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ryu&doctor gaiden shishi no hatsukoi kancho no junan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
本編の最新刊まで読んでイマイチよく分からない部分があり、この外伝も必要に迫られて読みました。
宋一族のことは大体分かりましたが、メインカプが全く好みじゃなくて、ストーリーもイマイチ入り込めないというか…。
レ○プから始まるBLはいくらでもありますが、胸糞悪さが払拭しきれないというか。
受けが本当にまったくチラリとでも攻めに好意を持ってない状況での所業、第三者によるビデオ撮影、攻めの傲慢さ、受けが本気で死のうと思ってる…等、細かい要因の積み重ねで胸糞悪さが残ってしまうのかなと思います。
最後の方では攻めが恋心を吐露しますが、その程度で自殺を考えてた受けの気持ちが変わるのも理解しがたい。
ストーリー展開に重きを置きすぎて、恋愛要素が少し大雑把になっている気がします。
次巻ではもう少し2人に好感が持てるといいのですが。
細かい部分に突っ込みを入れてしまいますが、獅童が自分の容姿を自慢するときに「優性遺伝の賜だ。」というセリフがありますが、この表現はおかしいのでは。
優性遺伝は現れやすい遺伝であって、優れたという意味ではないのですが。
それ以外にも、蕎麦屋の夫婦が事故死して成り代わった宗一族の夫婦が、お得意さん達に気付かれず店の味を再現できたことや、本編でもそうですが背格好や体格や声色まで変えての見分けがつかない変装とか、実際には有り得ないですし。
本編のバケモノ京子のラスト辺りから多少現実味のない展開がありますが、それ以前がきちんと許容範囲内の物語だっただけに、都合よすぎる非現実的な設定が行き過ぎると萎えてしまうので、ほどほどにしてほしいかな…
電子で購入しましたが、電子特典では祐が将来的に起こるであろう抗争を考えて、清和に涼子を飾り物の二代目姐に据えるように話す場面が回想で出てきます。
祐は抗争が起こりうる組織の名前を挙げていきますが、国内外含めいくつかの組織の名前が挙がります。(今後これらの組織との抗争が書かれるのかな?)
実は氷川は毎日のように各方面から狙われて攻撃が仕掛けられているという事実。
自分の弱点を曝け出したまま不夜城の支配は無理、氷川が狙われる確率を下げるために涼子を眞鍋第三ビルに住まわせて、月一でいいから涼子の手料理を食うだけでいい、と。清和は当然拒否。
このままでは命をかけても姐さんを守れないと言う祐に対して、清和は「お前らの力を信じている」「何があっても守れ」と。
「…呪っていいか?」と言う祐に対して「呪うなら俺を呪え。女房は守れ」と言い放つ清和。
氷川がそんなに日常的に狙われてたとはびっくりです。眞鍋の構成員や諜報部隊の苦労は察するに余りあります。
祐は、眞鍋組がより強固なパイプを各方面に作るために、正道や、その他リキに夢中で役に立ちそうな人物を抱けとリキに命令します。
当然リキは拒否しますが、そこにサメが激務に耐えかねて職場放棄してジュリアスにいるという情報が入り、仕方なく祐が迎えに行きます。
サメは宗一族のダイアナに変装してジュリアスのオーナーにクダを巻いていますが、話の内容からするとすでにサメとダイアナとは体の関係がある模様。
(サメとダイアナの話は次巻に出てくるのかな?)
サメまで男の恋人ができるとは…。
リキを落とす可能性があるのは正道だと言うジュリアスのオーナーに対してサメは「絶対に無理だっ。虎と氷の人形が愛し合ったら俺はクソ坊ちゃんのチ○コを舐めてやるーっ」と全力で否定。
祐は、サメよりオーナーの目を信じると言って、サメと賭けをします。
もし虎と氷の人形が愛し合わなかったら、清和のチ○コを舐めるのは祐ということに…。
気付けばサメもリキもお相手は男。総ホモ化?個人的には総ホモ化は好きじゃないんですが…
これで祐のお相手も男だったら(裕也はまだ子供なので置いといて)、冗談抜きで眞鍋組は二代目組長に倣って男の嫁をもらうという事態になるかもしれませんね。
サメの溜まりに溜まった鬱憤は「龍の壮烈、Dr.の慈悲」の電子特典SSにも書かれています。
アニメイトにて、表紙のイラストに惹かれて購入。
表紙のイメージから、甘くハッピーエンドなストーリーだと思ったのですが…。
なるほど、あらすじの通り強引なシーンがいくつかあり、好みが分かれるのかなぁ…と。
でも、攻めの獅童は受けの寿明のことが本気で好きで、手に入れたくてしょうがない気持ちがあるので、上手く寿明に伝わればいいのになぁ。
しかし、作中の獅童の変装の技術はすごい。
まさか、蕎麦屋の店主にも化けて、声音まで変わるとは…。
警備員の桑田さんが美術館に入ろうとする常連の猫たちを阻止しようとするのは、実在するある美術館を思い出し、微笑ましくなってしまった。
猫好きには嬉しいシーンでした。
BLものとして楽しむと言うよりも、舞台に鬼怒川や美術館が出ること、鬼怒川の美術館のスタッフのキャラクターなど、個人的に好きなポイントが他の部分に多かった作品です。
今回、奈良先生ではないですがメインカプ以外のイラストはないので、これまで築かれたシリーズのイメージが崩れることはなかったのはちょっと安心しました。それとメインカプのビジュアルは結構好み。
もしかして、今回のメインカプが本編には登場してないオリジナルキャラだから、今回はレーター様違うのでしょうか。
傲岸不遜で尊大な九龍の大盗賊・宋一族若き総帥・獅童(攻)、年齢は特に記述はなかったような気がするのですが、おそらく20代前後?
美術館館長の緒方寿明(受)35歳可愛い系。
企画展目玉の絵画を九龍の大盗賊総帥・獅童にすり替えられ絶望している美術館館長の寿明、追い討ちをかけるようにさらに悪夢のような出来事が…と、最悪の出会いからスタートをきる二人。
可憐な容姿の寿明ですが、中身はなかなか頑固。
攻めの獅童はそんな寿明をやたらと「可愛い」と連呼していますが、可愛いだけじゃなく、そういう頑固で意志が強いところにも惹かれたのかなと。
とある秘密で寿明を脅迫しながら、なんとか寿明を強引に仲間に引き入れようとする獅童。
逃げる初恋相手を追いかける純情ろくでなし攻め獅童と、追われる頑固な寿明、続きが待ち遠しいです。
後半でシリーズの関係者が多少絡んできましたが、基本は独立した内容だったのであまり気にならなかったです。
本編のカプも好きですが、今回は正直こちらのカプにかなりハマってしまいました。