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vampire kachou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
何がどう動くわけでもないけれど、日常の中にヴァンパイアの課長がいる…。
それをみんな受け入れて(なぜ)普通に接している。
切なくなるわけでもキュンキュンするわけでもないけれど、全部のキャラが立っていて、私は大好きな作品の一つです。
「先生、あのね!」のあとがきに書かれていたヴァンパイア課長。
その時の担当さんはやんわりNG出されたようですが、
単行本化まで実現したのですね。おめでとうございますヾ(*´∀`*)ノ
個人的にはあとがきにあった"武闘派の攻めがヴァンパイア課長を攻める…!"を期待してたので
この1冊を読んで、ああ、うーん、そう終わっちゃうかぁ…(゚▽゚;)というのが正直な感想。
ちょっと世話の焼ける上司と世話役に任命された部下の基本枠がベースになっている辺りは
「山田くんと田中課長」と通じるものがあって、そちらがお好きならハマるかと思います。
……はッ(゚Д゚)!!
(出版社違うけど)これは課長シリーズか…??←違う
あまりBL・BLしてないですが
一応目に見える♡のやじるしはひとつ出たので、これからに期待といったところ。
でも「この匂わせが最高なんだよー!」という萌えは散りばめられてそう?かな?
ただ私は!わかりやすいくらいの!BがLしてるのが!見たいんだーーーーー!!!!(叫)
というわけで評価はど真ん中の萌えで上げます。
キュンとなる場面もあったのですが、もう一歩踏み込んだ関係が欲しかったなーと。
続編確定しててガッツリ絡む関係になるよ!と明言してくれたら萌え×2なんだけどな。
BLじゃないとこから部下くんの意識がどう変わっていくのかが個人的萌えポイントだけに悔しい。
※エロなしですが帯には書いてあり、そして夏水さんのセオリーでいくと
部下攻め(大型犬)×上司受け(黒髪美人)かと思われます。その体でレビューします。
部下くんは元アイスホッケー部の選手。
しかし社長の気まぐれで廃部になり、社内をたらい回しにされ。
言外に退職への圧をかけられてる状況かな?と感じます;
そして社内最後の島流し場所と呼ばれる「経理二課」へ配属となり…。
そこにはまるで吸血鬼のような行動を取る課長と、
すべてをおおらかに受け止めて深く気にしない女性社員が2人。
課長の奇怪な行動が目に付き
最初はまた辞めさせようとした嫌がらせかと思った部下くん。
「俺は辞めねぇよ」「ざまぁみろ」
と課長の胸ぐら掴んで啖呵切ると
課長から返ってきた反応が思いも寄らぬものでーーーと始まります。
心は繊細乙女な課長がとっても可愛いです。
ふとした表情はミステリアスなクールビューティーさも纏うのですが、
猫が大好きで、福沢諭吉(お金の方じゃない)を敬愛してて、ホワッとします。
ほんのりとした淡い気持ちを部下くんに寄せても、
部下くんはまったく気付かずに踏み潰していく関係がw
打ち砕かれて拗ねてすぐロッカー(棺)にこもっちゃう課長にキュン(^///^)
そして拗ねモード入った課長の操作方法を覚えてく部下くんにニヨニヨです///
最初は課長が吸血鬼というのはホントか嘘か曖昧で、
不思議な能力を見せられても人間臭さが強くてちょっぴり信じられなくて。
だから課長の吸血鬼のお顔のギャップは印象的でした。
課長がなぜ血を吸うのをやめたのか。
詳しくは描かれてなかったけれど、悲しみのある理由があるんだろうなと…。
そう想像させるラストのシーンはグッときてとても良かったです。
吸血行為を止める部下くんから愛情を感じ取れたのもキュンときました(;///;)
また部下くんの体育会系らしい大雑把な感じが個人的にとても好き…!
これは正式な攻めに昇格したら、確実に受けセキュリティー大型番犬になるやつだ…!
(↑個人的大好きな萌え設定)
社長が狼男で、課長の回りをうろついて、部下くんを煽るのですが
狼男のオーラに負けない番犬オーラは最高でした(∩´///`∩)
長くなったので割愛しますが女性社員も良い味を出していて、
狼男以外にも「吸血鬼を狩る者」が現われたりと賑やかで面白かったです。
はーーーーー。
あともう一歩、BLするのが見たかった。゚(゚´Д`゚)゚。
これはこれで良い作品なので、続編が見たい。
絡みを。関係の変化を。続編で。
社内の島流し先で、地下にある経理二課に配属された角田。
課長は日焼け防止で全身覆って出社・トマトジュースとアセロラドリンクを飲み・ニンニクが苦手・ショックを受けた時は棺桶風にアレンジしたロッカーに篭る。。。
呆れた角田の「吸血鬼なんすか」に対して同僚の「そうだよーすぐわかるでしょー」に笑った。
っていうか、常にクスクス笑っちゃうレベルでみんなが可愛かった!!
ハートが超ナイーブな吸血鬼課長が特に可愛すぎましたね。
BL的展開は無かったけど、この二人はゆっくりじっくり角田の寿命内で少しずつ進展して欲しいな♡
って気持ちになっちゃいました(笑)
なんかね…不思議な話でした。
夏水りつ先生って、「山田くんと田中課長」しかり、何とも匂わせというか、寸止め?はぐらかし?あ〜この2人ここから進まないのぉ〜(ジレジレ)、みたいな空気感が上手いですよね。
本作も、日の差さない地下の経理ニ課の課長は日光アレルギーでトマトジュースばかりを飲む「吸血鬼」だ…という設定。
そんなバカな、と思いつつその真偽は明かされず、読者としては「コレはシュールなコメディなんだ」という認識で読むわけです。
何しろ「絵」が素晴らしいから、吸血鬼課長は色っぽくて受け臭半端ないし、強気な角田はまんま「オレ様攻め」的なルックスだし、途中で出てくる「社長」がまたイケてる。何度別れてもまたヨリを戻してしまう相手みたい。
なのに、何か起きそうで何も起きない。いやなんとなく匂うけどそういう風に進んでいかない。
吸血鬼だの狼男だのハンターだの、さて本当はどうなのよ?という気分もどうでもよくなってきた頃。
え〜〜っ⁉︎ホントだったの?
そしてBL展開来る⁈
…とそっちははぐらかされちゃった。
もっと「BL」が読みたいけど、夏水スタイルとしてコレでいいのかな、という気もしてる。
何しろ絵がいいですよ。課長のヴァンパイア感が最高。
"ミステリアス・リーマンコメディ"ってなんだよ!設定盛りすぎでしょ!と笑っていたら本当にミステリアス・リーマンコメディでした笑。
短いお話が沢山入っており四コマ漫画を読んでいるようなテンポの良さを感じます。
あらすじだけしか情報を入れずに読み始めたので、課長がヴァンパイアね、把握把握→あれ?人間なの?ファンタジーと見せかけたお話なのね~→やっぱヴァンパイアなんかーい!!!!と突っ込んでしまいました。
きっとその時から自分もこのめんどくさい課長にはまってしまったのでしょう笑。
欲を言えばもっとラブラブしてほしかったのですが、何しろミステリアス・リーマンコメディですから。
これくらいの距離感がいいのかもしれませんね。
角田くんは普通に男前だし課長もめんどくさいけど可愛いし魅力的なキャラクターばかりですが、何より原さんと矢野さん最強すぎでは!?
実は原さんも人外かと疑ったくらいいい性格してます。原さん個人的一番好きなキャラです。
BLとしては物足りないけれど、なんだかんだずっと手元に置いておくのだろうなと絶妙にいいところを突いてくる作品でした。
何度もトライしてやっと最後まで読みました。
ひたすら吸血鬼の振りをする課長と、やさぐれた社員角田。読んでくと…。
課長に懐かれ世話を焼き泣かせたり拗ねさせたりする角田。次第に課長に惹かれていったのかな?
やっと本物の吸血鬼だとわかり、かいがいしくお世話して。
土砂降りの日に街歩きを楽しむ課長、仔猫をほっておけない課長、諭吉を愛する課長、トマトジュースにこだわる課長。読んでくとだんだん可愛く思えてきます。
社長が狼男?秘書が狩る者?課長が課長でいるために課長を知る社員を移動させ、課長の名前と年も変えさせて。
謎ばかりなお話ですね。
この謎やどうしても変なのになぜだか読んじゃうところはヤマタナに通じるものがありますね。
作家さん買いしたのですが
エロが全くなくコメディ色が強く
BLはどこに行ってしまったのだろう?と思いました。
好きな方は好きなのだと思います。
夏目さんと課長の恋愛モノならすごく好きになってたと思います。
が、恋愛要素が薄すぎて私は不完全燃焼でした。
せめて両思いになってくれれば救いようがあったのですが…。
好きな作家さんなだけにすごく残念でした。
続編がもし出たのであればその前編として
好きになる可能性はありますが
現段階では読み返す機会は私の中でない作品です。
BLではないかなぁ、というのが読了後の感想でした。
でも、不思議とすっきりした気分になりました。
1話1話がみじかめで、テンポが良いからでしょうか。
あんなに人間離れしてそうな美しい課長を前にしても、なかなか靡かない角田くん、強いですね〜。
脈なしなんじゃないかなぁ、と個人的には思ってしまいました。
この先の進展は中々望むことが難しそうでした。
先生と課長との関係も気になるし、課長の本気も見てみたいので、続きがあったら読んでみたいです。