最新レビュー一覧

未来で断罪してくる騎士のため、悪魔の侯爵と呼ばれた俺は人生を繰り返す 小説

青木なつき  兼守美行 

サクサク読める死に戻りループ

死に戻りもの?毎回騎士に殺され、子供時代から人生をやり直す主人公。ループものといっても、他のループ回は高速ダイジェストで、ほぼ最後の一回の人生のみ描かれている。なので同じシーンが繰り返されることもなく、サクサク読めた。

ルチアーノは何度も人生を繰り返して微妙に達観してるうえ、今度の人生では誰も殺さないと決めている。なのでタイトルにある“悪魔の侯爵”は過去のものだが、いきなり殺そうとしたり殺し…

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FLESH&BLOOD(8) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

ビセンテーーーー!!! ビセンテ推しにはたまらない「スペイン編」開幕

スペイン編、といってもまだスペインには辿りついていませんが;

1巻からずっとビセンテ大好きな自分にとっては、嬉しすぎるご褒美みたいな一冊でした・・

いや、ナイジェルをあんな目に遭わせたことは許せん!! なんですが、
ビセンテの海斗を思う心(兄心?)、なんとしても絶対に守り抜いてみせる、という覚悟が素晴らしくて。

あからさまに海斗に憎しみをぶつけられ、罵られ、侮蔑されても
「今…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

恋に落ちる様子が丁寧だった

人に害を与えない、ただ花を食べるのが好きな竜なのに「竜」というだけで悪者だと誤解され578年もの間生きたまま、地面に突き刺され自由を奪われていた。
なのにこの竜に悲壮感ないんです。文句言っても仕方がない。現在の状況下でなるべく楽しく生きている様子から性格よいのが分かり親しみやすかったです。
竜に刺さっていた剣を抜いたシルヴィエルの旅に自由になった竜が同行したいと言い出し、ついてきます。
ファ…

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おっさん刑事が乙女ゲーム最短クリアを目指す理由 小説

杏堂らるご  ワヰ 

面白かった

おじさん視点の物語がとても面白かったです。

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メロウレイン 完全版 下 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

祝♡ドラマ化2

本作は「ふったらどしゃぶり」シリーズ短編集の下巻です。

「ふったらどしゃぶり」のドラマ化記念にて
今まで刊行された番外編をまとめた2巻セットの下巻は
スピンオフ作「ナイトガーデン」のお話も収録されています。

記念刊行の上下巻発売ですし
竹美家先生の美麗イラストが対になってますし
セット購入する方が多いと思いますが
基本再録発刊なので「ナイトガーデン」がお好きな方は
下巻のみ…

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メロウレイン 完全版 上 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

祝♡ドラマ化

本作は「ふったらどしゃぶり」シリーズ短編集の上巻です。

「ふったらどしゃぶり」のドラマ化記念にて
既出の番外編を一気にまとめた2巻同時発売はスゴイです

本作の初出はフルール文庫でこちらで読んでいましたが
リメイクの新書館ディアプラス文庫が出てからも
結構立っているのですね。

完結したお話の番外編なので短いけど
現代リーマン者なので読者にも身近な日常で
2人が本当にそこに…

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事故つがいの夫が俺を離さない! 小説

カミヤルイ  さばるどろ 

事故からホンモノへ……マチガイから始まる真実の愛に感無量です!

最高に面白くて、最高にハラハラして、最高に切なくて、と。色んな意味で感情がヤバかったです。
甘さに浸りたい…けど、そうはさせてくれない。かと思ったらまた甘いシーンがきて、かと思った矢先にまた切ないシーンがきてと、アメとムチがエグい(笑)ですが、このアップダウンがこの作品を楽しむ醍醐味で、読者の心を激しく揺さぶるストーリー展開が素晴らしかったです。

チキンハートな私は、そんな展開にいちいち反…

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孤狼のSubは王に愛され跪く 小説

ゆなな  秋久テオ 

苦手でも読めるがっつりドムサブ!

ドムサブは本当に苦手なのですが高評価につられて読んでみました。

がっつりドムサブで屈辱的な命令もあるけど、一気読みでした!

すごい盛りだくさんでまさかそんな展開になるとは〜でした。すっごく読み応えがあり余韻に浸ってます。

孤独な情報屋なシンが養父の治療費のために危険な裏社会のボス、レオンからの依頼をはたして…。
なんでみんなそんなにシンを欲しがるんですかねえ。魅力的なのは充分わ…

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ままならない陰陽師 希代の天才と狐憑き 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

ままならないけどそれが恋

寺崎昴先生の文章はひっかかりがなくてお話のテンポも良くて、そこまで難解ではなく読みやすくて大好きです。
陰陽師って題材だけでも好きなのに、笠井あゆみ先生の表紙がこれまた秀逸!!
めっちゃくちゃかっこいいです!

良家次期当主として自分を律し真面目に潔癖に生きてきて、最初は鼻持ちならないところもあった龍明が、自由な天才千晴と出会い、少しずつ変わっていく様が愛おしかったです。
DTのふたりが…

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共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

大事なシーンで萌えきれず

上巻がすごく染みたので、めちゃくちゃ楽しみにしていた下巻。
うーんんん、ちょっと萌えきれず終わってしまいました。

「もう特別扱いしないで」と宣言し、ゼロとの距離ができたことで寂しくなる一紗。
交流が少なくなる中での他の男登場や一紗が綺麗になっていくことで、ゼロの嫉妬や独占欲が垣間見えてニヨニヨして読みました。

ところが、ゼロが警察に連れて行かれるという急展開。
なんとかなるだろう…

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