松基羊さんのレビュー一覧

瀧田宗司という男 コミック

松基羊 

凝った短編集

 サンプルを読んで瀧田さんに惹かれ、ちるちるで皆さんのレビューを読んで短編集としてもなかな評価が高かったので、週末のお楽しみにワクワク購入しました。

 短編のつながりは、たとえば1話から2話目に移ったときなど「顔が違うのに同じ名前???」と、二度見というか三度読みして少し先まで読んでやっとワケがわかったりと、ひねりあり。
 高校生ものは登場人物たちの世界が狭いのでありきたりな話になりがちで…

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センチネルバース 水底の虹 小説

安西リカ  松基羊 

おもしろくないわけではないのだけれど

安西先生がセンチネルバース?と、いったいどんなお話を書かれるのだろうかとわくわくしながら手に取りました。
結果、おもしろかったかおもしろくなかったかでいうと、決しておもしろくないわけではない。
ただ、物語に没頭するほど惹き込まれたか?と考えると否でしたし、残念ながら萌えたか萌えなかったかでいうと、私はあまり萌えられなかったかなとこちらの評価になりました。

やや自己犠牲的にも思える中条の内…

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『センチネルバース 水底の虹』コミコミスタジオ限定SSペーパー「星に願いを」 グッズ

青空に映える短冊、笹飾り。二人の穏やかな夏の時間

安西リカ先生「センチネルバース 水底の虹」コミコミさん特典SSペーパーのこちら。

蓮が退院してから3ヶ月後、7月のある日のお話です。

指導教官試験に受かり、独身寮を出ることになった吉積。
ひとまず蓮のマンションに引っ越すことになり、荷物を運び入れる中、
玄関脇に立てかけてある笹に気付いて「なんですか、この葉っぱ」と尋ねます。

施設での暮らしが長く、季節のイベントや行事に馴染み…

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ひとりで夜は越えられない【20P小冊子】 コミック

松基羊 

征四郎やるじゃん

 アメリカに渡った二人の気になるその後が描かれています。

 日本から連れてこられた「使用人」という形で同居する征四郎。地元の人には敗戦国の日本人ということでナメられることもあり。でもまじめな働きぶりで次第に周りの信頼を得て、自分の場所を築いていけそうな明るい将来が感じられて何よりでした。
 ジムとの関係も、すぐに女の子たちにモテてしまうジムを速攻呼び戻して濃厚に迫ったり、和服を効果的にチラ…

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『センチネルバース 水底の虹』コミコミスタジオ限定SSペーパー「星に願いを」 グッズ

願い事は

本品は『センチネルバース 水底の虹』の
コミコミスタジオ特典ペーパーになります。

本編後、蓮が退院して3か月後のお話です。

蓮が退院してから3か月がすぎ
善積が指導教官試験に受かって独身寮を出る事になり
ひとまずはと蓮のマンションに転がり込みます。

退院後の蓮の面倒を見によく来ていたため
独身寮の荷物を全部ひきあげると言う感じで
やってきたら

玄関には笹が立てかけ…

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センチネルバース 水底の虹 小説

安西リカ  松基羊 

虹のムコウに

先生買いのセンチネルバースに疎い読者です。
特殊設定苦手科目なので、初のバースものでドキドキだったんですけど、わりとスイスイ読めてよかったです。ということは、こちらの分野が大好物の方とかには、もしかして物足りない?のかななんて思ったり。ちょっと懐かしい”サイコメトラー”ってやつとイメージ重なりました。普通の世界線にいる特殊能力あるひと!っていう感じで入門編として(?)読みやすかったです。

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センチネルバース 水底の虹 小説

安西リカ  松基羊 

あらっ

ここ最近の安西リカ先生の作品の評価は殆ど神にしてたのですが、今回のセンチネルバースは私の期待していたのとかなり違った物でしたのでこの評価になってしまいました。うーん。

こちらの作品はセンチネルバースの現代物で、しかもセンチネルにしては結構緩い設定なのでセンチネルバースというよりは特殊能力を持った警察物として読めるし、初めての人でもスッと物語の中に入れると思います。

私はそんなに数は読ん…

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センチネルバース 水底の虹 小説

安西リカ  松基羊 

より強くなるために求めた相手は

今回は交番巡査と特殊部鑑識課の技能者のお話です。

センチネルの受様にガイド指名された攻様が
受様と公私のパートナーとなるまで。

攻様は友人が大怪我を負った
放火事件の犯人を捕まえたいと警官を志し
地元エリアの管轄区に配属されます。

管轄区には老朽化が進み住民が激減した団地があり
出火通報で先輩巡査と現場に向かいます。

火災には少々敏感な攻様ですが
今回燃えたのは倉…

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センチネルバース 水底の虹 小説

安西リカ  松基羊 

身も心も救われていく救済の物語

安西リカ先生といえば、現代日常ものBLのイメージが強い作家さんの1人。
センチネルバース設定の作品を手掛けたとあっては、読まなきゃっしょ!……ということで購入です^ ^ BLと事件の部分から楽しめるストーリーでした。

センチネルバース自体、小説コミックス合わせて私はまだ数作品くらいしか読んだことなく、ザックリとした知識しかないのですが、事件のあらましや犯人に辿り着いていく真相究明は複雑で…

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センチネルバース 水底の虹 小説

安西リカ  松基羊 

うまいなあーーーー!

先生買い。面白かったー、一気に読んでしまいました!読み終えてから、センチネルバースって安西先生、めちゃ相性良いんじゃないかなあ?と感じました(めちゃ上から目線な物言いで申し訳ありませんっ)。私としては、書いていただいた「気持ちの揺れ動き?」が最もしっくりくる先生のお一人です!ファンタジー要素ありますが、気持ちの揺れ動きという点では、デビューから一貫して変わらないというように思います。安西先生お好き…

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