小椋ムクさんのレビュー一覧

触れて、感じて、恋になる 小説

宗川倫子  小椋ムク 

ずっと気になっていた作品。

親友の年下同僚で、遠慮ないもの言いをする第一印象サイアクなリーマン×後天的に視力を失い全盲となったせいで、恋にトラウマのある鍼灸師のお話。


途中までは、攻めは好きになると、その相手にめちゃ甘で尽くすタイプで溺愛スキーとしては最高じゃん(サムズアップ)と思っていた。

途中までは、ね(ゲンドウポーズ)

だけど途中から、これは…ちょっと賛否両論あるシーンでもあるのかなと…

0

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

心臓が鷲掴まれまくる1冊です

オメガには元々動物の耳が生えて生まれてくるという特殊設定ありのオメガバで、一般的なオメガバ要素は控えめな作品でした。

不憫受けからの溺愛エンドが大好物なのですが、不憫受けには外的要因によるかわいそうな受けと自己否定的で自分で追い込んでかわいそうになる受けの2パターンあると思ってるのですが、今作は圧倒的後者!!

むしろ周りからはかなり評価されてるし、攻めとは仲良くもしているのに、耳を切除…

2

星屑コンフィズリー 小説

淡路水  小椋ムク 

シンデレラの魔法のあとの洋菓子店

周囲が暗闇で包まれる真夜中ちょうどにひっそりと開店し、あたたかいあかりが灯る洋菓子店があるという。

果実がぎゅっと濃縮された、宝石のような色とりどりのパート・ド・フリュイ。ふわりと甘い香りが広がる焼き菓子たち。
作中に登場する洋菓子たちが本当に美味しそうで、まだ出会ったことがない名前を見つけては、いったいどんな味なのだろうと想像したくなります。

深央が奏吾が作る洋菓子にときめいて以来…

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嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

鈍感と不器用のラブコメ

裕貴の天然は、ラブコメだと思って読まないと アホすぎて・・。

「嫌よ嫌よも好きのうち?」
天涯孤独の裕貴を何かと気にかける、原田夫婦。
裕貴は、大介の不器用に気付けず、接触を嫌う。

「恋は思案の外?」
古家で27年間エアコン無しの生活だった裕貴、
エアコン+雌猫の提供者・大介への感謝を素直に言葉にできない。
思わせぶりと誤解が生むラブコメ。 


鎌田裕貴:27才 母子…

1

悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

二人とも!

タイトルの「悪い男」って攻めの諏訪だけじゃなくて受けの光成のことも指していやしませんか?

地の文が三人称文体なので、時々諏訪の心情も書かれることがあるものの、視点はもっぱら主人公・光成に寄っています。

そのため、読者から見た光成というのは「表」に見えるんですが実は「裏」なんですよね。

光成は初恋の人と歴代彼氏が揃いも揃ってクズ男ばかりだったため、無意識のうちに彼らにかなり毒されて…

2

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

気の毒すぎて、笑えなかったラブコメ

出版社営業の五十嵐は、自分に自信がない。
恋愛とは言えない関係・・性的不能な男から五十嵐は「淫乱だ」と何度も言われた過去がある。

憧れの俳優、椎名の出版記念サイン会で偶然担当になったことから、
椎名と恋愛に発展していく

だけど五十嵐は自信がないので、常に挙動不審になってしまう。
五十嵐の自信がない様子が気の毒すぎて、笑えなかったラブコメ。



五十嵐玲:27歳 出版社営…

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魔王様の清らかなおつき合い 小説

海野幸  小椋ムク 

とっても素敵なおつき合い

海野先生は、ひとつのテーマにとらわれず本当に幅広い作風で数多くの作品を書かれている稀有な作家さんだと思うのです。
その中でも、日常の中にあるありふれた物事をBLの中に落とし込みながら丁寧に掘り下げている、こういったテイストのお話が1番好きかもしれないなと感じた1作でした。

「女性は甘いお酒が好き」だとか、「男性はシトラス系の香りが好きだろう」だとか、世間一般に蔓延る謎の決めつけやイメージっ…

0

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

泣いた。泣き疲れた。

泣いた。泣き過ぎて。目の周りが痒いわ。

攻・向葵
受・吉乃

あらすじ割愛。

読んでいて、多分こういうことよね?という予想はつく。つくのだが!
じゃあ、この2人が幸せになるにはどうしたら良いのだろうか、と読みながら悩む。。

わからないんです。出会うはずのなかった2人、
恋に落ちるべきではなかった2人…

と、思うのだけれど。
出会って、恋に落ちたからこその痛みであ…

1

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

甘いけれど恥ずかしくて

憧れの対象だった大好きな芸能人と思わぬところで接点を持つことになった、出版社で営業職をしている真面目な受けのお話。
年下攻めにぐいぐい押され、困惑しながらも…な年上受けの図は好みの設定のはずなのですが、うーん。

素直に萌えた!と言いたいところなのですが、ややオタク気質のあるネガティブ受けの玲をかわいいとはあまり思えず、どちらかというと読んでいて共感性羞恥でいっぱいになってしまって、最後まで…

1

つごもりの夜にもういちど 小説

中原一也  小椋ムク 

幻想的なお祭りシーンからの官能表現が素晴らしい

このお話は、ネタバレ無しで読んで欲しいです。以下重要なネタバレは、書いていません。
攻めと受けのどちらかの時間速度が違っているのかな?向葵が病気なのか、吉乃が病気なのか?最初から不思議な感覚を感じながら、そこには一体どんなカラクリがあったのか?!謎解きしながら読み進める手が止まりません。

ただ、そんな中で、一瞬ですれ違ってしまうような時間の中を、向葵と、吉乃の2人が過ごす時間がとてもキラキ…

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