笠井あゆみさんのレビュー一覧

桜吹雪は月に舞う (2) ~奉行と閻魔~ 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

いろいろ惜しかったです

「桜吹雪は月に舞う」は「華は褥に咲き狂う」のスピンオフとのことです。
「華は~」8巻まで出ていますが、そのうち1~4巻は電書のみ。「桜吹雪は月に舞う」の1冊目も電書のみです。
小説は紙で読みたい派で、悩んだのですが、「華は~」も「桜吹雪は」1巻も読まずに、いきなり本書を読みました。
巻数ものは順番に読むべきであり、私のレビューはあまり参考にならないと思います。

なのにどうして2巻だと分…

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華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

正直な感想だけ

久しぶりに杉原理生先生の新作。楽しみにしていた。
先生の現代ものが好きで、繊細で、感情移入しやすい作品が多いから。
でも、
今回の中華風(中国ではないから異世界)ファンタジーがちょっと合わなかった。
自分が深いファンタジーが苦手というのもよりはっきりわかった。
レビューを書くか迷ったが、
一応頑張って読み終えたから、正直な感想だけを。

文庫本365ページもある。
「龍力」、その…

5

僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

「死んでいた」とは


折り紙職人な左官職人 × おにぎりカフェオーナー

おにぎりメインの食堂を経営している月島りく(受け)は死の匂いをさせている生気あふれる男・佐埜(攻め)と出会います。
関わりたくないと思っているのに、なぜか目が離せない佐埜との付き合いが続くうち、親しくなっていくのですが、お互いが自分のことを知られたくないと境界を作って緊張感のある関係が出来上がります。
そんな時、りくの事情を話す機会が…

1

ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~ 小説

寺崎昴  笠井あゆみ 

何物にも代えられない”ギフト”

初読み作家様でした。最高に胸に沁みるお話だった…!
あらすじは他の方が丁寧に書いてくださっているので、感想のみを。

胸が痛くなったり悲しくなったり怒りを感じたり、想いを確かめ合った二人に心からおめでとう!!良かったね!と言いたくなったり…もう、めちゃくちゃに心揺さぶられる作品でした。。

笠井あゆみ先生のイラストも本当に素晴らしくて。哲平が初めて笑顔になったシーンの挿絵が特に個人的に「…

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「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」電子限定おまけ【バケーション~夏休みの過ごし方~】 グッズ

最高に熱い気持ちになるSS

「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」の電子版限定おまけSSのこちら。
SSも最高でした…!

祭・哲平の二人が一緒にキャンプに行こう、と語り合うお話です。本編はずっと攻めの祭視点だったので、こちらで哲平視点のお話が読めるのが嬉しい◎

短いお話の中に、二人の甘〜いエッチと哲平の両親に二人の関係を知らせるか、というシリアスな相談事が入っています。

両親に打ち明けることが怖い、何…

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幼児公爵レジェンドダーリン 小説

弓月あや  笠井あゆみ 

3歳児テオドアがめちゃくちゃ可愛かったです!

施設暮らしのDK充希は、金髪碧眼、薔薇色の頬の小さな男の子と出会う。
が、この男の子によって見知らぬ世界へ連れて行かれて、、、


昼は3歳児のちびっ子テオドア。
夜は、公爵の仕事をテキパキこなす大人テオドア。

実はテオドアは、生まれてすぐにこのような呪いをかけられたのだ。

そして公爵家存続のために、テオドア自身が犠牲となり魔導師によって異世界から充希を呼び寄せたのである。

2

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

No Title

文句なしの満点!
沙野風結子先生のお話に笠井あゆみ先生の絵。
これ以上の贅沢がありましょうか。

表紙は大好きな黒髪受けのあられもない姿、期待度マックス。
処女執事ってことは未通で貞淑な受けなのね、と思いきや。
まさかの"V"にびっくり。
己裕とサイが過去につながってただろうなと予想できたけど、そんな関係だったとは…!!
このままハピエンに向かうにはページ数残っ…

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霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

文体好き〜〜

読み始め「この文体好きだわ〜〜っ!!」ってなりました!丸木先生はお話や舞台で文体を変えられますが、硬めで一気に雰囲気に呑まれました。途中からは普通になり読みやすくなりましたが。
太陽のような坊ちゃんが、学、学と猫可愛がりする様が好きでした。口吸いをしたり肌を揉みますが一応そこで終わり。それが狂気を孕んでいって…
裕太郎の狂おし〜い学愛が堪りませんでした!工口も侍従気質な学が後ろからとか鏡で感じ…

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視淫に溺れる 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

サスペンス要素もありお話に引き込まれました

先生の「処女執事」がとても好きな作品。
こちらたまたま見つけて、処女執事と同じく、現代物にファンタジー要素が混じっているのが面白そうだったので、読んでみました。

受けの篠束は、美人て強気な女王様といった感じの弁護士。人の精神を操れる特別な能力を持っている。攻めの西賀は、ずっと柔道を続けてきた、大柄で強面男前な検事。
初めは二人が敵対してバッチバチしています。これがどうBLになっていくのか…

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幼児公爵レジェンドダーリン 小説

弓月あや  笠井あゆみ 

途中まで我慢かな

実は今まで読んだ作品が合わなくてこのところ購入を避けて来ました。ですが某先生がお勧めしてたのと笠井あゆみ先生の描くムチムチ美麗幼児に惹かれて、予定になかったんですが購入したんです。

確かに昼の幼児の姿のテオドアはめちゃくちゃ可愛かったです。ですが充希とか他の登場人物とのやり取りを読んでて、この作品は失敗したかもと脳裏をよぎったのも確かなんです。何を読まされてるんだろうと思ってしまいました。

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