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tengu no yometori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大天狗の伴侶にさせられてしまった人間・雪宥。
天狗の伴侶になったら人間から天狗へと少しずつ変わってしまい
人間の世界へも戻れなくなる・・・
なのに勝手に伴侶にしちゃうのはびっくりだけど
大天狗の剛籟坊が雪宥の事を好きで
雪宥の事をすごく大切にしているのは伝わって
剛籟坊の優しさにもキュンキュンしちゃいました。
まさにスパダリ♡
ただ、「雪宥の望む事」と「剛籟坊が雪宥を思ってする(言う)事」が
相容れなさ過ぎて、雪宥がどんなに言っても
剛籟坊には届かないのがもどかしかった。
しかも結局「天狗と人間」だから考え方が異なると雪宥が
納得(?)してしまうのがこれまた。。。
でも、剛籟坊の愛があるからこそのもどかしさなんですけどねー!
原作小説未読。
小説のコミカライズだという情報は知っていて購入しました。
人外好きなので、期待しました。
絵は好みだとはわかっているんですが、
アニメっぽい感じがしてあまり好みではなかったです。
色々な要素がつまっていました。
両親を亡くした主人公。天狗に守られる村。
天狗に備える花を育てる唯一の家の遺産相続人として
指名されますが莫大な遺産に目をつけるどうしようもない親戚。
うっかり域を超えて天狗に襲われそうになるところを攻めが助けに入ります。
ここまでは、あー、、、うんうん。と思って読んでいたのですが、
主人公をほかの天狗から守るために、ほかの天狗の前で主人公とHしたり、
閉じ込めたり、なんか攻めの表情が固いせいか、
何かを考えてやっている、っていうのがよくわからなかったんですよね。
受けの主人公も捨ててもいいくらい嫌な目にあってきた家に
戻りたいっていった理由も、そこまで深くはなかったというか。
そういうやりとりが結構激しめに言い争いをするので、読んでいて気持ちがつかれます。
怒りとか、興奮とかのシーンが多すぎていったん休憩しました。
最後はハピエンなのですが、
もう一度読み直そうとはしばらくは思わないです。
好みの問題ではありますが、主人公の感情起伏が激しめなお話は苦手です。
狐の婿入りっていう漫画の感じ方と似ていたので、
この作品が好きな方はお勧めです。
原作が大好きだったので購入しました。
だからどうしても小説と比べちゃうのですが、結論から言うと、小説の方が良かったです。
というのも、小説一冊をコミックス一冊で再現ってどうしても構成に無理があると思うんですよね。そういう意味でワクワク感とか、充足感とか、ちょっと物足りなかった、というのが素直な感想です。
原作のワクワクを期待してしまっていたので、少々辛口めに萌評価をつけさせてもらいました。
原作を読んだということもあって、文字情報がギリギリまで削られた漫画だと、作品に対しての印象は「あのシーンを映像に起こした」という捉え方に近くなってしまったみたいです。かと言って、吹き出しにもっと文字を増やしてくれたら…とかと思わないから、やっぱり漫画作品としての在り方はこれがベストだと思います。
だから、決して漫画が悪いとかいうことはありません!!
逆に、綺麗な絵で再度あの物語を楽しめたのはとても嬉しかったですし、えっちシーンなんかは、もう花丸可愛くて素晴らしかったし、初見の人にもお勧めできる作品ということは間違いないと思います。また、原作を読まれた方も、漫画だということをきちんと認識した上で読まれる分には楽しめるはずです!
改めて、原作小説も読み返そうと思います。漫画からこのシリーズに触れた方も、小説はより世界観を楽しめますので、ぜひ、手に取ってみてください!!
設定が込み入ってて、説明的過ぎるんだけど。作者は天狗の生態とその世界観について、細やかに設定していると思うので。まずそれも見どころ。
美しく成長した雪宥は、祖父の葬儀で里山を訪れる。祖父の遺言で、直系の男子 雪宥が家を継いでアマツユリを育てなければ、遺産は全て村に寄与されるという。10億と言われる遺産に目が眩んだ義父と母は 雪宥に無理矢理相続させようとするが、義父と再婚して子供を設けた母親はもはや雪宥に愛情は無い。寂しくなった雪宥は、裏山を彷徨っている内に天狗に襲われそうになり、それを救ったのは 大天狗、剛籟坊だった…。
まぁ、この剛籟坊がイケメンでスパダリなんですが、とにかくエロい‼︎
他の天狗に諦めさせる為と言えど、まさかの人前プレイ。恥ずか死にそうになる雪宥に術をかけ、動けなくして、声も(聞かせたく無いから)出せなくしての羞恥プレイ。
陵辱してからの、「お前の嫌がることはしない。」いやはや。
性交する事は、命に関わることと後には分かって来るのだが。エロ失くしては生きてはいけないと知って、そこに愛情はあるのかとクヨる雪宥。お約束展開。
剛籟坊の方は14年前から雪宥を愛おしく思っているのだ。
スパダリらしく、雪宥のピンチには必ず現れるという 安心感と強さ。
ちょっとくらい、いやだいぶ? エロくたって、好きにならずにはいられないだろうという事は分かる。
ヒトの1週間は天狗界の1年に相当するとあって。こっそり結界を抜けて、祖父の家を訪れた雪宥はビックリする。どういうわけか、たった4年で 祖父の家はボロボロになり、村は廃村になっている。
剛籟坊にライバル視メラメラの天佑坊の説明によれば、遙か昔、雪宥の祖先と古の天狗、法輪坊が交わした約束により山は護られて来たというが、アマツユリを枯らしたとは言え、雪宥は天狗の伴侶となったのに、何故山は荒れ果て護られていないのか? 剛籟坊と雪宥の恋にフォーカスしたいから省かれたとは思うけども、強欲な雪宥の両親はどうしたんだろう…? とか、雪宥が消えた後、10億もの遺産はどうなったんだろう? とか。ややモヤります。雪宥は、天狗の精を受け、人間でいうところの食事をせずに生きて行ける躰になったし、天狗として生きる事になって行くので、祖父の遺産なんか要らないというのは分かるんだけど。うーん。
何かと剛籟坊に楯突く天佑坊には天誅が下るけども、私としては、雪宥に寂しい思いをさせて来た強欲な両親にこそ天誅を食らわせて欲しかったよ。もしくは悔恨の上、和解。
攫われて嫁にされた様なものだが、愛し愛される仲になる。命を縛られる仲になるという、結構重たいモノを孕んでいるんだけど、絵が可愛くて綺麗なので、そのゾッとする設定は忘れてしまいそうになる。実はおどろおどろしい天狗の嫁取り物語。
剛籟坊の部下で雪宥の世話役の烏天狗、蒼赤が唯一可愛くて癒されます。
書き下ろしは「好き」を自覚して挙動不審になる雪宥のイチャあまショートストーリーを原作者の高尾理一先生による「天狗の恋煩い」。
描き下ろしはコミカライズ 春が野かおる先生による「天狗の伴侶」イチャあま青姦です。