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tabun kitto ashita no nazuna ha
田中森先生といえば、、、不憫受け!!と言ってもいいぐらい可愛くて可哀想な受けくんをたくさん描かれていらっしゃいますが、こちらの作品はその中でも特に可哀想な境遇の子です。
ケモノのナズナは娼館で男達の慰みものになる毎日を送っていますが、何をするにもグズで折檻され、後数日でさっ処分される運命でした。そんな時にナズナを館に迎えてくれる新しい「旦那さま」が現れます。旦那さまに捨てられないように、娼館で耐えていたおちんちんの出し入れの時間を乗り越えようとしますが、、、!?
ケモノ、というだけあって少し頭が弱いナズナ。何をするにもてんでダメで、せめて夜だけでも…と頑張ろうとするのですが最初の1回きりでそれ以降は旦那さまは何もしてこないんですね。いよいよ愛想つかされたのか、と思いきや全部ぶっきらぼうで優しい旦那さまの愛だった…というお話です。
人間とケモノ、身分差という違いが二人をすれ違わせます。不器用な二人なのでなかなか焦れったくもありますが、弟や友人の後押しのおかげで本心にたどり着けてほっとしました。
ナズナの泣き顔…たまらなく可愛いです。
そして、えちえちなシーンはとても可愛くて最高でした♡♡電子白塗り
昭和初期くらいなのかな?
娼館がある時代。人間とケモノと動物のいる世界のようです。
身分違いの恋。身分が違いすぎて恋だと気付かない2人の話。
なずなが可哀想で、そして可愛い。
旦那様のためにいろいろ頑張ってる姿が本当に可愛かった。
旦那様はいつからなずなが好きだったんだろう。でもこういうのって、明らかに「あのとき」というより自然にいつの間にか、って感じですよね。一つ一つの積み重ねがいつの間にか大きな愛に変わってたんだろうな。
なずなが旦那様を好きだと自覚したあとのなずなの気持ちが伝わってきて、しんどかった。わかってくれない旦那様が憎く感じたくらい。
世間には認めて貰えない2人の愛だけど、ずっと静かに続けばいい。従兄弟の協力は得られるみたいだし。
旦那様の弟さんがどうなったのか気になります。これは続編ありですね。
せつなすぎる(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
神評価には、「萌がとまらない」とか「どちゃシコくてくるしい」とかいろいろ種類がありますが、こちらは「涙が止まらない(でもしっかりハピエン)」です。
作者買いで、「ケモミミとか趣味じゃないけど田中森せんせーのエロ本読みたい」というしょーもない動機で買ったんですが…!そんな心持ちで読む本ではなかったです!読んでる途中誰かにあったらこの涙をどう説明しよう??と悩むくらいにはボロッボロに泣きました!
ごしゅじんさまは、ナズナのことを大切にしてくれている。それは痛いほど伝わってくるけど、ほしいのはそれじゃない…切ない、なんて切ないの…全腐女子が泣くわ……ストーリーをガッツリ楽しんでいただきたいのでネタバレ無しとします。ぜひ読んでください。
ちなみに……ケモミミでよくある(?)なんかエロいし発情してるからめちゃくちゃセックスしてーみたいなことはこの本では起こりません。それだったら簡単だったのにな!でもそれだったらこんな切なうつくしい話にはならないか!