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tabun kitto ashita no nazuna ha
せつなすぎる(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
神評価には、「萌がとまらない」とか「どちゃシコくてくるしい」とかいろいろ種類がありますが、こちらは「涙が止まらない(でもしっかりハピエン)」です。
作者買いで、「ケモミミとか趣味じゃないけど田中森せんせーのエロ本読みたい」というしょーもない動機で買ったんですが…!そんな心持ちで読む本ではなかったです!読んでる途中誰かにあったらこの涙をどう説明しよう??と悩むくらいにはボロッボロに泣きました!
ごしゅじんさまは、ナズナのことを大切にしてくれている。それは痛いほど伝わってくるけど、ほしいのはそれじゃない…切ない、なんて切ないの…全腐女子が泣くわ……ストーリーをガッツリ楽しんでいただきたいのでネタバレ無しとします。ぜひ読んでください。
ちなみに……ケモミミでよくある(?)なんかエロいし発情してるからめちゃくちゃセックスしてーみたいなことはこの本では起こりません。それだったら簡単だったのにな!でもそれだったらこんな切なうつくしい話にはならないか!
昭和初期くらいなのかな?
娼館がある時代。人間とケモノと動物のいる世界のようです。
身分違いの恋。身分が違いすぎて恋だと気付かない2人の話。
なずなが可哀想で、そして可愛い。
旦那様のためにいろいろ頑張ってる姿が本当に可愛かった。
旦那様はいつからなずなが好きだったんだろう。でもこういうのって、明らかに「あのとき」というより自然にいつの間にか、って感じですよね。一つ一つの積み重ねがいつの間にか大きな愛に変わってたんだろうな。
なずなが旦那様を好きだと自覚したあとのなずなの気持ちが伝わってきて、しんどかった。わかってくれない旦那様が憎く感じたくらい。
世間には認めて貰えない2人の愛だけど、ずっと静かに続けばいい。従兄弟の協力は得られるみたいだし。
旦那様の弟さんがどうなったのか気になります。これは続編ありですね。