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Meteora
琥狗ハヤテ先生による非BL中華系獣人ファンタジー「メテオラ」の4巻目、「肆」です。
前3巻分は紙媒体で買っていたのですが、今巻は電子のみの配信。
残念ですが、電子だけでも読めて嬉しい。まだまだ長く続いてほしい。
さて、物語は先に進んで、林冲と智深、八咫烏の毛玉型のハッチがメテオラの聖域を探して旅する。
混沌が骸人を使って2人を襲うが、2人は強い!
この戦闘シーンの躍動感も素晴らしい。
そして遂に目的地に近づくが、そこは人喰い虎が現れる山で…
だが、その人喰い虎は実はトラのメテオラ。新たに仲間になれそうな好青年だったのだが、彼の家には病に倒れた彼の地味すぎる兄と、美しすぎる兄嫁がいて。
…そう、兄の病気には何か裏がある。
兄嫁の美しさへの違和感と智深に対する妙に性的なアプローチ。
少し幼いところのある林冲は何も気付かないが、智深は警戒感を深めて…
…という展開です。
今回の美しい表紙の人物が、新しいトラのメテオラ・武松(ぶしょう)です。
琥狗ハヤテ先生お得意の、中華風衣装の凝った装飾なども実に素晴らしい。
また、巻末には「ハヤテ式ちみ絵」によるカワイイ4コママンガが5本。
非BLなのですが、かすかに匂い系とも言える作品です。おすすめです。
(作品情報では記載はありませんが、私はRenta!さんで購入しました。)