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uso to kiss
水名瀬雅良先生の絵柄大好き。本当に綺麗です。
本作のテーマは「禁断愛」!
兄弟で恋に落ちる…2人は本当の兄弟?それとも血は繋がってない?
ガチか義理か、展開は錯綜してサスペンス的なものすら感じさせます。
主人公はハル、17才。夜もバイトしたいがために20才と偽っています。
子供の頃親の急な離婚で離れた兄の達也に会いたくて彼の友人の店にバイトで入るが、何も知らない達也(ゲイ)はハルを見染めてその晩お持ち帰りしてヤっちゃうわけです。
弟・遥を探していた達也は、ハルが遥と知って激しく動揺し……
ハルの母親は男関係が激しくて、ハルが誰の子なのかはっきりわからずという背景があって、達也とハルの関係がどうなるのか目が離せないのです。
結局どうなのかはネタバレしません。
ただ、達也はハルに黙ってDNA鑑定を実行します。
知らない方がいい事、知るべきな事、知っておいてほしい事、知らないふりをしたい事…
真実は一つだけど、物事は立場によって見え方も感じ方も変わる。
恋を知った達也の選んだ結論は一つの嘘をつき続ける事。
この一冊、かなり読み応えがありました。おすすめ!
まるごと一冊がひとつのストーリーでした。
よくあるお話と言ってしまえばそうとも言えそうなんですが・・
最後の最後だけは良くある結末・・・とはちょっと違っていて、
それが意外性があって面白かったです。
タイトルに使われている「嘘」は、ストーリーの中でたくさん出てきます。
途中途中にそれぞれがその時々につく「嘘」と
とても大きな1つの「嘘」と。
ストーリーとしては重くなりがちな内容なのでしょうが、
キャラクターのおかげか暗い印象もなく楽しめました。
兄×弟の話なんですが、色々複雑でして。
兄の達也はずっと弟のことを探していました。
ある日達也は行きつけのバーに行くと、そこでバイトしているハルという男に出会います。彼は20歳で名前を五十嵐ハルと名乗ります。ハルはピアノがうまく、達也はその姿に一目惚れし、ハルを誘います。またハルも達也のことを憧れていて、2人はすぐ恋人のような関係になりました。
ところが達也はハルが本当の弟だったと知ってしまいます。ハルの名前も本当は遥で年も17歳。それを知ってしまった達也はハルと距離を置きます。
でもですねー最後の最後でまた2人の関係がまた変わってくるんですねーあまり言うとネタバレすぎてしまうんで言いませんが(^_^;)
ハルの義理の兄・要もいい人でした。ハルと達也の関係にはあまり良く思ってはいませんが、やっぱりハルを思ういいお兄ちゃんだったと思います。
エチは萌えましたね(*´Д`)
最後、全部解決してラブラブな2人のエチが一番好きですw
ハルが自分で足をかかえて「きて…」って言ってるシーンが特に!エロイよハル!!笑
話の内容もちゃんとしていてよかったです♪
短編集ではなく1冊まるまる達也とハルの話ですしね(^_^)
兄弟モノです。兄×弟。お兄ちゃんの葛藤に胸がキュンとしました。
血の繋がらない元兄弟(親が再婚→離婚/弟は再婚後に生まれたが、父親は別の男性の可能性があったので離婚)だと思ったのに、DNA検査で本当の兄弟と判明。
弟から父親を奪う事になっても、恋人でいたいから、真実を弟に言わない兄。
そうか、この背徳感が兄弟萌えか。最初読んだ時は兄弟モノが苦手だったのであんまり楽しんで読めなかったけど目覚めてしまうと凄い楽しいですね!
絵が綺麗で好きで、作家さん買いした中の一冊です。
一冊全話分なので、読み応えがあって紆余曲折があって良かったです。
(嘘をつく心理=真実を隠す)のまさしくそれなので、兄ちゃんが、
エゴで嘘をついたんなら、いっそ、墓場まで持って行って、お願い。感がありました。
血縁あり~の、純愛あり~のですが、兄弟ものでも、家族で暮らしているとかからのスタートではないので、兄弟ものの食わず嫌いな私でもすんなり入れました。そうなんですよね~M字開脚にやられました。
幼い頃に離れ離れになってしまった兄弟の話し。
兄と弟は腹違いの兄弟としてしばらく育てられたあと、弟が他の男の子供ではないか。という疑問の上追い出されて離れ離れに~
弟はずっと探していて、やっと見つけた。しかし、兄はそのことを知らない。兄は自分と自分の母を嫌っていると想っているから話せない。
そしてそのまま兄と身体の関係を持ってしまって!?
という始まりですね。
「初めてか?」で刻々頷く弟君可愛いです。
それからしばらく身体の関係は続くわけですが、兄ももちろん弟を探してました。で、兄にも自分が抱いていたのが弟だとわかってしまうわけです。兄も兄なりに、弟は何も知らないで甘えてくれている。もしも自分が兄で、兄とSEXしていたと知ったらどう思うだろう・・・ということで言えないで居たんですね。
なので、あくまでも黙ったまま、一人でバイトを掛け持ち、ぼろアパートで暮らす弟君を自分の家に招きます。
まあ、弟だとわかってしまったわけなので、抱くというのも止めます。
ここでですね~~(ニヤニヤ)弟君は、何も知らないわけですよ。
急にSEXはしないなんていわれますと、モンモンじゃないですか?
だから・・・弟君からエロの誘惑が!!
馬乗りになって、火照った頬。ぬれた唇ではぁはぁされたら・・・・皆さんどうするよ!?
結局のところ、弟も知ってて、兄も知ってて・・・
ここの間に、実は弟は別の男の子かも~という話がありました。
「血が繋がってなかったんだ。よかった。これでSEXできるね」みたいなニュアンスの感じなんだけど・・・・・
兄弟だと思ってたならどっちでも同じじゃない??気持ち的には・・・なにがちがうんだろう・・。根本的に気持ち的にはかわらんと・・。
あ、でも、最後DNA鑑定というのをちゃっかり兄がやってまして、実の兄弟でした!!父つながりの。
ま、あれだよね。途中離れ離れだったわけだし。許してやろう。そうしよう。
さて、まあ・・・・ここまで結局わけの解らん感想ばっかりでしたね。ごめんしてください(笑)
なので、見所を1つ。
ハッピーエンド後の弟のご開帳は見ものですぜ☆
なんだろうね、自分で足をもっての大開。
キテキテかもーーん。のポーズは素敵です。超笑顔だしww
「きて・・」
なんか・・・これ・・・フツウにオジサンが言う言葉?
いいもん。乙女じゃないもん。腐れだもん(=3=気にしない。
エメラルドの瞳~~~ショコラ~♪♪♪
私、このお話は第一話がシリーズの中で一番好きなんですよね。
2話以降になると、徐々に攻めに対しての評価が多少下がってしまうので、評価を萌か萌x2にするか迷いましたが、リピート率が比較的高いのと、水名瀬雅良さんの作品の中では私の中では上位に位置しているので萌x2にしました。
2話以降、攻めに対する好き度が多少下がってしまうと言いましたが、ただ攻めのいい所が最後の最後にあると思うので、やはり私はこの攻めは好きです。受けは健気で可愛いので文句なく好きですが。
ネタバレになってしまうんですが、攻めがDNA鑑定で半分血の繋がった兄弟ということが分かっても受けにそれを告げないのは、攻めの受けに対する優しさもあるかなと思います。
告げることで受けが血の繋がりがあるということを知り、受けが葛藤するのを防ぐ意味もあるんじゃないかと自分で深読みしてるんですが、もしそうなら、この攻めは男前と言えるんじゃないかな、と。
もちろん、それで受けが自分から離れるかもしれない、という打算もあるんですが。
なので、やっぱりこの作品、好きですね。
『兄弟もの』なんですが、かなりややこしいんですよ。
達也(攻)とハル(受)は、親の離婚で長い間離れ離れになっていた兄弟なんですが、弟・ハルは、達也が兄であることを知った上で憧れていたんですね。ところが、達也はまったく気づかないままハルを誘い寝てしまうんです。
ハルは、自分たちが血のつながらない兄弟で、自分が父の実の子でなかったことが離婚の原因だと知っているんですが、達也は離婚のいきさつを知らされていないため、実の兄弟だと信じていて、ハルの正体を知って距離を置こうとします。
結局、達也は父に『ハルは自分の息子ではない(=達哉の弟でもない)』と聞かされて、『実の兄弟じゃなかったんだ』と2人の関係を仕切り直します。
実はここからもう一捻りあって、達哉はハルのDNA鑑定を行います。本編ラストでは、DNA鑑定の報告書を見た達哉の表情のみで、ハッキリ結果は提示されません。描き下ろしの『秘密』で、事実が明かされるんです。
私はこの終わり方は好きですね。余韻があってよかったと思います。
私は、『ガチ兄弟もの』はちょっと苦手なんですよ。絶対ダメ!ではないですが。ただ私の場合、血縁そのものよりも、生育環境の方が重いかな、と感じます。
つまり、『血がつながっててもずっと離れて暮らしてた』と『血縁関係はないけど、生まれてから(あるいはごく幼いころから)一緒に家族として暮らしていた』という2つのケースをあえて比較するとすれば、後者の方が抵抗あるかもしれない、ということなんですよ。ただ、どちらも耐えられないというほどではありません。
絵が違う〜と思っていたら、初出が2005年らしく。表現おかしいかもですが、劇画調⁈ 最近の水名瀬先生の美麗な絵柄とは大分違います。ですが、この仄暗いサスペンスタッチのストーリーにはピッタリしていて。独特の緊張感が生まれます。特にショックを受けている達也、思い悩む達也(そして、考え過ぎて疲れている様子。)のアップには鬼気迫るものが‼︎BL自体にも勿論多いのですが、水名瀬ワールドには血族や血の繋がりといった、テーマが度々出ていて、これもその一つです。
幼い頃、慈しんで愛していた弟のハルカと情欲のまま抱いてしまった(抱いちゃったよ‼︎)ハルは同一人物なのか…⁈
弟とは血の繋がりがあったのか…⁈
衝撃のラストまで、目が離せません‼︎
結構前に読んだまま本棚に眠っていたところを、掘り起こして再読。
誤解とすれ違いの話です。
突然消えた弟を探し続けている達也。
その目的は、自分の代わりに父親の跡を継がせるというものだった。
そんなとき、達也は行きつけのバーでピアノを弾くハルに出会って…。
達也の父親は結構大きな企業の社長らしく、後を継がせるために政略結婚をさせられそうになっています。
でも達也はゲイ。
というわけで「あ、弟に継がせよう!」と探しているわけですが、弟は弟でやっぱり兄を探していて。
お互いに探していた目的は違うし、出会ったタイミングも、正体を明かさなかったせいで生じたその後の流れも不可抗力ではあります。
弟と知らずにのめり込んだ達也と、兄と知っていながら受け入れたハル。
設定的には萌えそう。でも萌え切らない。
達也とハルの認識のズレや、それぞれに相手に感じている罪悪感の種類の違いなどをしっかり描いているものの、中盤で突然乱入してくるもうひとりの義兄が聖人すぎて。
ハルのどうしようもない母親の何番目かのお相手だった五十嵐とその息子・要が、離婚した今でもハルを気にかけてくれてるのは良い話なのですが、血が繋がらなくても「本当の兄」のようにハルを思っている人間が自分以外にもいる、という焦りを達也に感じさせるためだけに登場してきたような要兄さん。
このポジションって、実はハルのことをそういう意味で好きっていうオチがあるものですが、聖人・要兄さんにはそんなオチはありません。
ただハルに「帰れる場所」を提供し続ける善人。
「好きな人を選んだらもうどこにも戻れない!」という切なさを削られてしまったせいで、萌えを邪魔したような気がしてしまう。
さらに細かいことを言うと、社会的地位が達也の父親クラスの人間が妻と不義の子を追い出す場合、徹底的にやると思うんです。
結婚後に生まれているから、戸籍上ハルの父親は達也の父親なわけで、このおやじさんが「親子関係不在」の手続きをしないはずがない。
手続きをするには親子でないことを証明しなければならないわけで、DNA検査は必須じゃなかったかなあ。
ただ追い出しただけでは自分の死後に財産分与しなきゃいけなくなるのになあ。
と、重箱の隅をつついてしまう悪い癖が出てしまいました。
弟!→弟じゃなかった!→ラスト、というどんでん返しに次ぐどんでん返しが用意されているこちらの作品。
萌えポイントはあったのに、「兄」というキーワードに振り回された上に「理想的な兄」の登場で熱が薄まる残念さを拭いきれませんでした。