笠井あゆみさんのレビュー一覧

アルファの執愛~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

健気な美人受けが辛い片思いに耐えてるのは萌える

「アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~」のシリーズ作ですが、今作だけで問題無く読めます。
ちなみに、アシュレイと由葵がガッツリ活躍してくれるので、既読の方はその点もお楽しみに!

で、ゆりの先生と言うと、溺愛執着攻めと強気美人受けの攻防が楽しい、コミカルなお話の印象が強かったりするんですけど。
ただ今回ですね、次期大公の攻めに、そんな彼の側近となるべく付き従う受けでして。

この二…

10

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

攻め二人の存在感が半端ない表紙(^_^;)

2014年刊。
犬の執着心に特殊設定を混ぜ込んで、紆余曲折な流れを作って一冊で上手くまとめている宮緒さんの力量はさすがだ。
それにしても、表紙からして攻め二人の存在感が半端ないね~、恰好いい!!

でも主人公は真ん中の子・ナギですよ!!
挿絵の笠井さんが遊んでいる気がしてならない(笑)

この子を巡って"エクス"という超能力特殊部隊VS闘犬・シナトと猟犬・イービス…

1

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

こんなオメガバースならもっと読みたい

とても読みやすかったです。シリアスで典雅節は何処へ?と思ってましたが、そもそもこの平和な世界が典雅さんならではでしたね。

エロとロマンスの増量と作者さんの好きツボ満載にこちらも美味しく読了しました。

キリルの人生の第二章は本人にとっては辛いものでしたが、ちょっと思い込み激しすぎない?と思ったらやっぱり!ちゃんとロランに愛されてたんですね!
受けの前でだけ不器用で可愛さ余って憎さ100…

6

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

おおっ!!攻めの一途さに腹黒さがない!!

2014年刊。
ルビー文庫の官能童話シリーズなら先に一通り読んでいるので、童話モチーフの元祖となる?こちらも読んだ。
この一冊には、幼い弟まで男娼として稼がせようと目論む両親から逃れてきた兄弟の物語『銅の足輪』と後日談、お馴染みの人魚姫を元にした表題作が収録されている。

『銅の足輪』ではヘンデルとグレーテルモチーフだけでなく、ヨーロッパではじゃがいもの普及で飢饉を乗り越えるようになった?…

2

溺愛調教 小説

西野花  笠井あゆみ 

4P?NTR?良いわ…説得力つよすぎるわ

4PもNTRも、奴隷もそれを素直に受け入れる人間も興味ないし良さも分からないのだけど(登場するSM作家の了一も「一般受けが悪くてな」と仰る)この作者にかかればすべて「良い・・・」と思わせるのが凄いです。もう夏乃と同じく読者も飼いならされておしまいになっているみたいです。

西野さんの作品を読んでいて良いなと思うところは、良いとこ美味しい展開を途中で止めたり省かずにちゃんとみっちり描いてくれると…

4

魔女の血族 オリジナルウィッチ 小説

西野花  笠井あゆみ 

ドラッグみたい こちらまで仰反る程

笠井さんがイラストを担当された中から、続編の電子化を待ちつつこちら読んでみました。

すすすすごかった…初めて経験するドラッグみたいに、読みながらこっちまで仰け反り悶えるほどでした。何が凄いって、ねぇ…
BL小説って読んでいる時は面白くても読後数日経つと「なんでそんなに面白かったんだろう」とすっかり毒が抜ける作品も多いのですが(あまりお話が濃ゆいと入り込めないし、内容が無いと「内容が無い」と…

5

眠れる森の王 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

続刊希望します

官能童話シリーズ5作目
妖精で薔薇王のフィセは上級騎士からの求愛を真実の愛だと思って受け入れてしまう。
しかし実は彼は、薔薇王と人間が真実の愛を育くめば不老長寿の奇跡の薔薇を手に入れられると知ってフィセを騙していた国王だった。そのこと知ったフィセは深く傷つき、兇器のような棘のある黒薔薇を咲かせてしまう。
そしてフィセに執着する国王に北の塔に幽閉されてしまう。

人間なら心の傷もある程度の…

3

幕末オメガバース! 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

長編として読みたい

主人公(受)の誇り高さがいい感じでした。
攻も運命の番としてだけではなく、主人公のそんなところに惚れたのだと伝わってきたのがいいですね。
攻の兄たちもただアルファに蹂躙されるだけではないところから愛刀を拾ってくれたのではないでしょうか。
「私の体は私のもの」辺りではすっかり魅了されているようですし。

先の方も書かれておりますが、主人公と攻の関係性の正体(?)がオメガバースであることや、…

0

式神の名は、鬼3 小説

夜光花  笠井あゆみ 

文句なしに面白かった

巻が進むたびに羅刹が良い鬼(男)になって行って、なんだスパダリ攻めだったのかと…

三巻で本当に終わるの?って思ってたら嘘では無くて、それでも夜光先生が後書きに那都巳と草太で書きたいお話があると書いていたので狂喜乱舞しました。

櫂が本当にポンコツ過ぎて夏祭りに伊織にクラっとよろめいてしまった結果、喰われそうになったのには焦りました。羅刹の事はどう思っているのよ!と

八百比丘尼の不気…

2

式神の名は、鬼3 小説

夜光花  笠井あゆみ 

こやつが傍にいる限り

羅刹と櫂のお話、最終巻でした。さらりと読んでしまったのですが「良かったなあ」と幸せも感じたので萌2より萌にしました。なんと「那都巳と草太で書きたいものがあるから」とのこと!!!!楽しみにお待ちしています。本編280P超+あとがき。

2巻で鬼になってしまった草太を探しまわる櫂。雪が吉野から「草太がいるかも」という情報を寄越したので、羅刹と二人で吉野まで出かけ・・・と続きます。

攻め受け以…

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