セックスするよりはずかしいこと

sexsuru yori hazukashiikoto

セックスするよりはずかしいこと
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神88
  • 萌×2119
  • 萌30
  • 中立17
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
35
得点
1023
評価数
262
平均
4 / 5
神率
33.6%
著者
鯛野ニッケ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784801966413

あらすじ

人に騙されやすすぎる鴨鷹男で超がつくお人好しの晴良。
大病になった祖父の医療費の為に求職活動に勤しむ中、
公園で声をかけてきた不思議な雰囲気をもつ
青年・天から好条件バイトを紹介される。
――が、その内容は天とセックス(するフリをして)
生放送配信する、というとんでもない仕事だった!!!?


お人好しの爽やかイケメン×感情の乏しい美人アーティストの

フリだけどフリじゃない!? ナマ配信ラブ

表題作セックスするよりはずかしいこと

23歳・求職中
25歳・現代アートの作家

その他の収録作品

  • 描き下ろし 番外編

レビュー投稿数35

なんだか心がやわらかくなるようなお話でした。

こちらは絵がかわいくて好みだったのと、紹介文等から「エロいの読みたい!!!」となって購入にいたりました。←
作者さんもIQを100くらい下げて読んでくれ等おっしゃってたので、頭からっぽにして読む感じでいいかな~~と読み始めたのですが、、、

こんなに胸がきゅーっとなる素敵なお話だとは…!!( ; _ ; )
天くんの感性と生い立ちからくるどうしようもない寂しさとか、そこになんの計算もなく一緒にいてくれる晴良くんの優しさとか。
いや晴良はお人好しがすぎるアホの子なんですけど、そのやわらかーい価値観に天くんと一緒に救われたような気持ちになりました。

いくらアーカイブ残さないとしてもネット上にそんな動画流したらいろいろまずいからね???とか、普段はもっと気になっちゃうタイプなんですが(笑)、この作品は特には気にならなかったです。
カバー下でその辺盛大に突っ込んでくれたうえで漫画だからね!っていうのも好き(笑)
それでいて感情の動きはしっかり感じられた作品だったなと思います。

あと、晴良くんは普段と芝居時で別人みたいになるけど、ないものは表現できないと思ってるので、芝居で見せてる部分も確かに晴良くんなんだろな~と思うと萌えます…^^
動画配信のときに彼自身の感情が出てきたときの表情とか最高でした。

そして!えろもとても満足でした!(当初の目的)
かわいいよ~~~となりつつ、最後にセックスしたいとむずがる天くんに、幸福感で泣きそうになりました。読んでよかったな~。
描かれてないことも沢山あると思うのでそのあたりも気になります。また読めたら嬉しいです。

12

ネット配信は危ないぞ!★

作者買い。
ニッケさんなら買わねばなるまい!
こんなタイトルでも\(//∇//)\こんな表紙でも/(//∇//)/
そしてやはり後悔は全くなかったのであります!

今回も全く私の頭では想像できない展開に、
どうなるの?どうなるの⁈と思いつつ、
あれよあれよという間に読破。
相変わらず謎なキャラクターと意表を突いたストーリー、
なのにそこにはきちんと理由があって、
キャラクターの葛藤がある。
今回も主人公の天の解放が胸に来ます。

晴良君の抜け加減もいい塩梅で、
天とバランスが取れている感じです。

強いて言うなら、天の縛られ具合と、
そこから解放される過程をもう少しじっくり読みたかった!

それにしても、今回はえろど増し増しでどきどきvvv
とにかく天の表情がえろくて参りました!

でもえろだけに特化してないところが流石です。
……ということで、ちょっと贔屓目入りつつも、
評価はやっぱり「神」で!

8

読み終えた後に、ほんわか♪

【あらすじ】
受が恥ずかしがるような甘えろセックス配信する2人。
動画サイトでもだんだんと人気が出ていき、それに合わせて、2人の関係・動画を撮る理由を展開していきます。
【不向きかも】現実的なBLが好きな方・ご都合主義が苦手な方
【攻】流され・ワンコ・純粋
【受】下がり眉がセクシー・細い・肌が吸い付きそう・黒髪
【エロ度:100%】
エロい!エロいぞー!
もう受の顔がエロいぞー!エロシーンもてんこ盛りで、エロ読みたい人にはオススメぞー!
【感想】
エロと受の生き方を楽しめる作品でした!
エロシーンと通常パートがテンポ良く進みますが、受の気持ちや考えにスポットライトを当てたら、また違ったものになりそうな作品でした。
受が魅力的でした!その受の個性のせいで、周りが寛大すぎるようにも感じましたが、それでよかったと思います。
よかったな!攻くんに会えて!!
これからもトロトロに愛されろよ!
タイトルの「セックスするよりはずかしいこと」の恥ずかしい事は「番外編」にて、受の変化を感じつつ、美味しかったです。
【個人的に】
出来れば!話の流れ・キャラが本当に良くできていたので、前情報なしに、話に身を任せて下さい!!
きっと、ご満足頂けます!
現実的でない?は百も承知!「BLなので!」で、解決です♪

8

色々とツッコミどころ満載ww

今まで読んだ鯛野先生の作品の中で一番面白かったです。

セックスせずにエロ動画を撮って配信し金を稼ぐという、セフレとも言えない体の関係からスタートするのですが、ありがちにそこからすんなり恋愛に発展するわけではなく、二人とも芸術者気質の不思議ちゃん(晴良の方は役者ですが)なので、早く自分の気持ちに気づけよ!と読んでるこっちがついついツッコみたくなるゆるふわ感がなかなか斬新でよかったです。
あと、役者の晴良を好きすぎる劇団仲間の竹内さんや、義弟(天くん)のエチシーンに立ち会って相手の男(晴良)を真剣にスカウトしてるお義兄さんなど、脇を固める残念すぎるイケメン達もツッコミどころ満載で私的にはツボでした(笑)

6

性なる夜に

いや、その… もっとクリスマスらしい作品を探してたのですが、
結局DO☆スケベな方に目が惹かれましてね (^^;)

そして!ついに ”あの” 鯛野ニッケ先生の世界に突入!!
期待以上のエロさに圧倒されました!

今作を読む前に「IQを100下げて」という作者様からのお勧め―
確かに頭を空っぽにした方が色々と突っ込まずに済むんですけどw
そうしなくても十分に面白いと個人的に思いました!

BL歴がそこそこ長い自分でも恥ずかしくなるくらいエッチで大満足です♡
素晴らしいプレゼントをありがとうございました!

1

セックスよりも恥ずかしいと思って恥じらう姿が恥ずかしい!

ひっさしぶりの再読でとんでもなくたぎりました…!!

タイトル、表紙、物語の始まり、キャラの性格から間違いなくアホエロ可愛い作品かと思いきや想像以上に苦しいとか癒しとか寂しいとか恥ずかしいとかとにかく心が頻繁に動かされる作品です。

いやもちろんアホエロ可愛い要素はふんだんにあるんです!攻めの晴良が天性のお人よしでぱやぱやしてて能天気だし、天も一見冷静なように見えて世間知らずだしちょっと(いやかなり?)ズレてるしで2人揃ってあまりにも危なっかしい!しとにかくえっち!!

でもそれと同じくらい天がずっと抱えてた誰にも気づいてもらえなかった寂しいがすごく印象的でした。回想シーンでは思わず息を堪えて体に力が入ってしまった…でもその後の能天気晴良の夢や成功の基準話で、ほーっと力が抜けて、あーこの人の隣にいられたら精神的にとても優しい気持ちになれそうだなぁとじんわり暖かくなりました。

また途中途中出てくるタケさんや顕くんが2人の仲を脅かすかと思いきや協力的だったり本音を引き出してくれたりする関係を進展させてくれる存在だったのもとても推せました。

0

心を支配されるということ。

表紙やちるちるのインタビューを見る限り、ちょっとエッチな所謂「雌お兄さん」に翻弄されちゃう「攻め」のお話しかと思うよね。鯛野先生もご丁寧に『IQを100くらい下げて読んで頂きたい。』旨、扉に書かれており。最初はウッハウッハとアホの子全開な晴良くんの脳内お花畑風なテンションにニヤつきながら読み進めて行くのだが、そもそもの序盤で私たちは気付く。やはり鯛野先生は只者では無いと。

セックス動画の生配信をやるので、竿役(生々しいな!)をやって欲しいと誘われ、ド天然の晴良くんは、まんまとお役を勤める事になる。読み手側としては、天然お人好しの晴良くんのモジモジっぷりから初めての事態でのジタバタを想像するのだが、どうした事か⁈ スイッチが入った晴良くんは、謎に「イケメン攻め」に成りきり、逆にそのエロさで天さんを翻弄する。のみならず、その後お酒の入った晴良くんは、「本番のときはしないから…っ、練習で入れていい?」などとグリグリ自分のモノを擦り付ける堂々とした攻めっぷり。え⁈ なんで⁈ 実は、晴良くんは小劇団のそこそこ有能な役者さんだった…。などと、少しずつ少しずつ、明かされて行く二人の背景。
ああこれは。さすがというべきか。IQを下げるべきでは無い事が解ってくる。
そして。天さんの方にも。そんなトンデモな事をおっぱじめた理由が明かされて行く…。

作者の趣味とかなのかなぁ。私は「キスしてシュガーくん」をこよなく愛してるんだけど。
役者とか、アートとか。そういったものに触れる「感情」の行方をテーマに描きたいのかもしれないって、思ったり。とかく芸術家はある意味で変人で。孤独。
芸術家としては、「変人」に成りきれてはいない、自分のこと、自分の限界を理解しているかの様な天さんの、その寂しさと優しさ。自分ではどうにもならない心を支配して行くもの、が描かれていて。やっぱり頭をカラにして楽しめる作品なんかじゃ無かったじゃん‼︎っていう、ある意味嬉しい誤算と。

天さんが苦しんだ分、もたらされた愛情は大きくて。ほのぼのと温かい読後感でした。
ただ、天さんを人気アーティストに押し上げたお兄さんはそこに彼なりの愛情があったかもしれなくて。実利的な事しか与えてやれない人だったかもしれないけど、どうやら悪い人では無さそうなので。心での和解みたいなシーンは欲しかったです。アーティストを育てるという仕事も並大抵では無いと思うので、彼にも成長の軌跡を見たかったかも。
あとですねぇ、やっぱりそこは御都合主義で良いので、晴良くんも役者として成功する兆し、みたいなハッピー感は欲しい‼︎ 欲しかったです‼︎ 彼の無欲さは分かるんです! 分かるんですけどね‼︎
彼の様な役者を育てる事で、お兄さんも影響されるかもしれないじゃないですかぁあ‼︎
あとあと‼︎(いっぱいあります!)そもそも晴良くんが支払おうとしていたお祖父さんの治療費はやはり詐欺だったのか? 決めつけてますけど⁈ 晴良くんの親戚縁者も皆んな悪い人たちなの⁈ っていう、やるせなさ。劇団員の仲間やタケさんは、ちゃんと掛け値無しに晴良くんを好きで、良い人たちだと思うけど。タケさんがハラハラしてるのも分かる気がします。彼は当て馬じゃなくて、気の良いお兄ちゃんなんですよね。なので、皆んなに幸せになって欲しい。そんな風に願います。

エチは作者が「チャレンジした!」と言うだけあって、鯛野先生史上最高にエッチ♡ だと思います。
お漏らしとか、産卵(‼︎)とか特殊プレイは、私はそんなに癖(ヘキ)では無いので、『えええ⁈ チャレンジってこういう事⁈』って、ちょっとビビりました。そ、それはエロでは無くて『変態』の領域では⁈ っていう。絵が可愛いので下品で無いところが良いです。

11

倫理とか常識とかはさておいて

最初になってお気に入り作家さんとなった鯛野ニッケ先生の既刊。
タイトルと肌色立高しな表紙に尻込みしていたのですが、読んでみました。
作者さんの一言にIQを100下げて読むべしとあったので、できるだけアタマを空っぽにして挑む。
確かに普段は辻褄とか、常識とか、リアリティとかに引っ張られて作品を無なココロで楽しめないって事が多々あるので、このアドバイスは有り難いかもしれない。

結果、作品をとても楽しめました。
頭を空にして読み始めた時は、アホな絆され攻めと人に身体を見られたい性癖拗らせ受けの話か?エロくていいね〜くらいに考えてましたが、受けの天の自分に課してるルールは一体何なのか、何のための配信か、はたまた天の背負ってるものなどが分かり始めるとただのアホでエロな話では終わらせられなくなります。

晴良に「さみしい」を暴かれて色々な感情を引き出され、がんじがらめになってた殻を破られて解放される、救済の物語でしたね。

役者スイッチの入った、晴良の言葉責めもかなりエロくて良かったです。
放尿や産卵プレイなどもあり、なかなか攻めたエロ具合でした。

クセが強い当て馬(?)達にも注目です。
そして普段なら私が気になりそうな設定について、カバー裏で全て拾われててツボでしたw

5

読んでるこっちも恥ずかしくなっちゃう

面白かった! 今まで読んだ鯛野ニッケ先生の作品の中で、いちばんよかったです!

男の子同士、カメラの前でセックスをしてそれを配信する…という、実際にあったら腐女子が脳死で課金しちゃいそうなチャンネル開設のため、スカウトされた晴良。
受け役の天くんは立派な家にひとりで住んでるけど、部屋は散らかってるし、生活感もなくて謎めいてる。
そんな天を不審に思いながらも、たかられやすくカモにされやすい性格の晴良は、どうしてもお金が必要な状況になってしまい、お金目当てでセックス配信を承諾しちゃいます。

とは言え、実際にエッチをするわけではなく、あくまで「フリをするだけ」。晴良に求められたのは演技力。でも、そこは無問題でした。
見るからに朴訥でいいひとオーラ溢れてる晴良ですが、実は潰れてしまった劇団に所属していた元俳優さん。
スイッチが入ると痴漢モノAVっぽいのも、恋人同士のラブラブ演技もなんでもござれだったんです。

カメラの前ではふたりとも演技するだけ、エッチはしない。だけど、スイッチの入った晴良に天はドキドキして、本当に恥ずかしくなっちゃう。
晴良も、いつもミステリアスな天が、恥じらいながら見せる色っぽい姿にドキドキムラムラ。ある日酔った勢いで本当にセックスしよう、と押し倒してしまいますが、「セックスはしちゃだめ…」と天に拒絶されます。

そんなふたりに絡んでくるのが、晴良と同じ劇団にいたタケさんと、天くんの兄の顕さん。
タケさんは俳優としての晴良の大ファンで、ふたりのセックス配信を見て自らカメラマンを志願(そこまでのやりとりがなんだか笑えます! 本当に晴良に惚れ込んでる!)。
顕さんは、天くんの正体(本業や過去、孤独の理由)にがっつり関わっています。

セックス生配信がどうして本業のために必要だったのかは、感覚的すぎて、凡人の私には正直ピンと来ませんでした。が、本来「恥ずかしいこと」を「しちゃいけないこと」だとちゃんと認識しているちゃんとした人間が、「恥ずかしいことして気持ちよくなってしまう」シチュエーションには激しく萌えました!

そしてこのお話が素敵なのは、自分を追い詰めながら孤独とたたかってきた天くんが、「圧倒的光属性」と呼ばれる晴良くんにどんどん惹かれ、本当に抱かれたくなってしまうまでの気持ちが伝わってくるところ。

「しちゃだめ」だと言われていたセックスを、したいと言って泣く姿(可愛い!)には、こっちもウルウル…。そんな天を「うんうん、しようね」と優しく抱いてあげる晴良がすっごくよかった! 
見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうような、甘くってラブラブな初エッチで、もう大満足。ご馳走さまでした~。

配信中に致していた裸エプロン&おもらし、後日談の産卵プレイ、電子限定の手首拘束(と受けちゃんの天然煽り)などの特殊プレイもよかったです。鯛野先生は絵柄がキレイなので、エグさがまったくない! 
晴良は演技しなくてもちょっとSっぽくて、羞恥プレイで輝くなかなか良い攻め君だと思います。
なんども言いますが、恥ずかしがってる天くんが、めっちゃ可愛いかった!

4

入れてないけど、ドエロい

鯛野先生、体感予報に引き続き2作目です。

楽しく読んでいたのですが何となく違和感を覚えながらも読み進め、読了後はエロもギャグも良かったし、受けの天君も色っぽいし、救済されたし、これも面白かった~。
花丸!!
さて評価は…と、チルチルをポチったのですが冷静になって考えて攻めの晴良君は何も解決してないんですよね。
最初の500万も明らかに詐欺っぽいし、直ぐ募金する癖も治ってない。
光属性って得なんだかなんだか。
特に最後のリアルセックスは配信しなくても良いんじゃ無いかと思いました。
私の頭では意味を汲み取れなかった。
コメントも、そうそう、こんな流れになるよねーと妙にリアルで。

明るく書かれてますが二人とも重い物背負ってます。

ただ、こんな難しい題材ですが鯛野先生の技術と言うか料理法が上手なんですね!
だから楽しくて、話も普通に面白い。
すらすら読めちゃう。
エッチしてないけどエロい。
最後の方の泣き顔トロトロ天君の必死な「セックスしたいよー」→「うんうんしようね」は新しい性癖が開きました。
さすが鯛野煮付け先生です。
他の作品見てみます。

最後に、つなぎってパンツ履かないの?チャックが下まで有るのはそういう事!?お勉強になりました。

4

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