寺崎昴さんのレビュー一覧

「雪融けのオークショニア」コミコミ特典SS小冊子「レスト・イン・ピース」 グッズ

故人を想う

本編後日談で、父のことを思い出しながら誉也と過ごすお話でした。まあ受けのお父さんがトリガーみたいなもんだし、こういう話になるのは、うん納得という感じです。

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父の命日ということで墓参りをした攻め受け。まだ蟠りを感じているんだけど、誉也と話しているうちに、こんなものか・・と折り合いがつくようになって・・・といった感じのお話でした。

こういうお話を読むと、やっぱり一人より、心を通…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

応挙!

兼守先生おっかけで購入。お仕事話も面白かったし、恋心も好きな方だったので、萌よりですが萌2にしました。美術品話が良いのです♡お仕事話、美術品話が気になる方でしたらオススメです!本編230頁+後日談14頁+あとがき。(あー受けが攻め以外とも…なので、地雷な方はお気をつけください)

父が日本美術史界の権威だったため、幼い頃から日本美術のありとあらゆる知識を叩き込まれ、オークション会社に勤める瑞生…

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強面黒豹パパは三毛猫男子に初めての恋をする 小説

寺崎昴 

可愛いと思えて来ます

「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」から注目している作家さまです。

今回は亜人が人間(ノーマル)より幅を利かせている世界で大きな差別とかは無いのです。タイトルにある通り強面であることに加えて、黒豹は希少種だという事で厳しく躾けられてきた黒瀬は人付き合いが苦手なのです。

それ故にお見合いで結婚した妻には出ていかれ、一人息子の雅尾の子育てに行き詰まっていた時に三毛猫男子の環と出会うん…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

自立した受を救済するお話

日本美術のオークショニア(木槌をカンカン!と叩く人)瑞生と、貴重な作品を所持する老人の孫・誉也 

瑞生は、父から芸術についてを幼い頃厳しく教えられ、それがトラウマのようになり芸術から気持ちが遠ざかっていた。しかし、父の死がきっかけで芸術に対する審美眼と知識を武器にその道のプロとなったが、過去を思い出す度にトラウマが蘇っていた。情報屋の的場と寝る事と引き換えに得た情報の一つとして貴重な作品を持…

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強面黒豹パパは三毛猫男子に初めての恋をする 小説

寺崎昴 

貴方に会って知る初めての恋

今回はフリーランスのフランス語翻訳家と
料理教室の講師のお話です。 

妻に離婚され愛息を育てる攻様が
受様の料理教室を通じて愛を知り新たな家族をえるまで。

種の保存と進化のため人間と獣達が交わり
亜人が誕生してから数百年が経った現代では
亜人は人間とほぼ同等の生活を送っていますが

亜人は属性が近しい者同士でないと子ができにくく
大型肉食獣の亜人を頂点とする
動物的ヒエ…

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愛と呼ぶには好きすぎる 小説

寺崎昴  八千代ハル 

閉じられた世界ならこの展開もありですが

今回は捨て子の義弟と拾った義兄のお話です。 

受様が溺愛して育てた攻様が義弟から恋人になるまでと
恋人同士になってからの続編後日談を収録。

椿家は代々続く由緒ある家柄で
受様の父親は地元の大会社の経営者です。

忙しい両親は受様をお手伝いや家庭教師に任せ
受様は年より大人びた物言いの子に育ちます。

雨の降りしきる日、
受様は屋敷の外からか超えるか細い鳴き声を聞きつけ

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「愛と呼ぶには好きすぎる 」コミコミ特典SSペーパー「育ての親」 グッズ

時には注意も必要では?

本品は『愛と呼ぶには好きすぎる』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、禄之助の撮っていた写真についてのお話です。

清正は禄之助に中学の時から清正を盗撮していたと
打ち明けられますが

大好きな清正をいつでも見ていたいとこっそり撮影し
清正成分が足りない時に眺めていたと言われて
清正は満面の笑みで喜びます。

撮りためていた写真をアルバムにしたいと言われて
一…

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「愛と呼ぶには好きすぎる 」コミコミ特典SSペーパー「育ての親」 グッズ

タイトルの意味

タイトルが『育ての親』とのことで、
禄之助を育てたのは清正なので、そのお話なのかなぁって思ってたんです。
でも…違いましたね…。

清正は自分の十代の頃の写真を見て「やっぱり大きくなってるよな…」と言います。
「ん?俺の話?」と聞く禄之助に「違う、お前じゃなくて…その…」と歯切れの悪い返事をする清正。

清正の手元には半裸の清正の写真があり
それを見てすべてを理解する禄之助。
そ…

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「孤独な神竜は黒の癒し手を番に迎える」フェア店舗限定ペーパー「神竜は誰が為、人の為」 グッズ

誰かの為が自分のために

本品は『孤独な神竜は黒の癒し手を番に迎える』の
フェア店特典ペーパーです。

本編幕間、アクラキャビクの騒動から数日後のお話です。

バラウルがクロウを取り戻すために
アクラキャビクでひと暴れてしてから数日が経ちます。

クロウは少なくなってきた食材を眺めながら
しばらくはアクラキャビクに行けそうもないな
と対策を考えていると

バラウルはこともなげに
そろそろ買い出しに…

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孤独な神竜は黒の癒し手を番に迎える 小説

寺崎昴  ヤスヒロ 

竜と人間のDom/Subユニバース

今回はイオナド山の神竜と生贄に選ばれた青年のお話です。 

生贄であった受様が攻様の隣で幸せを掴むまでの本編と
攻視点での後日談を収録。

霊脈イオナドの麓のガルズ村は村人の多くが銀髪青眼で、
霊脈の恩恵により誰もが3才を過ぎれば
魔法が使えるようになります。

ところが受様は村人の両親から生まれるも
黒髪黒眼で3才になっても魔法が仕えず
村人から凶兆、呪われた子と呼ばれるの…

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