カワイチハルさんのレビュー一覧

疾風に恋をする 小説

久我有加  カワイチハル 

昔の大阪言葉がいい!

受けの英介は、関東大震災で被災したため東京から大阪にやってきた新人役者。
やりたかった現代劇ではなく、旧劇を嫌々やってるのを半次郎(攻め)にあっさり見抜かれて……

というわけだけど、この半次郎が色気したたるいい男でしたねー。

最初は、女形として登場するので、え?どっちが攻め?女形もやってるってことは攻めの身長、そんなに高くないんだろうか?攻めの身長は180cm超えててほしいんだけど……

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王さまのがっこう 小説

小中大豆  カワイチハル 

ちびっこカプのほうが萌える

主役カプは、学生時代トップの座をめぐって切磋琢磨しあった親友かつライバル同士の再会ラブなんだけど、ラブの香りが薄め。

受けの思雨と教え子のウーシェの関係が非常にほほえましくて良かったですね。
家庭教師という単語からイメージするよりも遥かにウーシェのことを可愛がっていて、ウーシェの愛らしさに頬をデレっと緩めては、「うちのウーシェ様はめちゃくちゃかわいいぃぃ!!」と親バカならぬ教師バカ全開。

1

『兄から先に進めない』ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

兄弟じゃないけど兄弟です

本品は『兄から先に進めない』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、マンション住人との小話になります。

ある日、充哉はエレベーターにて
兄弟2人の手を引く真上の部屋の住人に声を掛けられます。

いつもは他の住人と乗り合わせないようにしていますが
「いつも子供がうるさくてすみません」と遠慮がちに
謝られる間にエレベーターのドアが開き、
仕方なく乗り込んで話をすることになります。…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

兄弟ではない2人の恋の行方

今回は大企業の広報部勤務の会社員と
フリーランスのシナリオライターのお話です。

攻様と受様の拗れた関係に決着がつくまでと
恋人として同居を始める続編を収録。

受様が小4の時、
両親は親友夫妻の遺児の里子として引取ります。
彼が今回の攻様です♪

一人息子の受様は両親にとっても難しい子で
受様のためにもと攻様が引き取られたのですが
受様は両親の願い以上に攻様に懐きます。

4

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

苦しいのに一気読み。さすがです。

一気読みでした。さすが渡海奈穂さん!

もう読んでて充哉ことミツがしんどくてしんどくて。しかも敬史郎ことシロがミツを優先ばかりしてて、こっちもヤキモキして。いつまで子供なの?
苦しくて辛くてしんどいお話は苦手で読むのを諦めがちなのに、この本は一気読みできました。
シロが引取先の家の息子だから自分を優先してくれるんだ…と思いながらも優先してくれないと許せないミツ。おいおい…。

そんなと…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

拗れた愛

挿絵買い。

あらすじを読まずに購入しました。
ガチ兄弟と思っていたのですが義兄弟モノです。

序盤は高校生の頃のお話が書かれており、
読んでるこちらからすると明らかに充哉は敬史郎のことが好きなのですが、
本人は全くソレを自覚しておらず、傍から見たらわがままな弟でした。
拗らせてるというか、依存しているというか
この関係を言葉にするのって難しいなぁと思いながら読んでいました。

2

兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

クール眼鏡

先生買い。どっちが兄なんだ?と思ってましたが、ははーなるほどーというタイトルと分かりました。受けがえらくリアルに感じられたのですが、先生、身近にこのようなタイプの方がおられるんですかね・・・?攻め受けともなかなかな方ですので、こじれた兄弟が嬉しい方はぜひぜひ。本編160Pほど+その続き60P弱+あとがき。

実家でフリーのシナリオライターをしている充哉ですが、締め切りを守れず依頼側から仕事を切…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

〝兄から先に進めない〟のは、一体どちらか…

何コレ、めちゃくちゃ拗れて、物凄くすれ違っている……!
溺愛は行きすぎると、執着愛になるんだなぁ……

お互いにめちゃくちゃ執着してるし、両片想いで拗らせまくってるお話なんですが、不思議とドロドロした陰鬱な雰囲気は無く、最後はカラッと明るい印象。
共依存でありつつ、前向きに変化していく2人の世界が切なくもコミカルに描かれていて、クスッとしながら楽しめました。

それにしても、今回の受け…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

バッチコーンな義兄弟ラブ

敬史郎×充哉


充哉が10歳の時に出会った
年上の義兄、敬史郎にに夢中になってしまう。
大人になった今でもその恋心が尽きない。
しかし、敬史郎は超人気者で、
充哉を弟扱いすることしかない。
充哉はずっと敬史郎に見てほしいと願っているが、
なかなか叶わない・・・。
そんな先に進めない、
義兄との年の差ラブ。

充哉の一途で純粋な恋心が胸キュンポイント。
彼の心の中には敬…

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兄から先に進めない 小説

渡海奈穂  カワイチハル 

陰と陽。陽と陰。

現代もので義兄弟もの。大好物です♪

タイトルから何となく予想出来るストーリーでしたけど、予想外だったのは拗れ具合。
あー…あー…。なるほど、これはなかなかのすれ違い。うまく伝わってないし、もどかしいし、焦ったい。…少しだけしょっぱい恋の物語です。

あらすじを読むと、"弟"の充哉が"兄"の敬史郎を大好きだけど、兄は人気者で…とのこと。充哉はコミュ障で人見知りで人付き合いが超苦手なのに対…

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