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double lover
全部で2作品が収録されています。
表題作は97年発行のコミックスに、同時収録の「気持ちの行方」は98年に発行されたコミックスに収録されていたものだそうです。
表紙はこの単行本のために描き下ろされたものなんでしょうか、中身の絵は表紙の絵よりも少し古い感じがします。
2作品ともお話自体はちゃんと筋もあって頑張ってるなというのが感じられたんですが、特に表題作はツッコミをしたくなるような展開が時々見られたのが残念でした。
主人公の父親が仕事もせずに19歳の息子に探偵業を任せっきりとか、私でも「なんだか素人っぽいんですけど…」と感じられる調査方法とか…。
同時収録作品も年下執着攻めというのは私の結構好きな攻め様のタイプなんですが、余りに自分勝手で気持ちだけをぶつけてくるこの攻め様が、今回は何故か余り好きにはなれませんでした。
どちらの作品も「萌」を感じるまでにはいかなかったので、中立評価にしました。
主人公は父親の探偵事務所従業員、父の仕事を手伝って張り込みをしたり浮気調査をしたり、探偵っぽい事をしている。
ある日、仕事中に「よォ彼氏、ヒマだったらお茶でもどう?」とチャラ男がナンパしてきた。
主人公も、こんなモロ直球のナンパなんか初めてだと呆れる。それに仕事中だったので、無視して断わった。
すると逆キレした男は「けっ、もういいよバーカ、ブース」と、子供っぽい捨て台詞を残して去っていった。
そんな出会いだったけど……。
という、突然の恋的なストーリー。始まり方が突飛だったので、何故コレで恋に発展するんだとツッコミ所炸裂。
でもやまかみさんらしい、ほのぼのとした雰囲気の作品でした。名前とか、同じ顔とか、ちょっと混乱するネタがまたベタで良いね!