条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
これ、レビューしてなかったなあ。
実は何度も読んだし、何度読んでもなぜか楽しめる作品でした。
阿部さんなのでコミカルが入っているのですが、なぜかせつない作品。
バングルスというめちゃめちゃなバンドのギタリストに憧れる青年。実はバイト先の花屋の店長がその人だった。。
ギタリストとボーカルはお互い好きなのに意地を張ってつきあわないままケンカ別れしたきり。ボーカルは結婚して子供もいるが、今も体の関係だけはある。
そんな2人の間に入り込むすきはあるのか。。
ラストがいいですね。
キュンとするような恋愛じゃないけど、こういう愛の形もあるのかもしれない。
阿部あかね先生の描くストーリーは、本当に好きで面白い。
心のエグい所を、表面化させて〜絵柄とセリフにすると、こうなるのか!と、凡人の私には想像もつかないと、しみじみ思う。
読後の余韻が凄い。
愛から生まれる残酷さが、素晴らしいです。
ストーリーの展開に〜途中で、残りのページ確かめながら読んじゃった。
ジーと遥と志門。
これから、何度も読みそうだわ。
何気に、作中に出てくる〜CDのタイトルだったりが、クスッと笑えたりと小物使いにも目が離せない面白さがある。
発売当時に購入しときながらレビューにビビって積む→発掘&今頃読んだけど……(三年前!)
めちゃ萌えた。
阿部あかねさん作品はクズの登場率が高いけど、その中でもクズさは断トツだとは思う。
でも、同じクズでも「苦いのテーマ」は救いが感じられないので読み返せないけど(でも神評価)、「好き嫌いは言わないよ」は受けがクズいけど妙にキュンとさせられるところがあってたまに読み返してる私からすると、この作品もめっちゃ救いがあって好き。
登場人物達、みんながみんなくんずほぐれず……みたいな事になっちゃうんだけど、おクズの中にある純情っていうんでしょうか。
そこにホロリとさせられました。
その筆頭が、ジーさん。
超〜喰えない男なんだけどさ。
俺は単なるセックス要員と割り切ってるかのように見えて「俺の前に現れる度に心は踊っちゃう」とか、健気すぎて泣けるわ。
「昔はそれなりにあったのかもしれねぇが 忘れたよ」とか泣かせる。
ジーさんが端正なメガネってところが、ギャップ萌え。
いかにもクズい風貌だったら、萌えもなかっただろうなぁ。
そして志門。
主役っぽく登場しておきながら全編ほぼジーさん×遙の愛憎劇に巻き込まれた被害者っぽくてお気の毒なんだけど……。
最後がめちゃ好き。
荒削りな年下攻めパワーが全開で、超萌えた。
つべこべ言わずに俺に愛されてください!みたいな。
大人のエグさを否応なしに見せつけられ傷つくも、それをも乗り越えて強強になったとか、最高。
そしておっさん受けといったらジーさんに失礼だけど、ジーさんが受けになって最高。
ジーさん×遙は不毛すぎて、どこにも行き着けないじゃないですか。
そんな遙との長年の愛憎に疲れたアラフォーのジーさんだからこそ、志門の愛は届くんだと思うな。
なんか電子限定のやりとりもめっっちゃ萌えるんですよね。
志門がまだ発展途上の年下攻めって感じで、めんどいことを言ってベソベソするんだけど(めちゃ可愛い)、面倒くせぇと思いながらもちゃんと付き合ってあげてるジーさん。
それって愛ですよねって思います。
阿部あかね先生は2冊目です。
今回購入したのは作家さん買いというより音楽もの、だったからです。
大昔にバンギャではないですが洋楽追っかけをしていたくらい音楽が好きなので、その類のBLは大好物です。
しかしながらどの作品かは言いませんが読んでがっかりすることも多いんですが今回はハマりました。
表紙なんてもうめちゃくちゃカッコいい!
実を言うと自分もモラル欠如している人間なんでこうういうハチャメチャな内容なのも大好きです。
ホントいうと、遙とジーさんが腐れ縁ながらも実のところ長年のソウルメイトだったとか、主人公の年下ギタリストが憧れのジーさんの事をいわゆる愛し始めてきただとかも余計な設定とさえ思っています。
でもそうなるとリアル過ぎてBLにはならないんだろうなぁ、、、
1番のお気に入りは元ヴォーカル、今は2人の子供のパパである遙のアタマおかしい(褒めてる)ところです。
でもまあちょっと考えたらこんなヘンな股ユル男、どこにでもいますよね。
だからこそ?個人的にとても愛しくて大事なお話です。
主人公の股ユルユルなガールフレンドが登場するので昔のBLコミックなのかと思いきや2年位前の発行なので意外でした。
こういう女もリアルによくいます。
好き嫌いがはっきり分かれるわかりやすいコミックである事はここの評価を見なくてもわかります。
私は大好きです。
が、世の中はもっとクズ。
音楽業界界隈でなくても、です。
この漫画はリアル過ぎない幾分ロマンティックに味付けされて程よくスィートに仕上がっています。
特に最後、主人公の歌が売れてジーさんに再会しに行くだとか求愛しちゃうとかのくだり。
うーん、ないない。
でもこの辺りがないとBLにならないんでしょう。
ほんの少し更にハードなリアリティも欲しかった、欲を言えば、です。
思いつくまま、まとまりのない文章ですみません。
遥って、すごく普通の人に見えるんだけど、圭史のそばにいるときだけお股ユル男をやっているってことなのかな
志門に構ったのも圭史の好きなお股ユル男になって、圭史と志門にさせないようにしちゃったのかな
放し飼いとか思われちゃってるけど、何もかも手に入れて何も失ってなくて、すごく幸せ者と思った
繊細なラブソングを下ネタをベースに作っているんなら志門は売れるだろうな
繊細なラブソングを作って歌うやつほど、売れて不倫して離婚してまた結婚するんだと偏見を持っているので
売れまくって、流れてるのを遥耳にするようになって、そんで圭史も遥も懐かしい気持ちになっちゃったらいいのに
このお話、とても好き超面白い
何回も読むと思う
とても大好きな作品。
何度読み返しても志門とジーさんの関係に痺れます…!
幼い頃からの憧れの人って、自分の中で勝手に神と崇めてしまうことが誰しもあると思うんですが
志門にとってのジーさんはまさにソレで、突然目の前に現れた自分の中の神の理想と現実を知る、というその描写がすごく刺さってきました。
ジーさんと遥の歪んだ関係も普通ではないけどそこにあるモノはただの肉体関係だけではなく、絆や譲れない感情も確かにあるという複雑さ。
でもなんだかそういうのもひっくるめて、バンドマンらしくてすごく良いなと思いました。
そしてバンドマンとして成長した志門がまたジーさんのところに戻ってくる、という展開がまた最高でした。
個人的には遥とはすっぱり関係を切って、ふたりで幸せになって欲しいけど…
これは今後どうなったんでしょうね。
このお話の先までも想像して楽しめる作品だなと思います。
これはかなり面白かったです。
読み応えあり。
阿部あかね先生は「苦いのテーマ」で胸糞をくらってからは色気がある絵が好きなのに避けていたんだけど
またビターなものが読みたい怖いモノ見たさのような物があり総当たり戦って見たら
どうしでも読みたくなってしまいまして
どんな屑が出てくるかな〜っと竹書房の日で
読んでみた所こちらは大丈夫でした。
むしろ好きなやつで
長年愛し合ってるのにどうにもならない
拗らせまくりな
男と男に巻き込まれ事故の若い男の図が
苦いのテーマより全然よほど愉快?よくできていて面白かったです。
遥は屑じゃないよね。妻の事考えたら糞ですけど。。
男と男でもう仕方がないって
仕方がないって弱すぎるんだけど
ファンタジーじゃないBLが読めて
音楽との絡ませ方とかも秀逸で
すごくよかったですね。
圭史の所に史門が来て
私は一旦はハピエンだと思いました。
愛です。圭氏が一番色っぽいです。
確かに魔性の男でした。屑って魅力あるよね、、
Rentaで読みましたが
電子特典はなんか救いがあって?読後感を
良くしてくれました。
「I'm in love」も読んだけど
阿部先生は麗人が合う気がするので
もっと読みたいなと思いました。
爛れたバンド物って、美味しいよね。
子どもの頃に、初めて連れていかれたライブで見て、衝撃を受けてずっと憧れていた、解散してしまったインディーズバンド。
大人になって、偶然再会した、あこがれのギタリストは、花屋の店主になっていた。
最初は、圭史と遥の不毛な執着愛に巻き込まれたような志門だったが、やがて自分も圭史の虜になってしまいます。
この三人の関係が、汁気タップリのアホ程のエロ満載で展開するのですが、どこか切なく胸キュンに感じちゃうのは、やっぱりバンド物っていうフィルターがかかっているからなのでしょう。
いや~さすが。
阿部あかね先生のバンドマンの話が、キレてて最高でした。
子ども時代から志門が好きなバンド、バングース。ギターのジーから、ギターリフで天啓受けてしまった志門がおしっこチビるくらいにしびれた経験。
子どもの時の、衝撃的な出会いって、人も物も出来事も一生刻まれて残る。
どんなに、大人になってから憧れと違っていても、ジーと元バンドボーカルの遥とセックスしていても刻まれてしまった衝撃は消えないんですね。
きれいごとじゃなくて、ジーも遥もクズなんですが、互いにしかわからない繋がりが有って。そして、繋がりが互いに切れない。
いつまでも、青春とも言える過去から去れないんだなぁ~
現実を見ているようで、ジーと遥は結局はずっと青春の中で迷い混んでいるんだな、と感じました。
子ども時代からジーひとすじだった志門もそう。彼も、憧れと畏敬の対象だったジーから去れない。
圧巻なのは、遥に誘われた志門のセックス。それからの3P、志門の目の前でヤっちゃうジー遥です。
そして、志門とジーのセックス。
初めての志門とジーは、刹那ではあるんですよね。私は、このセックスはかなり納得しました。そりゃ、こうするしか志門が先に進む方法はないなぁ、と。
でも、成長した(売れた?)志門が、ジーを再訪してからの関係は違うよね~!
こちらは志門が、確信犯だな。もう、ジーが志門に絡め取られている。
どす黒さも、清らかさも乗り越えたら、ジーへの執着と愛情と、相反する破戒欲が残るのかな。
とはいえ、描き下ろしも含めてみるとジーと志門の間にはちゃんと愛情にも変わっているような気がしました。
なんと言うか、全く知らないギターリフが鳴りやまない気がした癖になる作品。
ちょっと酔っぱらってから、また読み直したい。
攻め受けのどちらかが、本命だった人を引きずりながら新たな関係を結ぶという展開が斬新で、リアルでいいなぁと感じました。その未練も受け入れた上で関係を持とうとする主人公も、大人びているというか歪んでいるというか。ただ、やっぱり私はどうしても本命同士だった圭史と遥の方が気になってしまう。
だって、バンド時代はお互い本音も晒せずセフレ状態で、解散後は片方が妻子持ちになるという乱れっぷり、気にならないわけがないですよね。この2人の光のない不毛な関係性もメインで読んでみたいなと思いました。そちらに比べると、私の中ではまだ志門×圭史の魅力が足らなかったんです。拗らせて足掻いて苦しむ大人達の薄暗い恋愛の方が気になってしまって。でも、青くて勢いで突っ走る攻めが好きだという方は十分楽しめると思います。