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niji hajimete arawaru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表紙の爽やかさが最高に好き♡
病弱で喘息の為、子供の頃遊ぶ仲間に入れて貰えなかったりとあり、
人付き合いが苦手で内向的になっていった実琴。
高校に入ってもクラスメイト達とも喋らないが、
喘息で苦しんでいるところを助けてくれた別クラスの紘太が、グイグイ絡んでくる。
人気者で明るい紘太に絡まれるのを初っ端は嫌がるが
紘太が、小さい頃妹を実琴に助けてもらった事があり
その縁で紘太や紘太の家族とも話すようになる。
内向的な実琴が紘太の影響で明るくなり友達もできるのが
読んでて爽やか男子高生ストーリーって感じでした♪
恋の進展がちょっと早急な感じもしましたが
紘太からすれば子供の頃からずっと探してきた相手に
やっと会えたので、こうグイグイ来る感じも納得かな。
でも、実琴の心情はもうちょっとゆっくり堪能したかったです♪
季節は晩春「雨の後に虹が出始める」頃
二十四節気や暦がタイトルになってると そこに出てくる花や服装が気になってしょうがなくなる めんどくさい性格 持ち合わせております
『にじ はじめて あらわる』なんて一発で読める気しないし
こちとら『虹』と『始』と『見』が変に脳内で癒着して瞬間『しじみ(蜆)?』ってなったし
子どもの頃から患う喘息に傷つけられるものがあるなら その世界を切り離してしまえばいい
自分から離れた世界 差し伸ばされた手にも素直になれない程 纏った殼は硬く厚い
これ 父の死から壊れはじめ 身体が弱いことを理由に縛りつける毒母が地味に気になるんだけど 発作を助けてくれた同級生と その母親と関われた事で帳消し
閉ざされた狭い世界に降り注ぐ暖かくやわらかい光
今まで見てきた暗い世界が一変して色鮮やかになる
気づけば今まで見えていなかったものが 避けてきたものが優しく見えてくる
いいッ!
ただ ちょっと急にガッツキ過ぎたのと 虹始見の行が唐突すぎて んんんんッ?と
まぁそこは 思春期特有の突発的な衝動と解釈して見ないフリ 見ないフリ
自分の事 他人との関わり 親との関係
紘太のキャラが若干ブレちゃったのと 1冊の中にいろんな事を詰め込み過ぎたおかげで最後が雑になった感は否めない とりま 青い春は多感だ って事でおさめましょう
でも 1こだけ言わせてもらえるなら
お前 そこで喘息おきねぇのかよ----------------------ッ!
ハァ(*゚∀゚)=3 スッキリしたww
他人と心を通わすことで選べた自分の未来
なりたい自分は 案外他人に作られていくものなのかもしれないね