スパダリからす×天然ドジっ子の異種恋愛!

からすの課長さまっ!

karasu no kachousama

からすの課長さまっ!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×214
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
8
得点
85
評価数
24
平均
3.7 / 5
神率
16.7%
著者
チドリアシ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
シリーズ
からすの課長さまっ!
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784781617909

あらすじ

慮の事故に遭ったニトリは、
鳥が好きすぎるあまり鳥の天国「鳥黄泉市」に迷い込んでしまう。

そこで出会ったのは、からすの姿をした烏丸課長。
黒々としたクチバシに気高く艶やかな濡れ羽――。

一瞬で恋に落ちたニトリは「人間の天国に行け」と追い出されそうになるものの、
鳥への情熱を評価され課長のもとで働けることになり――! ?

表題作からすの課長さまっ!

太陽神を父に持つ鳥黄泉市、課長
享年24歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数8

鳥天国

このカバーイラストの、このカラス頭の、このカッコいいスーツ姿。
これに惹かれて、全く未知の新人さんの初コミックスだけど思わず購入。
とっても、ほっこりで、大当たりでした。

主人公は、人見知りで、人間より鳥の方が好きな斑鳩ニトリくん。
不慮の事故にあったけど、人の天国へ行かずに、鳥の天国「鳥黄泉市」に迷い込んでしまいます。
そこで出会った神様は、カラスの姿をした烏丸課長でした。
一目で恋に落ちたニトリ君は、人間なのに鳥の天国で働き始めます。

とにかく、ニトリ君のしゃべる関西弁(京言葉っぽい)がめっちゃかいらしい。
そんで、上目遣いでふるふるしてたら、烏丸課長かってほだされるやんか。
二人は種族の違いを超えて、割とあっさりと恋人同士になりますが、そこからなんやかんやと、、、。

烏丸課長は、スーツ姿も神様仕様の束帯姿も、とにかくかっこいいので、鳥頭系獣人好きの方にはお勧めです。
鳥天国の鳥たちもかわいかった。

5

鳥の小ネタがツボ。しかも色んな鳥がカワイイ~

世界観だけでなく、展開もおもしろい!
もっとじっくりと鳥天国を楽しみたかったです…ずっと小ネタでくすぐられている感じがスキ。
鳥あるあるやことわざ、種類が豊富な鳥を面白おかしくイジリ倒してます。
人型の鳥人だけでなく、鳥の姿のままや、お話できたり、鳴くだけだったりと多様なのも面白い。

一番ビックリなこと、チドリアシ先生が鳥を描くのがとにかくお上手なんです。
リアルな鳥、かっこいい鳥、そして一番心を掴まれた…かわいすぎる小鳥。
烏丸課長と同じく太陽神から生まれたヤタガラスが、メチャクチャかわいい!
ヒナのモフモフ感がリアル描写されていて、も~~~~たまりません><
しかも、かわいいのにちょっと憎たらしい性格が更にイイ…
個人的に「今年一番のカワイイ」に鷲づかみされてしまいました。

鳥フェチで人見知りの斑鳩ニトリが死んで迷子になり鳥天国へ…
入口で烏丸課長と出会い追い出されそうになりますが、一緒に働けることに。

人とは上手く関われなったニトリが、大好きな鳥相手にのびのび生活する中、
堅物でクールな烏丸課長にどんどん惹かれ、酔った勢いで迫るニトリが大騒ぎ…
目を離せないニトリに課長がほだされ、なんとか部下兼恋人見習いに昇格する。
鳥には強気なニトリが課長にグイグイいく姿にニヤニヤがとまらない。
そして、犬猿の仲であるフクロウ経理部長の策略がキッカケで、ニトリは烏丸課長と本当の恋人に。

一緒に事故で死んでいた同僚の関西人丹羽、
兄様の恋人にヤキモチを焼くヤタガラスと、人間界へ行ったニトリ。
二人は仮死状態で死んではいなかったことが分かり、そのまま自分の身体へ。
意識が戻った二人は天国の記憶をなくしていた…。

後悔したヤタガラスが活躍し、烏の神様に嫁入りするニトリ…
ドラマティックな展開で、作品の前半と後半では少しイメージが変わっているかも。
神々の祭りという雰囲気は見応えありで、画が丁寧で世界観はすばらしいですが、
個人的には前半のギャグよりなコミカルさを、最後までキープして欲しかったかな。

全編通して画の上手さが目を引きます。
コマ使いやカット割りの上手さやはもちろん、背景が美しい!
黒の見せ方がスゴイですね…色んなテクニックを駆使しているのが、素人目にもわかります。
烏丸課長が羽を広げている見開きページはカッコいいだけでなく美しい。

気になる鳥人とのH…初めはフフフな感じで、雰囲気見せで終わるのかと思っていたら、
後半はガッツリ人外Hで驚きました。

表紙の課長とニトリ、色んな鳥で満員電車の風景に笑いましたが、他にもありました。
団体ペンギンと乗り合わせた通勤電車、つり革と荷物棚に小鳥…ペンギンからニトリを守る課長です。
ずっとこの世界観にくすぐられてクスクスしていたいです。

電子特典ペーパー、烏の口の中大人は黒、子どもは赤のお話が好き。最後までヤタちゃんがカワイイ。
課長「私の大人の部分もっとみせてやろうか」…みたいな。

評価は神よりの萌2…後半のドラマ性が個人的には萌減りですが、本当に大当たりの作品でした。

※シーモア:修正は白抜き。鳥人の人外Hが楽しめます。

3

鳥好きな方にはたまらないと思います

「からすの旦那さまっ!」を購入してから続編だったと知り慌てて電子で購入しました。

そんなに鳥好きではありませんでしたが、これは可愛くてかなり萌えました。
ニトリが憎めなくて可愛いし、なんと言っても烏丸課長がカッコイイです。鳥頭とか気になりませんでした。

烏丸が課長を務める烏黄泉市のシステムも面白かったです。ニトリの仕事が可愛いくて羨ましくなりました。

八咫烏のヤタちゃんが生意気でやたらと可愛いんですが、ヤタちゃんがニトリと親友の丹羽を人間界に連れて行ってしまった事から大変な事になっていました。

烏丸課長の覚悟とニトリの課長を求める気持ちにウルっと来ます。
最後の決着のつけ方も良くて、とても満足でした。

エロも普通にありました。それほど不思議な感じもせずに良かったです。

0

“好き”がいっぱい詰まってそうな

元々が同人誌で出したお話ということで、すごく納得。とにかく鳥が“好き”って気持ちを詰め込んで描かれたんだろうなあって印象で、描き手の楽しさが伝わってきます。その分構成や設定はザルなところがありますが、気にせず笑って読めました。
主人公のニトリは極度の人見知りで鳥が大好き。間違って鳥の天国に来てしまったけど、そのまま居座り、神であるカラスの烏丸課長に恋をします。ネガティブなのに積極的に迫っていくギャップが面白いです。
課長はほだされ攻めかな。真っ黒カラスで表情が分かりにくくて怖いけど、怒ると鳥らしく頭の毛を逆立てます。ちょっと興奮したり驚いたり衝撃を受けたりしたときにもふわっと逆立ってて、その芸の細かさ?というか表現がとても好きでした。
ハピエン後、ニトリはしばらく通い妻になるっぽいです。生き返り、実家の問題など、逆に困難に陥ったところもありますが、その先の人生の幸せが約束されてるから良いのかな。ラスト1ページの羽付きニトリが可愛すぎて、心配も吹き飛ばしてくれそうです。
ただHシーンで嘴のトンガリが刺さると痛そうだな!?ってとこだけはハラハラしました笑。
お気に入りは子ガラス・ヤタちゃんの買い物シーン。小さな1コマだけなんですが、めちゃくちゃツボでした!

0

めずらしい烏の神様×人間カプ作品

数年前にプレイしていた某獣人BLアプリゲームの推し(烏の獣人)と烏丸課長の見た目が、あまりにそっくりで思わず購入しました。

鳥の獣人がメインカプの作品ってなかなか無いんですよね。
(正確に言うと烏丸課長は獣"人"では無く"神"なんですが、人型には変わりないのでレビュー中は獣人と書かせて下さい)

【物語のはじまり】
友人とのバイク事故で死んでしまった斑鳩ニトリ(受)。人間の天国に行くはずが、間違えて鳥の天国に辿り着いてしまう。(昔飼っていた文鳥に導かれた)

そこで出会ったのが烏丸(からすま)課長(攻)。黒々とした大きなクチバシ、他の鳥たちとは一味ちがう気高く艶やかな濡羽……彼はなんと、太陽神を父に持つ鳥の神様だった。無類の鳥好きであるニトリは、そんな彼に一目で心を奪われる。

烏丸はルールにのっとり、ニトリを人間の天国へ送ろうとするが、人見知りのニトリは「知らん人ばっかの天国より、大好きな鳥に囲まれたい!」と縋りつき、やれやれと観念した烏丸から、部下として働くならいてもいいと許しを得る。

こうして始まる鳥の天国でのもふもふお仕事ライフ。
果たして烏丸課長への恋の行方は……?

【ニトリについて】
受けのニトリ君は一言でいうと、かわいい系男子です。ちなみに関西弁(京都弁?)を話します。
絵柄的にどうみても学生にしか見えませんが、れっきとしたサラリーマンで、人間界ではあまり社交的ではなく友達も少ない様子。鳥好きが高じて鳥の天国界では、スキあらば鳥をもふもふしながら楽しく暮らしています。特に烏丸課長には大好きオーラ全開で、グイグイアプローチします。

【烏丸課長について】
烏の獣人の何がいいって、尖ったクチバシと逆三角形のシュッとした体のシルエットがカッコいいんですよね。スーツがめちゃくちゃ映えます。特に烏丸課長は鳥の神様なだけあって、落ち着いていて頼り甲斐があるスパダリイケ烏です。
仕事第一だったのがニトリと出会い、少しずつ絆されてニトリ第一になって行くのが尊い。

【鳥の天国のお仕事について】
烏丸課長のお仕事は『地上に生まれる鳥たちの魂の管理と育成』毎日生まれる鳥たちの魂を預かるお仕事で、主にデスクワークが多いようです。
会社全体は、色々部門分けされているみたいですけど、ニトリは主に『インコ類ペット課』の仕事をしています。
仕事内容は『鳥と飼い主との縁組の斡旋』や『セキセイインコの柄付け』など…これがまた絵面がすごくかわいいんです。鳥って一匹一匹柄が違うので、魂の段階の無地の鳥達に柄や色を選んで描いてあげます。
現代風のオフィスと、ファンシーな世界観が融合していて見ていて楽しいです。

【感想・好きポイント】
◆居酒屋で酔っ払ったニトリが烏丸課長のクチバシにキスをするシーンがかわいいぃ。クチバシ尖ってるので、ちょっと真ん中からずれて横の方とか鼻にキスする感じになるの、鳥獣人×人間カプの醍醐味だと思ってます。(ニトリからする、こういうキスのシーン正直もっと見たかったです)
あと、受けをお姫様抱っこしながら空飛んじゃったりするのも鳥の獣人ならではのかっこよさですよね。
猫吸いならぬ鳥吸いシーンもちょいちょいあって癒されます。(ニトリ曰く烏丸課長はお日様の匂いとの事)

◆烏丸課長の感情の表現が面白い。
鳥の獣人って犬科や猫科の獣人と比べてはっきり言って表情分かりづらいんですよ。(特に烏丸課長は真っ黒だし)
なので最初は無表情に見えてしまうかもしれませんが、読み進めて行くと、かっこいい時はキラキラ艶やかだったり、興奮すると羽毛や羽根がブワッてなったり、怒ってる時は眉間の皺やクチバシをカチカチさせたりして表現されてるので、不思議と表情豊かに見えて来て可愛いです。

◆あっさりした可愛らしい絵柄なのでエッチシーンにあまりどエロさは無いですが、毎回烏丸課長の羽根がぶるぶるバサバサしてたり、尖ったクチバシから覗く舌はエロいです。
小さい体で烏丸課長にしがみつくニトリが可愛いので体格差カプ好きにもおすすめ。
ただ、獣人物(リアル系)に耐性がない方が見ると、シュールなエッチシーンなんだろうな、とは思います。

(個人的には、せっかくの関西弁受けなのにエッチシーンで一言しか言ってくれなかったので、もっと関西弁言わせてほしかったなぁ…)

◆梟経理課長や、ニトリと同じく鳥の天国に迷い込んだ友人の丹羽くん(ヤンチャ系リーマン、実はちょっとニトリが好き)、八咫烏のヤタちゃん(ひよこサイズの烏)など、バラエティー豊かなキャラクターと関わりながら、育って行く烏丸課長とニトリの恋愛模様がとても微笑ましいです。
でも、ほのぼのだけではなくてホロリとさせるような場面も……人間界に行くエピソードがあるんですが、そこで重要な事実が判明します。

実はニトリの魂は天国に昇ったものの、肉体的には仮死状態で、完全に死んではいなかったんです。

この辺りの流れは、二人がどうなってしまうのか胸がザワザワしました。乗り越えた先に、ちゃんと救済処置があって、ニトリは人間界でも天寿を全うできるらしく、ほっとしました。よかった……

【書き下ろし番外編や、特典について】
◆書き下ろしはニトリを神様の仲間にする為に、他の神様にお披露目してからの、結婚式〜初夜のお話です。建物の雰囲気とか衣装が素敵。
初夜の儀の後、烏丸と眷属になった事でニトリの背中には小さな羽根が生え、晴れて神様(見習い)になります。
電子特典ペーパーは烏丸課長の口の中についての豆知識でした。(最後同じポーズで寝てるの可愛い)

【最後に】
鳥好きはもちろん、獣人物が好きで、犬科や猫科のタイプを読み尽くした方や飽きてしまった方などに、ぜひ読んでみて欲しい作品です。
続編の『からすの旦那さまっ!』は番になった二人の新婚生活に繋がって行きます。そちらもとっても可愛いのでぜひ。

0

エロ有りでした

新着レビューを眺めていて気になり電子も出ていたので読んでみました。

最近気付いたのですが、どうやら私は人間でも鳥でもトトロでもパーンと張った胸が好きみたいで笑
鳥人モノだと一般作ですが「トルソの僕ら」(の「ナプタム」という話 人型ではないけど)のモフモフ感は堪らないものがありました!!何でしょう包容力を感じるからかな〜思わず顔を埋めて頬ずりしたくなります。

今作のからすの課長もおっきくて頼りになる感じが良かった!ちょこまかと可愛いニトリくんとお似合いでした。
ストーリーはこのままほのぼので行くのかと思いきやの意外な展開に発展して、うんうん中々面白かったです。
そしてとにかく鳥が可愛い!あと小ネタも可愛い!インコの顔を絵付けしたり連絡ツールが伝書鳩だったり^ ^

*個人的にちょっと残念だった所
エロなしとあったのにエロが普通に沢山あった事。
購入前に確認した時、作品の情報修正中だったので「?」とは思ったけど深く考えずに単話の方で確認したらエロなしだったので読もうと思ったのですよね^_^
鳥人のモフモフ感は好きなんですけど行為は苦手。ただただほのぼのが読みたかったのです。(でも作品に罪はないので評価には関係ないです、ちるちるが悪い笑)
もう一つは表紙絵程中の課長の胸板の厚みを感じなかった事笑。けっこうそこが目的だったので物足りなかったかな〜。

2

鳥でした

思ってたよりも鳥感強くて、びっくりしました。鳥でした。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
結構話の展開が急なので、戸惑うことも多かったです。
とくに課長の気持ちがなんだかわかりずらいな~と思いました。

ニトリの同僚で、同じように鳥の天国に迷い込んだ丹羽という人物。
ビジュアルがめちゃくちゃニワトリで笑いました。その髪の毛をセットするのにどのくらい時間かかるのかな...とか全く別のことを考えてしまいました。

個人的にとても気になった鳥は、門番にいた2羽ですね。
門番にぴったりでかわいかったです。

行為も鳥の姿のまま描かれているのですが、キスシーンとか嘴刺さりそうだけど大丈夫かな?と心配になりました。

2

鳥に癒されました

交通事故に遭ったニトリがぼんやりした性格のせい(?)で、
人間の天国に行かず鳥の天国に行っちゃったお話。

昔飼っていた文鳥にふわふわ誘導されて行きついた鳥の天国で
人見知りだからこのままここに居たいとわがままを言って
烏丸課長の下で働くことに。


課長がカラスなのにめっちゃ紳士!!イケメン(笑)
体もがっつりカラスなのでエロはないかなぁと思ってたら
本番もあったー!びっくり!

死んだと思ってたニトリが実は意識不明状態だったと分かり
生き返った後、課長の事を忘れてしまってるのは切なかったぁぁぁ!


ニトリが仕事でインコの柄付けしてるのは可愛かった♬
鳥の天国だけあってとにかくニトリ以外は鳥!鳥!鳥!
先生の鳥愛がめちゃくちゃ詰まった一冊でしたね!

1

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