小椋ムクさんのレビュー一覧

春へ 小説

朝丘戻  小椋ムク 

No Title

同シリーズの「春恋」「秋色」を先に読んでいました。ですので余計に物語を楽しめたような気がします。物語の後半に出てくる、あのアキが目に浮かぶようで、とても良かったです。

朝丘戻先生は本当に切なさや苦しさの表現がお上手ですよね。それから攻めが受けをからかうような場面のセリフも、思わずニヤけてしまうくらい大好きです。

今回の2人もどちらも真面目で、真っ直ぐ。だからすれ違ってしまったり、相手を…

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リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

BL小説を初めて読んだのですが

端的に言って素晴らしかったです。
主人公・十亀の高校生の頃からお話は始まります。
過酷な環境下、それでも必死になって生きようとする十亀と姉、幼い弟。過去、ホームレスも経験している十亀は他人の食べ残しすら「昼飯があってよかった」と思うほど、状況に慣れ切っていた。そもそも、大酒喰らいの父が作った借金が原因でそんな生活を強いられていたが、彼らは父を恨むでなく、懸命に、淡々と生きていた。そんな中ででき…

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アンダーエール! 小説

砂原糖子  小椋ムク 

高校時代って素敵(><)*。

表紙から素敵です♡
高校時代の帰り道。
僅かな距離でも一緒に帰る為にわざわざ自転車を押して、並んで歩く。
青春だなぁ(´∇`)

受様は、イケメン高校生の折川。
中学時代からの友人で、剣道男子の桝木。

寡黙で不器用、だけど、人を見かけで判断しない公平さと誠実さ。
そんな桝木の良さを知っているのは親友である自分である、と思っていたら、女子に告白されたので会う、と言われてしまい。

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秋色 小説

朝丘戻  小椋ムク 

No Title

星5にしようか悩みましたが、星4ですね。
「春恋」を読んで期待していたんですが、ちょっとモヤモヤしちゃう場面があり星4にしました。

やっぱり二人が想い合っていて、復縁したのはいいんですけど、5年前に別れた時のアキの言葉が言葉足らずで、美里が誤解していた?みたいなのがよくわからなくて。そこを解き明かす時のアキも説明がましいというか、ちょっと不自然に感じました。そこだけ気になってしまい残念でし…

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春恋 小説

朝丘戻  小椋ムク 

No Title

うわー切ない!綺麗事ばかりじゃない男同士の恋愛、同性愛を描いたお話でした。男女の恋愛とは違うんだと言うことが強調されていたように思います。
一読しましたが、3シーンくらい泣いちゃいましたね。本当に気持ちが揺さぶられます。

受けの美里と攻めのアキ。教え子と家庭教師の関係から恋人になります。ですが甘い蜜月は長くは続かず、力を持たない子供のふたりは別れることになるんですね。本当に切ない。美里の片…

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営業時間外の冷たい彼 小説

すとう茉莉沙  小椋ムク 

拗らせ攻×優等生受

攻が拗らせてます。ちょっと面倒くさい感じ。複雑な家庭環境もあってね。故に受より年上なんだけど、なんだか精神年齢が低く、幼く感じてしまいました。一方受はボランティアや塾講なんかしちゃってる国立大の優等生です。
正直、キャラクターにはそんなに魅力を感じなかったのですが、ストーリーが良かったです。特に書き下ろしの「営業時間外の甘い彼」が甘いだけじゃなく、付き合って最初のモヤモヤや苦しさが描かれていてと…

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愛はね、 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

あいって?

いつもは色々頭の中で整理してからレビューを書くけれど、今回は頭に浮かんだことそのまま書き連ねていこうと思います。
というのも、この作品は理屈では語れないものが多すぎます…

“愛”という漠然としたものを漠然としたものとして描ききっている。それなのに読む前と後だと“愛はね、”というタイトルから感じる“愛”というものへの感じ方が全く変わります。小説だからこそ成せる技というか、はっきりとした結論は…

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

ここまで頑張れるなら大丈夫かも

再会復縁ものといえばコレ!と、自分の中で一番に浮かぶ作品に出会えた気がする。今後ふとしたときに何度も読み返すと思う。めちゃくちゃ良かった!

設定もキャラクターも良かったけど、なにより序盤のアコーディオン奏者のライブシーンでぐっと心を掴まれた。というか泣いた。

再会して、昔を懐かしみつつ、相手が変わったことに寂しさを覚えて。そんな二人にリンクするように、変わってしまったライブの雰囲気が侘…

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恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

私の癖にドンピシャ

月村先生×小椋ムク先生の組み合わせにハズレなしって感じですね。今作も面白かったです!!

月村先生のコメディ系作品が読みたいなぁ、と今作を購入。これが私の癖にドンピシャでございました。
私はですね、攻めや脇キャラなどに、本当は淫乱じゃないのに淫乱だと罵られて傷ついてしまう受けが癖でして、今作は設定だけでも神評価つけてしまいたくなるぐらい、好みど真ん中でした。
しかも受けの玲はメガネで健気で…

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シュガーギルド 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

おじさんを勇気付けるお話

一穂ミチ先生の作品、ちょいちょいおじさんが年下からいじらしく愛されて、きれいな若い男を抱くよね
おじさんらが読んだら励まされるのではないか
オジらは食わず嫌いはやめてBLを読んだらいいのに

和はホテルでゴミ箱のメモを読んだんだろうなって思ったよね
でも、それで8年も
8年て、5人くらいと他の恋愛出来たと思うんだけど良かったんだろうか
再び会いさえすれば、あの日に好きになった彼を確認…

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