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kuchiduke wa uso no aji
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『くちづけは嘘の味』も5冊目になりました。
最初の頃は、受けが詐欺師、攻めがそのカモって、受けが圧倒的優位でイニシアチブを握っているこの話が大好きでした。
巻を重ねるごとに、冷酷だった和智は少年のように一途に槙尾を愛し、槙尾もカモだった和智を大切に想うようになる。
和智が危険な目に遭うくらいなら離れたほうがいい、そう思っても離れられないくらい槙尾にとっても和智は大きな存在になる。
槙尾優位から、お互いを大切に想い合う関係へ…
私にとっても「性癖ドンピシャで好き♪」から、「関係を築くのを見守ってきた大切な二人」になりました。
裏表紙に「槙尾、死す!」とある通り、5巻はシリーズいちシリアスで、二人が大好きな者にとってはキリキリするような展開です…
和智に向かって暴走車が突っ込んできた。
幸い、和智は難を逃れたけれど、ドラッグでラリってる運転手は金の為に和智を狙ったと自白。
和智に狙われる覚えはない、槙尾に関わることで狙われたとしか思えない。
槙尾は和智が心配で、ボディガードとして会社にやってくると、ビルに銃を撃ち込まれた。
さらに銃の照準が和智に合っていると聞かされた槙尾は言いなりになるしかない。
拉致られる前に、槙尾は和智に「しばらく留守にする」と言い残し、名前を呼んで欲しいとお願いする。
和智をカモにして、散々好き勝手してきた槙尾が、和智に名前を呼ばれただけで涙するなんて…
槙尾は今回のトラブルは、もう和智の元へは帰ってこれないかもしれない、和智に名前を呼ばれるのも最後だと覚悟を決めたんだと、読んでいて苦しくなりました。
槙尾を拉致暴行しているのは関西ヤクザ、かつて白洲と組んで大損害を与えた組織。
捕まえられたら無事でいられるわけがない…
そうして和智は白洲から槙尾が殺されたことを告げられる。
槙尾の荷物は少なくて、いつでも居なくなれるようにしていたことに和智は気づく。
そして、あんなに飽きっぽくて束縛を嫌う槙尾がこの家で暮らしていた意味…
和智は槙尾にどれだけ想われていたかにもやっと気づけた。
結果的に、槙尾は助け出され、杜江に背中を押されて、和智の元に戻ってきました。
この辺の展開はラッキーすぎる気もしますが、槙尾が和智の元に戻って来れることの方が大事!
槙尾の現れ方が三つ揃えスーツでバッチリ決めてプロポーズみたいでかっこいんだ♪
そして和智の独白…
槙尾は和智を守るために死ぬ覚悟を決めていたけれど、槙尾がいなくなったら和智も生きてる意味なんかない、槙尾は和智のためを思うなら、死ぬことじゃなくて一緒に生きてくことを考えないとダメなんだ!
これで二人は結婚したも同然♪と思ったのですが、、、
槙尾ですからね、しっかりはぐらかされます^^
シリーズいちシリアスな展開は読むのが辛い部分もありましたが、その辛さを乗り越えた二人、生死に関わるような愛を語っちゃってるから、もしかしてシリーズ完結なの?と疑いました。
あとがきによると、サガミワカ先生も「これが最後」と思って描いていたそうですが、編集さんから「まだ続きます」と言われたそうです。
この二人大好きなので、まだお話が続くのはうれしいです♪
5巻はシリアスすぎたので、次はコミカルにハッピーな二人が見たいなぁ。
長く続く作品は、読み手も思い入れが強くなっていくものです。
詐欺師でバーテンダーの槙尾。その槙尾にいいカモにされていた、冷酷若手実業家の和智の二人も、年月を経てずいぶん角が取れ、甘い言葉は無くともお互いを想い合っていることが、言動に現れてきました。
今回は、えっ?マジ?というまさかの展開。
槙尾死んだ?
槙尾死んだらこの話終わりじゃん!
と、ひとり叫びながら読みました。
最初から読んでいる方なら、笑えてしまうほど、この二人がどんなにラブラブになってしまったかわかると思います。
特に和智、ペアのマグカップを真剣に悩んで名前入れまてましてもらおうとするところなんか、読んでるこっちが恥ずかしくなります。
槙尾の方はそのキャラからか、多くは語らず
しかし、時々思い詰めたような表情で
和智のことを想う姿は、今までずっと二人を見守ってきた身としては、なんとも言えない気持ちにさせられました。
しかし、毎回Hシーンはエロいですね。
槙尾のあの色気はどこから来るんでしょうか。
普段の槙尾とのギャップが大きすぎて。
最初に比べ明らかに二人の間に愛のあるSEX になってますよね。
今回どう見てもこれで完結、というハピエンな終わりでしたが、まだ続くんですね。
楽しみです。
そして一巻からずっと出てきていたダンディーな加倉井さんのスピンオフも是非読んで欲しいです。
もちろん、槙尾と和智も出てきますし
ちょっと加倉井さんの見方が変わりますよ。
私は好きになりました。
5巻までありがとうございました。大好きなシーリズで、大好きなお二人です。
連載からずっと追っていて、単行本と雑誌の連載を対照的に読んでみれば、描き直したところもあっていて、さすが先生です!!!
連載時間が経つことによって、和智に対して槙尾の心奥に隠されている気持ちがますます感じてきて、和智は愛されているなーと思いました。特に、伊勢の話で和智が槙尾の「愛」に気づいたシーン、槙尾との出会いから色々な思い出を振り返っていて、読者側の私まで悲しくなってきてほんとに胸が締め付けられるような気持ちでした。和智の涙はいつも槙尾のためだということは和智自分でも自覚があるのか?と思っていますが、それも和智が槙尾にしか愛情が表れない証拠の一つではなかろうかと。やはり、冷酷な和智にとって槙尾はいつも特別だということですね!
描き下ろしはいつも楽しんで読ませていただきます。お二人にとって日常的なお話はとても珍しいかと思います。カップルのようなことをするのは和智の望むことでしょう。かわいいな〜和智。(槙尾はもちろん大好きですが、読めば読むほどなぜか和智推しになりました。和智ほんとにスパダリですね〜!)
これからの「くち嘘」も楽しみにします。6巻を待っています!
とうとうつけてしまった…。
「完結前のシリーズには神はつけません(ドヤァ)」と言った舌の根も乾かないうちに、しれっと「神」評価。
いや、もうこの巻はそれ以外にないでしょう。
というわけで5巻です。
6巻をやっと購入したので、読み直しがてら入れていなかった評価とレビューをしているのですが、何度読んでも初めて読んだときと同じくらいこころを揺さぶられます。
もはやこころがむち打ちになってるんじゃないかというくらい、グラングラン。
表紙からしてもうウエディングです。
こんなしあわせな表紙は最終巻のお決まりだと思っていましたが、まだ終わりじゃないんですよね。
和智が何者かに故意に命を狙われたことを知って、槙尾が動きます。
この2人の関係のいいところは、和智が狙われたことを槙尾に隠さないことですね。
槙尾は和智に隠し事ばかりだけど、和智はもはや常時全裸というくらい全部見せてる。一方通行に見えて、それが2人の形。初めてひとを信じると決めたからには全力で全裸。こういう和智の考え方、いいなと思います。
槙尾をさんざん食い物にした遠縁の叔父・五十嵐の登場、関東に出張って来ようとする関西の893の思惑巻き込まれて、槙尾が…。
しあわせすぎた4巻で、何度も槙尾が「死んだら…」とか「死んでも…」みたいなモノローグを入れていて、フラグ…、絶対フラグ…と思ってました。
フラグだった。
槙尾のつらい過去に共感して悲しむことも、槙尾の知らせを白洲から聞いたときも泣けなかった和智が、家に残った槙尾のシャツを握りしめて号泣するシーン…。
目がなくなるかと思いました。
その後の、シャーロックホームズの復活よろしく杜江のもとにいた槙尾が思い描いた「自分から解放された和智の今後の人生」のシーンも、涙で見えなくて何度も読み返さなければなりませんでした。
再会シーンの粋な演出も、和智の真っ直ぐな言葉も、全部泣きながら読みました。最終的に目が乾いて痛くなるほど泣きました。
再会後の和智の台詞は絶対読んでほしい!
確実に読んでください。お願いします。
最初は軽い駆け引きのつもりだったのに。
カモにしてちょっと遊べればいいかなっていうくらいだったのに。
槙尾にとって望んでも得られなかった「帰る場所」になった和智。
この感動を、ぜひ、ひとりでも多くの人に伝えたい!
表紙からもうお察しの通り実質、結婚です。
前回で槙尾が好きを自覚し、覚悟を決めましたが今回はそれの再確認。
危険が伴う自分に攻めを巻き込んでもいいものか試されるシーンがたくさんあります。
そして覚悟を決めたのは攻めも一緒。
毎巻、攻めが泣いちゃってる気がしますが…(笑)
受けがいないと生きていけないワンコ、おおいに可愛いじゃありませんか!
内容はというと「槙尾死す」と帯に書かれていただけに、またハードな展開かと思いきやアッサリ解決。
大きな事件という字だけの情報だけで、内容が描かれていないので事の壮大さが分かりません…。
また、受けが奮闘したという三ヶ月の空白も気になります。
でも逆にいえば裏社会に関わっていてもヒヤヒヤ感が少なく、重くもないので安心して読めます。
五巻の今作は個人的にゴールの雰囲気。
これから三巻ほど続くのですが、進展がないようだったらこのままかなぁという感じです。