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全3巻のシリーズ、感動?のフィナーレです。
寸止めばかりだった主役二人ですが、やっと!やっと結ばれてホッとしました。もっと早く結ばれても良かったような気がするけどw
面白かったです。
ただ、このシリーズは、いままで読んできた今市子さんの作品のなかでは、そんなに好きなシリーズではありませんでした。
元嫁のためにあそこまで色々と尽力するっていうの、最後まで腑に落ちなかったんですよね。
赤字まみれの旅行会社、あんなに苦労して維持するよりも、潰したほうがいいやんと思ってしまった。
なにがなんでも倒産させてはならないもっと強い動機があれば、純粋に応援できたのになと。
それだけが残念です。
哀しげな風情の浅田ママ…強いなw
逆に最後まで好きになれなかった小百合ママ…なんか出る度にイラッとorz
ごめんなさいー。・゚・(ノД`)・゚・。
最初「連帯保証人」が何か分かっているのに務に背負わせた小百合さんに少々微妙な気持ちを抱いておりましたが回を追うごとに払拭されました( ̄ー ̄)bグッ!
「二人とも手に入らない男達だけど大好き」と思う場面が特に好きです。
オマケの刑務所で極妻風小百合ちゃん&愛猫のアリサちゃんの写真に悶える寺沢さん「うおーたまんねー、さわりてー、アリサー」は噴きますねw
刑務官はきっと猫じゃなく極妻風小百合ちゃんへの発言だと思ってるんだろうなwww
会社を辞め、社長との不倫関係を清算し、
浅田が川江&小百合の経営する借金まみれの旅行会社に就職。
じりじりと川江と浅田の距離が縮まっています……が!
やはりすんなり甘いムードにはなりません(笑)
浅田の淋しげな憂い美人な母と、そのご近所夫婦。
小百合のコンプレックスを刺激しまくる女友達。
浅田をからかって楽しむ、人の悪い川江の初めての男・猿並。
斜陽の旅行会社「楽園企画」は、
毎日微妙におかしな人達に取り囲まれて大騒ぎです。
2巻までは浅田と社長の関係に、川江がやきもきしていましたが。
今回は浅田の方が川江と猿並さんの関係に、もやもや・やきもき。
クールそうな顔をして、いざ恋人になると、浅田は甘いタイプのようです。
そこが可愛くて、また萌える!
描き下ろしの『楽園はどっちだ!』は、キャラ達の後日談。
「楽園はもう指先にふれている」と仰る川江×浅田は、あまあまで大満足。
そして私は物語の終盤に登場した川江父が好きでした。
あの人は何もかもを知っている。器の大きな人です。
最後まで楽しく読ませてくれました。
ちゃんとまとまったんで、ちょっと驚いた!
これぐらいの長さだと人にも勧めやすいかも。
今さんを読んだことのない人に、こんな作風って教えるのにいいかもしれません。特にオカルト系が苦手な人には。