いまくる御園…。御園、お前…。いい加減にしろよ‼︎
と、少々イラついてしまいました。
ヤクザの息子に嬲られる、生徒会長にバレる、など。散々です。
広瀬の好意にようやく気付いた御園は、晴れて番いになりますが、多くのオメガバースで、番いになれば、Ωのフェロモンは番いにしか効かないので、楽に暮らせる筈なのに。何故かそういうワケにもいかず。結果、せっかく入学出来た学校を追われて、退学せざるを得ない事になってしまう。
自分のメダリストの夢は諦めるけれど、その夢は広瀬に託すんですよね。えええ⁈
多くのオメガバースが、その運命に抗って強く生きて行くストーリーを描いているのに⁈
俺の夢はお前の夢、的な良い話風に帰結するんですけど。うーん。
もちろん、御園は競泳をしていた経験を活かした仕事に就くのですが。地方でひっそりと暮らしている。
退学したとしても、広瀬の側で支えて行くという手段は考えられなかったのかなぁ、とか。
何だかモヤモヤしてしまいました。
もしくは、メダリストになれなかったとしても、そんな事で選手生命を断ち切られて欲しく無かったです。
理性が飛ぶセックスは、ただ動物化して情欲に溺れて、淫乱になるっていうのも悲しかったです。
オメガバース初心者の人にはお勧め出来ないかもしれません。

0

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