笠井あゆみさんのレビュー一覧

キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [気難しい王子に捧げる寓話] 番外編 小説

小中大豆  笠井あゆみ  円陣闇丸 

心に響く番外編

「気難しい王子に捧げる寓話」番外編のこちら。

本編がもう本当にかなり面白くて引き込まれ、まだまだ興奮冷めやらず、の状態だったのでこうして番外編が読めて嬉しい!小中先生ありがとうございます✨

若き国王・エセルを支える優秀な家臣たち。しかし最近エセルの頭を悩ませ憂鬱にさせる新たな家臣がいて…

と続くお話です。

甘いエチシーンはないけれど、王となったエセルの奮闘ぶり、身体は小さい…

0

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

天才変人年下受けに夢中になっちゃう、スパダリ年上攻めの溺愛

新刊「アディショナル・デザイア」がとても面白かったのでシリーズ最初から読んでみたいと思い、手に取ったこちら。
新刊同様、事件絡みのお話。そしてまだ二人がくっ付いて間もないため、ラブ度(糖度)は低めかな。
攻めのスパダリ・音喜多の重め愛はすでにここから始まっていたのか…と納得です。

主人公は30代半ばの資産家・音喜多(攻め)。彼は10代の頃、ある年上の女性に憧れ密かに恋心を抱いていましたが…

1

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

一度きりの青春

辛い事が多かった前編の、少し希望が見えたかもしれない最後。そこからの後編。
前後編一気読みでした…最後までハラハラどうなるのかわからない展開だったので非常に楽しく読めました!ストーリー重視の方に、前情報なしで是非読んでほしいオススメの前後編2冊です。

一度どん底まで落ちた後の、憑き物が落ちて腹を括った海路が良かった。ホワイト蓮の若者らしい不器用さとか若さが愛おしい。そして光一の優しさや生真…

3

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

小中先生の新作毎秒読みたい

今一番勢いのある作家様の新作。
最近のものは欠かすことなく読んでいますが、少し出遅れて今作も読了しました。

ストーリーが完璧に面白い。
苦しいばかりのタイムリープだったけど、だんだんと距離感が変わっていく蓮と海路と、怒涛の展開。1ミリも目が離せなくて夜も眠れませんでした。

上下巻も読者からすればありがたい限り。
色んなフラグが立ちまくって最後の最後までどうなっちゃうの?とワクワク…

6

アディショナルデザイア 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

重くて面倒くさいスパダリ攻めの溺愛❤︎×ミステリー

こちら、シリーズものの第4作目だと知らずに購入し、途中で気付いたのですが、全く問題なく、とても楽しく読めました!
正直お値段に躊躇したけれど、すごくすごく面白かった…!

中盤〜後半にかけては事件もの、ミステリものとしての面が強くなるため、事件もの・ミステリー好きな方に特におすすめです。

受けの久嶋が過去の事件で受けた傷(身体的・精神的)のお話など、おそらく前作までで語られたであろう内…

7

3月22日、花束を捧げよ 上 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

下巻も揃えて

上巻が出たとき、これは下巻も揃ってから読んだ方がいいな…と予測して下巻が出るまで待ってました。そして、前情報を全く仕入れず楽しみにしてました。その時の自分に感謝したい!これは次の発売まで待てなかった!笑


いわゆるタイムリープもので、高校生の海路のお話です。

海路の視点でお話は進むのですが、彼に合わせて苦しくなったり悲しくなったり…。タイムリープってした事ないから本当の意味で気持ちが…

4

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

面白すぎて時間を忘れた…

分厚さ(400P強)に怯み、長らく積読状態になっていたこちら。
今日、ふっと思い立って読み始めたらもう、止まらない止まらない…!

気付いたら230ページ、半分以上読み終えていて本当にびっくりしました。いや、面白すぎる。興奮。
「時間を忘れて読み耽る」という感覚、久しぶりに味わった気がします。

以下あらすじなしで、感想のみを。

男前だけれどとんでもなく腹黒の家臣 × ワガママ放…

4

「気難しい王子に捧げる寓話」電子限定SS『ある家庭教師の決意』 グッズ

マルジンーーーー…!!!

「気難しい王子に捧げる寓話」の電子版限定SSのこちら。

エセルもオズワルドも大好きだけど、誰よりもこのマルジンが一番好きなキャラです。

オズワルド×エセルが一夜を共にした翌日、薔薇を兄・エセルに届けたいと言うエドワードと共に王太子宮に赴いたマルジンが、そこで見て知ってしまったのは…

というお話。

マルジンの失恋。。( ; ; )

でもでも、誰よりもその知を信頼され頼…

0

3月22日、花束を捧げよ 上 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

この先どーなるの~!?

これは絶対上下揃えて読まなくては!と下巻まで出るの待ってましたよ。

高校3年生のクラスメイトの海路と蓮。
蓮は幼なじみの光一を助ける為タイムリープしていて、蓮に巻き込まれる形で海路も一緒にタイムリープしてしまい。

タイムリープものって読んだことありますけど、これはなんとも…先が読めない。
2人の関係はギスギスしてるし、何度コノヤロー(#゚Д゚)と蓮に対して拳を握ったことか。

5

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

たまに出てくる海路の敬語が可愛い

謎解きの要素にシリアスな展開でページをめくる手が止められなかった上巻を受け、下巻ではこんなにもハートウォーミングな眩しい青春が待ち受けていようとは。
これだけ高校生を繰り返し、ようやく今までになくDK生活を満喫しているようにも見える海路。自分の気持ちや他者の行動にモダモダしたり、ちょっとしたスキンシップでぎごちなくなってしまったりするさまが可愛らしいです。

何回も高校生を繰り返したお陰で周…

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