野白ぐりさんのレビュー一覧

それは春の終わりに コミック

野白ぐり 

春の朗らかは終わり、次はどうなる?

事前情報一切無しで読んで…。こちらは作者様のデビューコミックスとのこと。
絵柄は表紙よりもサラサラっとデッサン風?

主人公は、異動してきた若手リーマン・天川。
先輩社員の中原に、初めての苦しく心乱れる恋をする…
…というお話なんだけど。
天川ってゲイ設定ありました?ってくらい「男x男」の関係にスルリと入り込んでいく。
一方の中原はいわゆる「遊び人」。多分バイかしら?
わかりやすく…

0

偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

愛とは

ざっくり説明すると、不憫受けが愛と居場所を見つけるお話です。

王道ストーリーだけど陳腐に感じなかったのは、キャラクターがとっても魅力的だから。
リオンくん(受け)は不幸な境遇に負けず、自分にできることを探して努力する前向きな人です。応援したくなっちゃう。
大我さん(攻め)はぶっきらぼうだけど優しくて。リオンくんが大我さんに惚れた理由がよく分かります。
女性キャラもいい味を出してます。大…

0

雷々来世 コミック

野白ぐり 

No Title

運命よりは呪いのような、好きになるもならないもそもそも前世での忠誠だの親愛だのなんだの、いろんな感情をひっさげたままの今生で、いつかの感情を起点に再開している話。
前世では立場だなんだがしがらみになって叶わなかった未練たちを、同い年で自由な立場となった今生でひとつひとつ清算していく。いつかお互いの心残りはすべてなくなって、もしもまた生まれ変わることがあったとしても、今度はまっさらな状態から始まる…

0

雷々来世 コミック

野白ぐり 

新しい感じ!

タイトルが来世っていうくらいだから、
前世の記憶を持ってて今世で再会なんだろうなー、
とは思っていたのですが。
その混ざり具合いが絶妙!!
今世では17歳のふたり、学校生活を主軸に
前世の記憶が少しずつ織り交ぜられて
明かされていきます。
王子と護衛の絶対報われない恋、
レオが自国のために隣国の姫と結婚して
子作りをしなければならず、
ナナセがそれを見守るしかなかったのも
切…

0

雷々来世 コミック

野白ぐり 

でも幸せならOKです

元々転生系の話がそこまで得意ではなかったのですがこちらの作品は前世の二人の関係性も含め、現代の二人が近づいていく過程がしっかりと描かれており、嫌悪感なく読めたと思います!
物語が進むとともに記憶が戻っていき関係も変化していくところが良かったです!
前世の二人の立場の違いが本当にせつない…!読み進めてて胸が締め付けられたのですが紆余曲折あってのハピエンでめちゃめちゃ感動しました!現世ではこれから…

0

偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

偏屈な男による時たま発せられる萌え台詞が良き!

ストーカーであるとあることないこと言われ芸能事務所を追い出されて傷心だった時にひょんなことから大我に拾われる所から物語は始まります。

人に必要とされたい、愛されたい、そんな思いからいつもは良い子の振りをしてしまうリオン。
でも大我にはついつい反抗的な態度をとってしまう…第一印象が悪かったから?いやいや、めっちゃ意識してますやん!

そして一方の大我はというと偏屈、堅物といった言葉がしっ…

1

甘噛みのエビデンス コミック

野白ぐり 

あるあるな始まりで何しちゃってるの〜?

野白ぐり先生の作品なのに…。

絵が本当に素敵ですねえ。雰囲気があって。

お話が…。
摩訶不思議BLあるある?のオンパレードで。
森の同級生神田も絡んできたのでもうごめんなさいです、すみません。

トラウマ持ち美人小説家でポメを飼ってて、新編集者をポメと勘違いしたり、犬扱いしたり、キスしちゃったりあげくにエッチしちゃったり。
しちゃったりが多すぎて…。
そしてとても心配してく…

1

雷々来世 コミック

野白ぐり 

ハピエン後、雷央を家に呼ぶ度抱き潰しちゃう溺愛七星よ‥

ぐり先生の繊細で美しい絵は『金銀ささめくひみつは夜』もそうですが時代ものファンタジーがぴったり。なので絡みはあってもいやらしさがあまりなくて、そこがぐり先生らしくもあり、もうちょっと見たい‥と思うところでもあり。
生まれ変わる前は2人の立場も違えば雷央こと殿下は貧しい国の行く末を背負って婿入りし妃との間に子を授からなければならない立場にあって七星はそんな殿下を支える一臣下でしかなく結ばれる事はま…

1

金銀ささめくひみつは夜 コミック

野白ぐり 

ファンタジー苦手な人でもイケると思う。身分違いBL

野白さん著作は「くりかえしあいのおと」がもぉどちゃくそ良くて、でも「それは春の終わりに」と「月はみちかけケモノの恋」がびっくりするほど個人的に合わなかったので本作も読むのをためらいましたが、評判がめちゃくちゃ良かったので発売の4か月後に読破。
ちょうどXmas直前だったので、激エモでした…。

幼馴染同士で「受け家族に引き取られた寡黙な会計担当x御曹司」。
ファンタジー色はそこまで強くなく…

1

それは春の終わりに コミック

野白ぐり 

お子ちゃまほんわかっ子が開花する瞬間!

野白先生の他作を読んで、こちらも拝読しました。デビュー作がこちらだと知りびっくり!今の絵のタッチより少し拙さを感じますが、ほんわかした筆のタッチがお話にも合っていて素敵でした。

年下社員、春と先輩社員青嗣のお話です。
春はその名前の通りほんわか、誰にでも優しくて「いい人」と思われている子で、本人も誰とも分け隔てなく付き合うことができていると感じています。そんな彼が青嗣に「お子ちゃま」と言わ…

0
PAGE TOP