瀧本羊子さんのレビュー一覧

深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

深窓の瞳

瀧本先生初読みです。
清水の多くて長いまつ毛の描き込み、大きな黒目が何かを見ているようで見ていない…そんな姿を一目見て土屋が清水の本質を掴み、読者が「深窓」ってこのことなのねとわかる表現がおもしろかったです。
そして次第に「深窓」の真相がわかってくる。
恋人を失ってもう誰とも深く関わらない、独りで終わりを待つと決めてしまっている精神的引きこもりが「深窓」のようである。それが瞳に表れている。と…

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深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

大好きです!ネタバレなしで読んで読んで欲しい

一切のネタバレなしでレビューも見ずに読んで下さい。本当に感動しました。そういうことか…とそれまでのセリフを思いだし涙が滲みます。お互いを思いやるカップルになるんだろうな。清水さんの苦悩を思うと涙。絵と世界観が凄くマッチしていると思う。本当に大好きな作品です。読み終わって胸に来てすっと考えてしまう。瀧本先生、本当に素敵な作品をありがとうございます。

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なめらかなせいかつ vol.1 おしえて僕の神様 番外編 コミック

瀧本羊子 

”元神様”視点の後日譚

「おしえて僕の神様」の番外編同人誌のこちら。

本編は”神様”に恋した攻め・慧視点でしたが、番外編は受けの真心(まこ)視点です。

まず、本編では見られなかった二人のあまあまエッチが眼…福…!✨
いつの間にか安アパートで同居してるのにも萌えました。

慧との生活で幸福を感じるたび、自分がその幸福にふさわしいのか不安になってしまう真心。

家のお風呂で不安が爆発してしまった時、そん…

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おしえて僕の神様 コミック

瀧本羊子 

恋した相手は”神様”!

瀧本羊子先生の新刊「深窓のこいびと」がとても好きだったので、既刊も読みたい!と思って手に取ったこちら。

評価が高いのも納得…!高校の同級生同士のラブストーリーなんですが、いわゆる”アオハルもの”とは一味違う。

ふとしたきっかけで友人同士となった慧(攻め)と真心(まこ・受け)。
誰にでも優しい真心には、いつも熱狂的で変な信者とも呼べるファンがまとわりついていて、そんな彼に切ない恋をして…

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深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

じんわり

十年前に出て行った恋人の消息を調べることもなく、ただ彼を待ち続ける清水さんは生きながら朽ちていこうとしている。
誰とも深くかかわらない。その時だけをふらりと生きている。

そんな清水さんに一目ぼれした元気すぎる土屋くんの距離の取り方が良くも悪くも清水さんを揺さぶり
終始ただきれいな顔をしていた清水さんの最後の泣き顔が切なかった、今まで6年間つらかったよね。

感情に蓋をして見ないふりを…

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なめるとにがい恋の味 コミック

瀧本羊子 

頑張る受け君の健気さが光る

瀧本先生の新刊「深窓のこいびと」がとても好きで、既刊も読んでみたいな〜と重追い手に取ったこちら。

jgardenで配布された同人誌とのことで約40Pの漫画なんですが、やっぱり瀧本先生らしい感性の光る作品で、すごく良かったです・:*+.

表紙には思いっきり女装姿が載っていますが、女装趣味の子の話ではなく。

主人公は大学生の春希。
サークルの新歓で気まずい思いをしたところを同級生の…

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深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

今回の作品も感動の名作!

今作も深く考えさせられる名作でした。
前作『おしえて僕の神様』に感動し、瀧本先生の作品は全て読みたいと思い、今作も購入。
今作は、長く付き合って深い信頼関係を築いていた恋人との別れの理由がはっきりとしないまま生きている受けの清水さんの描き方が素晴らしいと思いました。
私自身、十数年前に信頼していた恋人と辛い別れ方をして、次の恋へ踏み出すのに時間がかかったという体験があるから清水さんに共感でき…

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深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

その窓を開いて

ふたりの出会いを表す言葉たちがすごく美しくて、詩的な表現に冒頭から心を奪われてしまいました。
その語りを見ているだけで土屋にとってどれだけ印象的な出会いだったのかがすごくよく伝わってきて。
でも清水にとってはどうだったのか?という部分を、彼のことを少しずつ知りながら探っていくような展開でした。

初対面の時点で清水には"少し陰がある"と見抜いていた土屋だけど、陰がある理…

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深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

食べることは生きること ってな

んんん はじめましての作家さまだったんですが読みやすかったです
ただ ヒネクレ者のあたしが読んじゃいけないお話だったのかな?と

このネタバレ禁止区域で出すネタが思いつかないのでいきなりネタバレしちゃいますが
こういう 物憂げな美人が出てくるお話は読んじゃダメなんでしょうね あたしったら
なのにあらすじもなにも確認せずタイトルだけで買うから モォ


「いってきます」の言葉を最…

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深窓のこいびと コミック

瀧本羊子 

懸命に寄り添おうとするワンコ攻めの頑張りが沁みる…

こちら、何気なく手に取った作品だったんですが思いがけず深く深く心に刺さって、じーんとしてしまった…

歳の差10歳。広告代理店勤務の明るく優しい20代ワンコ・土屋 ×どこか秘密めいた陰のある図書館司書・清水というカプ、攻めの土屋視点で進むお話です。

カフェで偶然知り合い、ほぼ一目惚れ。交流を重ねていくうち、土屋(攻)は清水(受)にどんどん惹かれていくのですが、「君と僕は楽しく『遊ぶ』とこ…

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