小中大豆さんのレビュー一覧

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

厚さに違わぬ、濃密重厚な半グレ男の物語

読み終わってすぐ、こちらのレビューを書いています。

…いや、最後!!!!(興奮)
なるほどね、そういう展開になるのね…と、心が震えました。
彼らのここまでの、長い長い道のりを思うとね…


なんといっても小中大豆先生だし、奈良千春先生の表紙も美麗で、美男×美男に期待して購入した、こちら。
コミコミさんから届いて手に取って、まずその厚みにビックリしました(°_°)
ページ数、36…

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やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

面白いがゆえに上下巻で読みたかった

最近は現世で死んだと思ったら異世界に飛ばされていた系のお話が多いなあと感じつつ、小中先生ならきっとおいしい味付けにしてくれるはずと手に取った次第です。
小中先生と奈良先生タッグは個人的にアツいものがありました。

小中先生って、ファンタジーの中に全部がお綺麗なものでできているわけではないぞと、ちょっぴり現実的という名の厳しさや辛さを混ぜ込むのが非常に上手い作家さんだと思っていて。
今作もそ…

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まめぼん 2024年3月号 (表題作「下宿屋のある夜の話」) 小説

小中大豆 

楽しくてめちゃめちゃハッピーになれる、小中大豆先生の同人誌

J庭で購入したこちら、だいぶ日が経ってしまいましたがやっとやっと読めました。

商業誌4作の番外短編集で、『異世界のおいしい下宿屋さん』『異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし』『アルファ王子の愛なんていりません!』『当て馬執事は悪役令息に忠愛を注ぐ』の番外篇が収録されています。

どの作品も割と最近読んだので、本編の内容を思い出しながら楽しく読むことができました◎

以下、ネタ…

1

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

小中先生は天才!だと思う

小中先生ありがとうございます。素晴らしい作品に胸が熱くなりました。
読後の清涼感が半端なかったです。
映画を観る様な1冊。

胸踊る物語を探している方は是非、読んでいただきたい作品です。

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秘密のオメガとアルファの貴公子——契りの一夜 小説

小中大豆  兼守美行 

蜜月が足りない


 すれ違ってる二人の間挟まれてる子供の言動が好きになれない。
 子供の発言で受けの精神をぐさぐさと傷つけるわりにその後の癒やしが足なく、あっさり終わる。もっと二人の話を書いて欲しかった。
 私にはやっぱり子供が登場しているお話は苦手だな〜と再認識させられる作品でした。
 
 

1

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

スカッと爽快!見事な攻めざまぁ

健気受けが好きだったけど、最近モヤモヤすることに気づいてしまった。
力関係は完全に攻め>>>受け。モテる攻めは浮気まがいなことをしたり受けを蔑ろにしても許されて、控えめな受けは嫌われたくないからひたすら耐えて嫉妬や不満を飲み込んで何も言えない。こんなの理不尽だ。対等な関係じゃないよね?

そこでこのモヤモヤを吹き飛ばすために、攻めざまぁで評価の高いこの作品を読んでみたら、本当に見事な攻めざま…

2

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

乱世のギリギリ感が迫る!

は〜、読み応えがありました。

もうどうなるのかとハラハラしっぱなしで。
小中さんの国盗り物が大好きです。
今回はなんと半グレのやさぐれ男が異世界トリップ?みんなの愛する王子の身代わりに?

やさぐれ礼夜の小ずるさやハッタリや冴えわたる作戦に、こちらもどんどん興奮していきます。どこへ向かうのか?なにがゴールか?

最初は辛いんですがね、なんとか乗り越えて読み続けるとだんだん手に汗握…

8

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

ラスト、心が震えた

BのLを挟みつつ王国奪還物語、読み応えありました〜〜!!

やさぐれ受け礼夜は蓮っ葉さがありつつ、元々頭が切れ、リーダーシップも求心力もある人。ただ、愛や仲間との信頼を知らなかった現世の27年間。

常に自分や状況を俯瞰して見る力に長けているので、どういう振る舞いが求められているか自分がどう動けばよいかを的確に把握できており、生きるか死ぬかの瀬戸際を切り抜けていく様子が読んでいて小気味よい…

8

「ラプンツェル王子の通い妻」電子限定SS グッズ

朝別れるともう寂しくなっちゃう、激重攻め愛に萌え

「ラプンツェル王子の通い妻」の電子限定SSのこちら。
攻めの克己視点のお話です。

二人一緒に住み始めてからも克己の愛は重く(最高!!)、朝駅まで昭良を送って行った後、名残を惜しむ様子にニヤニヤしちゃいました( ̄∀ ̄)
「もう、夜まで会えないんだ」なんて……かわ。。可愛すぎてきゅんです。

客観的に見て、重くて気持ち悪い攻めだよなあと思うのですが、個人的にこの愛の重い攻め様、大好き。重…

1

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

愛しさが溢れて憎めない、「攻めざまぁ」ストーリー

やー…、良かった。。
小中先生のファンタジー作品を立て続けに読んでいたのですが、現代ものもめちゃくちゃいいなあ、とあらためて。

「攻めざまぁ」物語だと思っていたので、こう、攻めがもっともっと傲慢で花餅ならない嫌な奴なのかなと思っていたんですよね。
でもそんな素養が裏切られました。(いい意味で!)

盛大な「攻めざまぁ」物語ではあるけれど、この克己という攻め……憎めないよー!!!
憎…

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