樋口美沙緒さんのレビュー一覧

愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

キレ過ぎの攻め(病気)×無知受け

虫シリーズ、気になった巻だけツマみ読んでるんですが、このお話の世界観を受け入れないと終始ポカンとしてしまいがちです。特にこのお話とか。

なんか冒頭から薄幸の地味メン(受け)が、仲が良かったのに突然自分をフッた攻めが病気ってんで、それを治せるのは自分しかいないとか言うもんだからそれまでずっと会ってなかった攻めに今、会いに行きます……ってところから話が始まります。
そっから攻めがサ◯ヤ人化する…

2

パブリックスクール―ツバメと監督生たち― 書店共通特典ペーパー 元寮代表のひそやかな約束 グッズ

そうだったのかと

何を考えているかが分からないメンベラーズ視点のお話で新鮮でした。

彼が桂人の事をどう思っていたかもが知れて、とても興味深かったです。

本編では何も言っていませんでしたが、桂人の様子を見てスタンと別れた事を知っていたんですね。

でもスタンよりはもっと普通の相手が似合うだろうと、助けなかったようです。

例えば自分の様なと思っててびっくりしました。メンベラーズが普通?全くもって納…

1

愛の巣へ落ちろ! 1 コミック

南十字明日菜  樋口美沙緒 

大好きなシリーズのコミカライズ!

小説既読、ドラマCD視聴済み。
コミカライズ化され何通りもの楽しみ方が出来て
喜ばしい。
ムシシリーズはじめての人でも漫画から読み始めるのもありだと思う。
オメガバース的な側面もあるのが私は好き。

小説の挿絵の街子マドカ先生のイラストとはまた違ったテイスト、少女漫画の様な華麗さとヒーロー感がある。
脇キャラの兜は、よきお兄さん感(まだ変態感は原作でもなかったのでw)、真耶は、女王様…

1

パブリックスクール-ロンドンの蜜月- 小説

樋口美沙緒  yoco 

まだ好きになれない

やっぱり私はレイが好きじゃありません。
大人しい顔してブライドが高くて、ここぞという時に何も言えない弱さに腹が立ちます。
だから、私はきっとレイとはずっと分かり合えないのだと思う。
今はそれでもいい。
でも、いつか理解できたらいいなと思います。

ストーリーには、今回もボロッボロに泣かされました。
それは、エドの包容力にでもレイの愛にでもなく、ヘッジズの無念さにです。
本作の影の主…

5

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛する故の不安

このシリーズの好きな所は、恋人同士になった彼等のその後が読めるところです。

前作では色々あったけど上手く行って良かったね。で、終わった後も学生生活は続く訳で、進級して新しい生徒が入って来る一方で年長者はスクールを去り、当人達には進学問題が浮上して来るのです。

まさかスタンに類稀なるヴァイオリンの才能があって、桂人と進学先が別れるとは思いませんでしたが…

冒頭から幸せなはずなのにど…

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パブリックスクール―ツバメと監督生たち― 書店共通特典ペーパー 元寮代表のひそやかな約束 グッズ

策士の真意

本品は『パブリックスクール―ツバメと監督生たち―』のフェア書店
特典ペーパーです。

本編後、メンべラーズ視点での桂人とデートするお話になります。

リーストンのイースター休暇は長く3週間近くあります。しかしながら
メンベラーズのお気に入りの後輩・桂人は最終学年で、休み明けから
進路を決める為の自雄大な試験が始まるのでゆっくりしている暇は有り
ません。

その上、桂人の最愛の恋…

3

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

息も付かせぬ展開

序章とも言える1巻でも十二分に面白かったのですが、2巻は更に面白く、ワクワクよりもハラハラするような展開が待ち受けていました。
特に中盤〜終盤部分の怒涛の展開が目まぐるしい。
読み進めると400P超の厚さがあっという間に減り、ページ数も残りわずかに。
ちょ、ちょっとちょっと…いやいやいや…
勝手に2巻で完結だと思っていたので、まさかの続く!に驚き。
しかもここで…?!と、樋口先生の引きの…

2

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

とても考えさせられる作品

すごい大作だ。
でも、途中で読むのをやめようかと思ったこともあり、少し時間をかけて読了しました。

レイには、いい加減腹を括れよと思いましたし、エドの傲慢さには嫌気がさしました。
だけど読み終わってみて、これはレイの成長記なのだと感じたのです。
八方美人で優しくて危ういレイが、エドと一生一緒にいるための覚悟をする……ある意味、開き直る。
ここにレイの成長を感じました。

でも、エド…

1

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

序章なのにもう面白い

樋口先生の本格ファンタジー作品。
ムシシリーズやパブリックスクールの印象が強かったので、一体どんなお話を書かれるのだろう?と、期待大で読み始めたのですが、文句無しの面白さでした。
約400P近くと結構な分厚さだというのに、あっという間に読み切ってしまいました。
うーん、面白かった!!
こんなに後で読まずにもっと早く読めば良かった。
読み始めはファンタジー色の方が強い印象です。
けれど、…

1

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛すればこそ

今回は何事も弟をたてる監督生と攻様と寮代表を支える監督生のお話です。

攻様が母や弟、受様との未来のためと辞めた音楽の道を再び歩み出すまで。

受様は英国の伝統的全寮制パブリックスクールであるリーストンの11ある
寮の1つ、ウェリントン寮の監督生です。

監督生は5年生から7年生までの格学年から3人ずつ選ばれ、最高学年であ
る7年生から選ばれる寮代表の元、日々の生活を監督し、寮行…

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