有馬嵐さんのレビュー一覧

半分あげる コミック

有馬嵐 

多分これからもっと好きんなる

この短さ、たった一巻で!衝撃の一話からこんなに幸せになるなんて思ってなかった!作者様に大感謝申し上げたいです、白木くんをちゃんと幸せにしてくれてありがとう!!!!

一話を試し読んで、怖いもの見たさで買いました。スーパー光属性なのであのままENDやメリバは基本受け入れられず、、でもこんなダークな雰囲気で、、まさか一巻はダークなまま幕を閉じ、続編が出るまで白木くんは不幸なままなんじゃ??と心配し…

3

半分あげる コミック

有馬嵐 

そこまで重く感じなかった

扱われている題材から、重めの話だと思っていたのですが...
その部分自体は描写も少なく、あっという間に時間経過してしまうため、そこまで暗くならず重さも感じませんでした。

再会後の攻め自体があっさりとしていて、過去を振り返ることも少なかったので、すぐにその印象も薄れてしまいます。
そこは拍子抜けしてしまいました。

けれど2人の感情のやりとり自体は丁寧で、お互いに持つ感情の違いを焦点に…

3

半分あげる コミック

有馬嵐 

ポテンシャルあった

なんて言えばいいのかな… 
いろいろ足りない感じがして最後まで物語に入り込むことが出来ませんでした。

コンセプト自体は好き。
【あまりにも残酷な状況に置かれている相手を救い出すために二人で逃避行】
素敵じゃないですか。

しかし本作ではその経緯が早送り、もしくは大事な場面がカットされているようでとても残念に思いました。ここまで繊細で重たい内容は上下巻に分けてもっとじっくり進める価値…

5

半分あげる コミック

有馬嵐 

逃避行は長く続かず

物語としてはとても辛く胸糞が悪いのですが、攻め受け2人とも心優しく綺麗な恋をしていて美しかったです。が、その胸糞が悪い原因の人間たちが未だにのうのうと生きていると想像すると…なんだか。
ですがやっぱりこの2人には幸せになってほしかったし、幸せそうに最後はしているのでとても良かったです。本当に感動でした。逃避行が長く続かず、というポイントで現実味がある高校生らしさがあったと思います。そこからお互い…

5

半分あげる コミック

有馬嵐 

あげることはもらうことでもある

半分あげるというのは、もう半分をもらうことだ。

大人になっても心に残る学生時代の逃避行。
あの頃の精一杯だったけど、どうにもならなかったなにも出来なかったと思い返す。
そんな中の再会。
大人になったふたりはまた距離を縮めていく。

あの頃できなかったことの続きを始める話であり
あの頃できなかったことが、ずっと支えになっていたお話。

心温かくなる優しさと優しさが重なるお話でし…

4

半分あげる コミック

有馬嵐 

方言萌でしたが…

どうしても前半の逃避行が不可解で消化しきれなかった読者です。
後半はとてもよかったのにな〜、、普通に同級生の再会ラブでよかったけどな。。逃避行はまるでセルジュとジルベールみたいだな〜って思えて仕方なくて(BBA癖すみません)。あんなに家族思いな大家族長男が、ちょっと気になってた同級生が可哀想だからってそんな!?そんな!?駆け落ちのようなことしちゃう??いくら未成年とはいえ??(他に相談するとこ考…

6

君は僕のおきにいり コミック

有馬嵐 

手が込んだ遊び

竜樹の普段のクズさと広田の前でのチョロさのギャップは面白かったけれど、細かい部分では色々と気になるところが多かったかなと思います。

クセの強い広田の言動があまり理解できず、竜樹への執着も度が過ぎているような気がしたし
謎だった広田の正体の明かされかたもわりとあっさりしていて、なんとも言えないモヤモヤがありました。

というか、大学生になって竜樹に近付いて竜樹の周りまで買収したり、部屋に…

0

半分あげる コミック

有馬嵐 

重量級

…ド級に重かった。
気分が沈んでいるときに読むと引きずり込まれてしまうので要注意。

そして、この重みは1冊に収めるには少々ページ数が足りなかった気がする。
上下巻くらいあってもよかったかもしれません。

ネグレクトに児童買春…
有馬先生ってこんなえぐい話も描かれるんだなぁと驚いたけれど、
よくよく考えてみれば前作『ツバメの幸福』で登場した燕青年も
クズ兄に搾取されながら生きると…

12

半分あげる コミック

有馬嵐 

なんか違うかな

有馬嵐先生の作品を読むのは「きみの春花」に次いでこちらで2作目となります。

とても切なくてメランコリックな作品だと思いましたが、2人の年齢が高校生ってことでなんか違うって思ってしまってました。これが中学生でしたらあの考え無しの逃避行とか分かるんです。でも高校生であれしか出来ないって事に、疑問が生じてしまいました。それは黒川の作中の台詞にも書いてありました。

そもそも白木が母親からの児童…

7

半分あげる コミック

有馬嵐 

重たくて切なくて、美しい

これまであまり接点のなかった同級生の白木と黒川。クラス内での立場だけでなく、家庭環境も全然違うと思っている黒川はなんとなく白木が苦手だったけれど…
ひょんなことからいつもにこにこしている笑顔の裏で白木が抱えていた苦しみを知ることになり、彼を救うため逃避行をする、という展開に。

母親が連れてくる客に体を売り、物のように扱われ、したくないことをさせられて傷付いて…でもどこか諦めていた自分のこと…

7
PAGE TOP