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chinkami
『珍神』の2巻目。
ひっそりと連載されていましたが、コミックス化されて発売になると知った時は嬉しすぎて変な声が出ました。永井さんと言えば綺麗な絵柄にシュールなギャグを描かれる作家さま、のイメージですが、中でも『珍神』はその筆頭と言って良いでしょう。
今巻も面白かった…!
綺麗な絵柄でもって描かれるギャグの破壊力のすごさをひしひしと感じます。
神さまの国の高校に通う、便所神の便ちゃん、死神・ウッチー、貧乏神の貧ちゃんに疫病神のヤッくんの4人が、高校を卒業する、というシーンからスタート。
おお、高校卒業するのか!
と思いつつページを捲ると…、
初っ端から爆笑します。
卒業式の翌日は入学式。そして入学してくるのは、卒業したはずの4人。
だよね、神さまだもんね。
年は取らないよね。
と、妙に納得しつつ。
2巻では新キャラが登場します。
便ちゃんのお友達のティンティンくんとディヴィッド。
ティンティンくんは、名前から想像できるように男根の神さま。
そしてディヴィッドはウォシュレットの神さま。
もう、この設定だけで腹筋崩壊します。永井さん、よくこんな設定思いつくな…。超絶イケメンからの、この設定、そして(崩壊した)ビジュアルに驚きつつ、素直にこの世界観に入り込めるのはさすがというべきか。
『珍神』はコメディですし非BL作品でもあるのですが、ほんのり匂い系でもあります。
何者かに拉致られた貧ちゃんを救うべく福の神の福ちゃんが救出に行くとか、今ではすっかりやさぐれているヤッくんの意外な過去とか、これってBLだよね☆と思うエピソードも盛り込まれていて、1冊で何度もおいしい、そんな作品でした。
で。
カバー下の漫画も爆笑必至です。
これ、あえてこの絵柄で描いてるんだよね。きっと。儚げ美人のウッチーのビジュアルの崩壊がひどい(笑
さらに、ワンちゃんが…、ワンちゃんのビジュアルが、ド〇ーです(某魔法使い小説より)。
笑いと萌えのバランスが絶妙すぎて、1巻に引き続き最高過ぎる1冊でした。