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ymz
muueba
ymz先生の他作品を最近、2冊入手し、温かく優しくきれいな空気感が好きになりました。 全作品揃えて行こうと感じた作家さんの約10年前の作品です。 迷いのあるカメラマン、春次が仕事に行き詰まり、ある日、骨折をして入院。仕事をしなくていい免罪符を手に入れたけど、すっきりしない日々。 同じ歳でため口をきく主治医の睦の距離感と言葉の選び方がおもしろいです。 写真展に来てほしいけど、来てくれ…
ネタバレ
ヒゲと鈴としゃぼん玉のスピンオフ作品ということで購入。 前作の鈴太郎と三太は、ちょっと変わり者だけど、穏やかで、ほんわか優しい日常がつづられていました。 今作の三太の元彼の清、とその彼の冬夜のお話。 清は、育ちがよくて頭がよくて、ちょっと武士みたいで、ちょっと極端。 冬夜は、シリーズのメイン4人の中で一番、常識人で自由な彼らのあれこれに困惑することもあるけれど、理解し、受け入れてい…
同性カップルのふんわり優しい日常生活がつづられています。 家事が壊滅的にできない鈴太郎と、4歳年上で家事全般こなす在宅ワーカーの三太は同棲しています。 2人とも立場も性格も仕事も全く違いますが、2人ともおだやかでほんわかしています。 そして2人ともそれぞれなかなかに癖があるのがおもしろいです。 2人のやりとりのひとつひとつが、うざったかったり、あほっぽかったり、かわいらしかったり、…
まりあげは
高校の屋上で出会った草次と海風の二人。 正反対だけど、なんとなく同じ匂いを感じて、お互いがお互いの足りないところを共にいることで保管しあっていたが、ときが経つにつれて疑問が浮かぶようになってきて、、、というお話。 好きだとか、恋人になろうだとか、そういった甘いLoveは描かれておりません。 しかし、終盤の「傍にいさせてよ」という海風の一言だけで、この先、草次とともにずっと生きていきた…
NISI1769
16歳の時に出会ってから社会人になった 今は同居していて、ずっと一緒にいる2人。 お互いの家庭環境とか、一緒にいて楽だったりとかどうして一緒にいるのかわからないけど一緒にいる二人。 2人で一緒にいる理由を考え始めた時、一緒にいることを降りることも考え始めた時。 お互いの気持ちが動くんだけど 、それがはっきりしない。 「でも一緒にいたい」 そういう気持ちに白黒つけられないところが…
ymz 一穂ミチ
おぶもいもい
コロナのせいで誰もが行き場のない気持ちを抱えて生きていたど真ん中の頃のお話で、 作品の登場人物たちがそれぞれに現実と向き合いながら暮らしている様子がとてもリアルだったなと思います。 響は恋人がいるけれどバーの常連・観月と仲良くなっていきやがて気持ちが傾いていくような展開になるけれど、そこには三角関係的なドロドロはなくて。 ままならなくなった日常を真っ直ぐに進んだ先に待っていた、淡々とした…
いずみけい
BLではあるけれど、大切なことをそっと教えてもらいました。 睦は親が医者で自分も医者になる事に対して疑問も抵抗もない、そして人に優しくすることに対して当たり前だしそういうものだと思っている。 対して藤代は自分に素直で明るい子です。 お話の中で2人がちょっとすれ違うところがあるのですが(睦が藤代の言葉で拗ねる) 藤代が過去にカメラの不調で近所の方の写真をとれなくて次に会った時に撮…
フランク
久しぶりの再読。 ymzさん作品全部読んでますが、ymzさん史上、突き抜けてコミカルなお話だと思います。 ymzさん作品って、葉っぱが朝露に濡れてキラキラしたり、葉陰になって柔らかな陰影をもたらしたり……といったセンシティブなイメージがあったんだけど、こんなに笑える作品も描けるんだーって新たな魅力を再発見した一冊でもあります。 自分大好きの最強ポジティブナルシストなのに、恋愛のこ…
みざき
「俺、監禁が趣味なの」 儚げなカバーイラストにミスマッチな強烈な2文字に、これはいったいどんなお話なんだ?と興味がわいてしまう。 ページをめくるとそこには、小説家の十識の部屋という舞台の中で繰り広げられる、ひょんなことから出逢った2人の静かで、柔らかで、奇妙で優しい不思議な物語が広がっていました。 ymz先生のタッチと話運びがそうさせるのか、漫画だけれど文学的というか、彩度が低めの短編映…
ももよたん
同い年が2人しかいない田舎でのほのぼのラブでした。 数人いた先輩もみんな卒業して最後の卒業生になった中学生、筒ニと孝司。 村の人たちとの関わりの中で自分達の関係について考えたり、将来について考えたり…高校では離れ離れになってしまうから楽しい毎日を過ごしながらも、今のままでは居られないと感じてるんですね、彼らなりに。 高校ではどうだったか不明ですが、孝司が大学に入ってからは連絡とってなくて…