ナツメカズキさんのレビュー一覧

NIGHTS BEFORE NIGHT コミック

ナツメカズキ 

愛と救済

MODSのスピンオフ。Rainのオーナー春は一条組組長息子の雪鷹を謹慎中預かる事に。雪鷹は春の想い人で今は亡き時雨の腹違いの弟。時雨を失ってから不眠に悩む春、同じ顔でも時雨と全然違う雪鷹もまた孤独と苦しみを抱えていて…。
MODSのシロも登場し時雨との関係やこれまでの事が明らかになる展開が見事。2つを読んでやっと全てがわかる大きな流れに、あっという間に取り込まれて攫われた。こちらを読んでまたMO…

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バイ・マイ・サイド コミック

ナツメカズキ 

友情と恋の狭間で

高校からのくされ縁で今は同じアパートの隣同士に住む、左京と右京の左右コンビ。ある日左京は右京が自分の名を呼びながらオナっているのを見てしまい…。俺たちダチだよな?と戸惑う左京。実はずっと左京が好きだった右京。友情と恋の狭間で揺れ動く2人の関係は果たして…。
傍にいられなくなるぐらいなら、想いを殺して友人でいようとするよくある切ない展開。でも溢れてしまった想いは無かった事には出来なくて。離れ離れに…

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バイ・マイ・サイド コミック

ナツメカズキ 

No Title

右山の気持ちが切なくて切なくて…左京の戸惑いとか気持ちの変化とか、右山に突きつけたあの時とか胸がギュンギュン痛い…。右山が左京に泣きながら訴えたあの言葉が空港のシーンは何回も読んだ好きだ。

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ヒズ・リトル・アンバー 下 コミック

ナツメカズキ 

魅力的なキャラたち

物語もたのしめたけど個人的にはそれより登場人物のキャラが魅力的で神!となった作品。

私が一番心奪われたのは琥士郎。
メチャクチャカッコいいのに堪らなく色っぽくてとんでもなく可愛い!
しかもケモ耳属性で背中に羽の傷跡を持つ天使なんて
もー大好きな設定をこれでもかと盛り込まれた極上キャラ!
もちろんビジュアルも超〜好みの性癖ど真ん中。
しかも子供時代の琥士郎の可愛さたるや
ヒョウのぬ…

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バイ・マイ・サイド コミック

ナツメカズキ 

オムレツ美味しそう

長く一緒にいる親友同士、その片方がずっと相手に片想い…なお話。
ナツメ先生の闇のある作品もすごく良いですが、王道っぽく進むお話にもしっかり見どころがあって好きです。

これまで親友としてずっと側にいて、お互いに分からないことはないくらいの仲だったのに。
ひとつのキッカケでどんどん状況も関係も変わっていく左京と右山。
こんな急にポンポン色んなことが起こるなんてあり得る…?なんて思ったりもし…

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NIGHTS BEFORE NIGHT コミック

ナツメカズキ 

世界観にどっぷり浸る

苦しさと切なさ、そして光と闇が入り交じるボリューミーな一冊。
ナツメ先生作品の世界を濃厚に堪能できます。とにかく読み応えがすごい。

「MODS」を読んだらこちらのスピンオフを読まずにはいられない気持ちになるのは、時雨や春が強く印象に残る人たちだからなのでしょう。
前作ですでに時雨が亡くなる描写があるので悲しみは避けられない展開ですが、そういう部分があってこそ際立つ「愛」が描かれているので…

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MODS コミック

ナツメカズキ 

ぬくもりに触れる

ナツメ先生の過去作、ひとつ読み返し始めると通して全部読みたくなる不思議。
重たい話だとわかっていても闇の先にある救済部分のあたたかさに浸りたくなってページをめくる手が止まらない。そんな魅力に引き込まれます。

愛に飢えていた自分に初めて熱を与えてくれた時雨との別れは、シロの心が凍っていく充分な理由となって。
信虎と出会わなければそのまま壊れてしまっていたのではないかと恐ろしくなるほどに彼の…

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I HATE コミック

ナツメカズキ 

長い片想いの末に

ものすごく久しぶりに読み返しました。これがデビューコミックスって本当にすごい。

2作品とも好きですが、やっぱり私は表題作カップル推しです。
強引なようで肝心なところで押しが弱い桐谷と、何かとギャーギャーしつつも腹を決めたら男前なヒロのバランスがたまらん…!

10年も片想いし続けていてやっと再会したのになんでもっとグイグイいかないの?と、桐谷に詰め寄りたい気持ちになりつつ(笑)
好き…

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ヒズ・リトル・アンバー 下 コミック

ナツメカズキ 

難しい事何も考えずに読めます。

上下巻まとめての感想です。

人が豹になる設定に、古のテレビドラマ『闇のパープルアイ』を思い出しつつ、なんか激しい物語なのかな? と思ったらそんなこともなく、ぼんやりとした概念商業BLをまんま絵に描いたような話でした。

絵がめちゃめちゃ綺麗です。豹がけっこうリアルに豹! って感じで、特に膝関節の辺りとか首筋のところとかが最高です。動物好きにはたまらないと思います。

一番好きなシーン…

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ヒズ・リトル・アンバー 下 コミック

ナツメカズキ 

点と点が綺麗に繋がった!

1999年の大晦日、なぜ琥士郎が豹の姿で源慈の前に現れたのか。下巻では、それぞれの過去が明らかになり、そして繋がります。

お互いを想うがゆえのすれ違い、そして選択。2人は離れ離れになるかと思いきや、最後は安心のハッピーエンドです。火が燃え移ろうと琥士郎から手を離さない源慈の男気、最高でした!2人が初めて繋がるシーンも濃厚でよかったです。

源慈の亡き妻・椿さんや、天界のお兄様&その恋人、…

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