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沙野風結子 笠井あゆみ
fandesu
ネタバレ
『視淫に溺れる』のスピンオフと言うか、前作のクライマックスの事件を『悪役』として書かれた時澄サイドから見たお話です。つまり『何故〇〇は〇〇という凶行を行うに至ったか』という、あれです。 私としては『視淫~』も好きなんですけれど、よりこちらの方が好みでした。 だって前作にもあった『精神操作』のエロさはそのままで『真直ぐな故に愚かしい精神科医(セラピスト系)の恋』が書かれているのですもの。 優秀…
4年前の作品、かつレビューも多いので感想のみを。 とにかくエロい。 確認してみたら情報登録のエロ度は『標準的』になっていますね……私のエロアンテナはちょっと曲がっているのかもしれません。どうも『セックスではないのに、それ以上に人の内部に入り込んで来る行為の描写』をエロいものとして捉えちゃうみたいです。 そんな私がこの物語で何をそんなにエロく感じたかって言えば『強制的な記憶・感情の操作』な…
犬飼のの 笠井あゆみ
あさだ2枚
◾︎可畏(暴君竜)×潤(共感ベジタリアン) 高校生 ◾︎ファウスト/ルチアーノ(イタリアマフィア 双子 双頭竜) ◾︎クリスチャン・ドレイク(可畏の父 研究者)×リアム(翼竜王) シリーズ4作目です。 1を神にした後、2,3は萌にしてました。今作は萌2! 潤がピー○姫なだけじゃなくて、今回リアムを守ろうとしたり積極的な勇気ある行動をしたところで、2,3と抱いていた「何してんだ潤」の気…
夏乃穂足 笠井あゆみ
ピッポ
今年読んだ本の中でも 一二を争う傑作です。 一気読み まだ余韻でクラクラしてます。 お久しぶりの夏乃先生ですが 熱量が凄い。 長年に渡る因縁 執着 依存で 普通の関係 恋愛には辿り着けず 互いの感情が愛なのか憎しみなのか 壊れるまで追い込みあう壮絶な2人。 後継者として 父からは厳しく育てられ 母は甘え上手な弟にかかりきり 学校でもヒエラルキーに縛られ気を抜けず 抑圧…
西野花 笠井あゆみ
ポッチ
作家買い。 西野さん×笠井さん、という個人的に最高過ぎるコンビの作品で、発売を楽しみに待っていました。 西野さん×笠井さん。 そして西野さんお得意の複数攻めを彷彿とさせる、肌色率高しの笠井さんの表紙。 ということでエロてんこ盛りな内容かな~、なんて思ってましたが、いやいや、予想を裏切る面白さでした。 ファンタジーものではあるのですが、実際こういう出来事が日本のどこかで起きてるんじ…
ぴれーね
黄泉の門を守る「鍵」でありと、この世界の命運を握る主人公。 彼がその身を代償に、封印を解かれた魔獣二人を従え、敵に立ち向かうー。 と言ったお話になります。 こちらですね、全体的な印象としてライトです。 えーと、何だろう。 設定自体はとても面白いのに、肝心な所をサラッと手短に済ませてしまっている為、なんかアッサリに感じると言うか。 そもそも展開が早すぎると言うか。 だってさ、主人公…
夜光花 笠井あゆみ
kurinn
さすが夜光先生でした。ちょっとだけ読むつもりがあれよあれよと引き込まれてました。 最初は草太目線、次に伊織(式神)目線と進み、ワクワクしながら羅刹はまだなの?って思いながら読み進めました。 主人公の櫂が美しい容姿なのに横暴で豪胆でお金に汚いしで、陰陽師なのにツメが甘くてクールとはほど遠いのも魅力です。 そして羅刹があくまでも鬼の道理でしか動かないのも、焦ったくて面白いんです。 …
◾︎可畏(暴君竜)×潤(共感ベジタリアン) 高校生 ◾︎蛟(水竜王) 翼竜王と同じ疑問が渦巻くシリーズ3巻目です。 なぜお互いをもっと信用しないのか、第三者からの互いの情報を聞くし信じるのかっていう疑問なんですけど。よく知りもしない蛟の言葉に従って、可畏を裏切る潤の行動が不思議で仕方ない。 この状況で蛟にときめきかけてる潤を見ると、"かけてる"であって、すぐに否定し…
期待を裏切らない進み方! ってか、期待以上だよ! 何が期待以上だったかと言えば可畏もその本質では無理をしているわけじゃないと言うのがわかった事。 潤くんを取り戻すために、憎い相手やいけすかない人達に頭を下げ、挙句の果てには戦闘途中に人間化するなんていう、プライドの塊である可畏にとってはもう耐え切れないほどの屈辱を感じさせた後のツァーリとの戦闘シーンですよ。 ここでの可畏の弾けっぷりがイ…
具体的なあらすじにはほとんど触れませんが、物語の形についてネタバレしている様な気がするのでネタバレ表記にしておきます。 何と言っても一番印象的なのは「可畏がお父さんやってる!」という事。 前作でもそう思いましたが、続けてこう来られると「凄いな」という言葉しか出ません。だって1作目を思い出してくださいよ。『暴君竜』という名の通りの人(?)だったでしょうが、可畏って。 この変わりようがスゲェ…