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4/61(合計:606件)
安西リカ 梨とりこ
えすむら
ネタバレ
ぷはっ…ビビッて長らく積んでたのに読み始めたら面白くて一気読み。モヤるを通り越してしんどくなったんですけど、作家様の気迫が伝わってきたっていうか、すごい内容だな~これ!っていう印象です。 ※三角関係、ってタイトルにしようかと思ったけど、”ネタバレ”なのか?と小一時間…。 この受けさんがビッチというより、この物語は”二股”ラブストーリーだよね?っていうところが、なんか斬新に見えてしまった…
木原音瀬 梨とりこ
湘子
先に「月に笑う」を読むのが個人的におすすめです。 惣一と嘉藤のことを知ってから、「灰の月」を読むと、より感情移入しやいと思います。 以下は、「灰の月 下」について個人的な感想です。 「月に笑う」の賢く腹黒い惣一は、まさか愛のために狂人となった。 愕然とした展開、衝撃な結末、すごい、すごすぎます! 嘉藤視点だが、 狂った行動を起こし、もがく惣一の苦しさ、空虚感、しっかりと痛々…
砂原糖子 梨とりこ
きゅあきゅあ
絶対絶対、何回も読み返すと思います。 読み終えて、余韻に浸ってしまう、それぐらい良かった。 幼なじみの再会&両片想いモノです。 時系列も現代だったり過去の話だったりします。 でも混乱することなく、スムーズに読めますし、過去のエピソードのひとつひとつが印象的で、無駄なく現在に繋がっているんですね。 あの時のあの言葉はこういう心情で、とか、あの態度はそういう流れで、とか。 切ない。 …
ぱるりろん
いや、これは。なんと言いますか。 私は上巻のレビューにおいて、どう落とすのか、描きたい何かがあるはずだ、と書きまして、ずっとそのことを探りながら下巻を読み進めておりました。 正直、最後の最後まで、「どうすんのこれ」と。312ページの「END」マークにものすごく絶望しました。 上巻と同様、下巻も同人誌として発行されたものを収録しており、数えると7冊(+ペーパー)にのぼります。最終章のみ書き下ろ…
「月に笑う」を先に読んでおいてよかったです。いきなり「灰の月」からだと、上巻の途中で挫折したかもしれなかったです。 「月に笑う」で、山田信二が茂木組解散後、次に仕えた本橋組組長の息子、惣一のお話です。 「月に笑う」は山田と路彦に感情移入して読んでいたので、惣一が酷い目に遭ったと聞いてもざまあみろ位にしか思っていなかったのですが、この「灰の月」の序盤でその「酷い目」が詳細に描かれ、その内容が…
すごくよかったです。 上巻には「月に笑う1」「2」「3」が収録されていましたが、下巻は全部が「3」でした。いやもうそんな構成なんてどうでもいいです。面白くて、続きが気になって、一気読みです。 「1」ではいじめられっこで弱くて泣き虫だった路彦が、下巻では大学生~社会人、しかも頭が良くてなんだかんだ度胸もあり、目端が利いてすごく出来る男になっている。それもこれも全部山田信二のためなのが、すごく…
「灰の月」を読もうとしたのですが、さきに「月に笑う」を読んだ方がいいらしいとわかったので購入しました。 上巻には、「月に笑う1」「月に笑う2」「月に笑う3(途中まで)」が収録されています。このうち雑誌掲載は1のみで、2と3は書き下ろしです。 1は中学時代の路彦の話で、学校でのひどいいじめが描かれてまして。理不尽な要求を拒めず易々と暴力を受けそんな毎日も自分もいやで、誰にも相談出来ずどうした…
H3PO4
最初、学生モノかな…とおもいましたが。 足掛け十年以上。路彦と山田の関係が変化しながら最後、エンディングに向かっていくまで一気に読み進められるのは、さすが木原音瀬さんです。 いじめられっ子で、良いとこの坊ちゃん的な路彦ですが、山田と出会ったことから自分で立つ、というのか自立というのか、そういう気持ちを持ち始めたような気がします。きっかけは窓から飛んだ人の死を目にしたこともあったでしょうが、…
綺月陣 梨とりこ
あんバターパン
無垢で無知だった大学1年の頃、来栖薫は成績はいいのに派手に遊ぶ井原哲史に目をつけられ、言葉巧みに井原が作るクスリの実験台にされてしまう。そのクスリというのはタバコだったり、塗布薬だったり、錠剤だったりする常習性の高い強壮剤で、栗栖の体を使って成分量を調整していた。 井原が大学で脱法ドラッグを製造、無許可で販売していたことが公になり、井原が退学処分となったことで栗栖と井原は一度切れた。 …
一目惚れした攻めの高良が自分では興味もない日本画の画材屋に毎週通う理由…それは毎週火曜日にくる相手。綺麗な、受けの環紀。 ゲイの自覚もないまま、半年の間、声もかけられずにいた高良が意を決して話しかけようとするのですが、出来ず。。。そんな時にアクシデントで怪我をした高良を家で手当するという。 環紀は実はゲイだということをその時に知ります。 もー、最後まで、なんていうか、モヤモヤしてしま…