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じゃのめ
おぶもいもい
ネタバレ
自分の気持ちさえも手探りで、それでもブレないものもあるような。 富蔵の少しズレた感覚と驚くほどの潔さがとてもバンドマンらしくて好きでした。 自分のことがわかっていないから八千代に懐いていたのではなく 揺るぎないものを感じていたから八千代が良かったんだな、と。 富蔵自身がそれに気付くまでは少し時間がかかるのだけど それでも答えに辿り着いたら迷わずに真っ直ぐぶつかっていける強さがあって。…
ふたりの関係の始まりはとても純愛と呼べるモノではなかったけれど。 一緒に過ごす時間が増えて良いところ悪いところを知り、お互い心を明かし合って 最後にはすっかり素敵な恋人同士になるのがたまらなかったです。 もうダメだという場面もあったし、簡単にはわかり合えない部分もあったのだけど。 それでも衝動的にならずに時間をかけてゆっくりと。 ふたりなりのいい場所におさまって本当に良かったなと思いまし…
表題作の安吾ムロカップルの"親友で恋人"な空気感がすごく好きでした。 安吾は高校時代から変わらず想い続けていても 気持ちが伝わらないことを焦ったり無理に押し付けようとせずにここまできていて。 好きな相手と変わらぬ距離感を保つのって本当に大変だったと思います。 でもムロが大事だからどんなカタチでもそばに居たかったんだろうな、と。 その気持ちが届くことになるとは安吾自身も…
隣りにいてくれるのが当たり前ではない、ということを意識しすぎて 逆にあっきのことが見えていないケンジ。 大事にしすぎて、自分の立場を弁えすぎて… 肝心な部分を見失うというか、はじめから両想いの可能性を消しているというか。 それがずっと続くのですごく焦れったくて、後ろ向きすぎるケンジを見ているのが苦しかったです。 でも答えがシンプルなものほど逆に手を伸ばすのが怖くなったりするのかもな、とも…
ヨコシマが現れたその理由が自分にあるとそれぞれに思い込む靖弘と優吾は 自分の気持ちを伝えられないからこそ、その内側では相手をすごく大切に想っていて。 好きだと伝えたい、でも相手を困らせたくないという葛藤が ヨコシマを呼んでしまったのかもしれないけれど結果的には蓋をしておかなければならない気持ちではないと気付いて ヨコシマの心さえも解放してあげることが出来て本当に良かったなと思いました。 …
モッサリしていて根暗な印象の一路ですが 絵を描くことには寝食を忘れるほどの情熱があり。 普段はぼそぼそ喋るのに絵を描いているときは饒舌になったり、集中すると呼びかけても反応しなかったり。 芸術家な一面とスイッチがオフになった時のギャップが面白かったです。 柾は高校時代の苦い経験が尾を引いて、恋愛には後ろ向きになっていたのだけど 源との再会で心のモヤモヤを整理することができて、一路に心…
表題作はDKの恋のお話でした。 鳩宿と一緒にいると感じる居心地の悪さのようなものが何なのか気付いていない百々地は 自分が鳩宿のことをキライなのだと勘違いする、というところからお話は始まるわけですが。 百々地はそんなに鈍感っぽくは見えないのに、随分と遠回りしてしまうのが焦れったくもあり逆にキュンとするポイントでもあり。 鳩宿は飄々としているように見えるのだけど、それは自分の気持ちがあふれ…
こちらがデビューコミックスということで未洗練な部分はあるのだけど。 それでも泉と志野屋の悶々とする胸の内や相手を愛おしいと想う気持ちはしっかりと伝わってくるので感情を乗せて読むことが出来ました。 ひとり頭の中でぐるぐる考えて想いをぶつける前に自己完結してしまうタイプの泉には 志野屋のようにちょっと荒いくらいに感情表現してくれる人が合っているのでしょうね。 でもそんなキツめな志野屋が…
ひとつの単純な物事を幾重にも重ねて問い掛けられているような…そんな難しさがある作品でした。 武田と長内の関係はそれほど複雑ではないのかもしれない。 でも彼らの胸に残るひとつひとつの確執は 当時はもちろん、大人になった今でもふたりを縛って苦しめていて。 想い合っていたふたりがすれ違って別れた、というような有り触れたモノだったならどんなに良かったでしょうね。 お互いに心を明かせず、歩み寄…
aaaiiiai
[黄昏アウトフォーカスoverlap]を飛ばしてシリーズ4作目のこちらを先に読んじゃった。 宵々モノローグドラマCD化が発表されて1作目から読み始めてやっとお目当ての作品に辿り着きました。 2作目の仁×義一カプが1番好きなんですが、この2人はどうでしょう? 見た目ギャル感強い主人公の詩音くん、高校を全寮制男子校にしたのは初彼氏作る為!って少女漫画のヒロイン的な。。。 自己紹介で「映…