夜光花さんのレビュー一覧

眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

ひねくれ攻めにやんちゃな受け

さすがの夜光花先生の文章力であっという間に世界観に引き込まれました!!
ただ、攻めの執着愛を期待していたのですが、攻めからはあんまり愛情が見えず、最後にチラッとツンデレっぷりを見せたかなーという感じです。
Hシーンはドキドキしますが、それ以外の場面では萌え要素が薄めかな。
受けは真っ直ぐで一生懸命でバカだけど私は好感持てました。
憧れの討魔師になれたのに眷族が子狸って。。可愛いけど可哀想。…

3

薔薇の血族 小説

夜光花  奈良千春 

レヴィンとラウル、二人とも幸せになってほしい

薔薇シリーズ2作目。
少しずつ、啓の両親のことも判ってきました。
まだ何かありそうで気になりますが。

そして啓は、自分に課せられた使命の大きさにまだ気持ちも体も追いついていない感じです。
そんな啓を支える面々は頼もしいですね。
レヴィンとラウルについては、どちらも魅力的なので二人の間で悩む啓の気持ちがよくわかります。
こりゃ選べない!!

多少強引だったとはいえ、2人ともとやっ…

4

眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

キャラが個性的

受け様も攻め様も性格が悪い(笑)
受け様の慶次は18歳の高校生なのですが、性格が子供っぽくて、熱血バカ。
攻め様の有生は、性格がひねくれていて、嘘ついてからかったり、好き嫌いも激しいめんどくさがり。

あらすじに「有生が会うたびに誘ってくる」的な事が書かれていたので、有生の執着愛かと思って読み始めたのですが、そうではなく。
慶次の熱血に、割と本気でうんざりしていたり。
誘っていたのも、…

4

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

続きが気になる

薔薇シリーズ1作目。

前から気になっていたのですが、ようやく読むことができました。
面白すぎる。
もっと早く読めばよかったです。

普通の高校生として生活していた啓は、大事な使命を背負った特別な存在でした。
18歳の誕生日を目前に啓の環境が大きく揺らぎ始めます。
啓を育ててくれた血のつながらない家族、遠くから見守り危機から助けてくれるレヴィン。
啓の守護者となったラウル。

3

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

怒涛の結末へ

はー。凄かった。3巻全てが好きな展開。
「神」評価ですが、この神の意味は、「面白いからみんな読んでね!」ではありません。
蟲や殺戮シーンがかなりグロいので、万人には決しておすすめできないです……

3巻冒頭にバグ本人(幸也)の幼い頃からの描写。淡々と書いてあるけれどこれがもう既に恐ろしい。
続いて1・2巻の説明的な、今までの経緯。(ちょっとくどい)
さて、蟲による事件は益々凶暴になり、…

8

バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

蟲もバグの出生も、ゾゾゾっ‼︎

2巻・3巻は一気読み。
物語のスピード感、蟲のおぞましさはいや増す!

1巻では、警視総監と水雲でもみ消していた蟲の事件。2巻では「日照研」という自己啓発セミナーと関わって、無差別テロのような大事件となる。
その蟲テロ現場に潜入していた新枦一族の才三と真紀も蟲に襲われ、真紀に寄生した蟲を取り出すために七生は水雲に黙ってバグに会いに行った後、七生はより蟲と同化する感覚を深め、自分がバグの言う…

3

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

恐怖感と官能

子供の頃から「怖い話」が好きでした。
アメリカ風のゾンビとか殺人鬼とかの怖さよりも、何か気持ち悪い気配とかにゾクッとしたりザワッとしたりという恐怖感を味わいたくなるのです。
BLでも「オカルトBL」とか「ホラー系BL」というと何となく手が伸びるのですが、ツボにハマるほどのザワッと感はなかなか感じられませんでした。
しかし、この「バグ」!
まだ1巻目なので何とも言えないのですが、死体無き虐殺…

4

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

新婚さんの激甘

この「神」評価は、歩の誕生日エピソード「愛の言葉」に対しての評価です。
もう、最高……!

「二人暮らしのユウウツ」
前作「不浄の回廊」から続いて、遂に同棲生活を送る西条と歩が描かれます。
相変わらず西条はちょっとクールな男前で、おどおど歩は自分が西条に釣り合ってない、と不安を抱えてる。
そんなところに西条に女が絡んでくる!BLに出てくる女性の中でもイヤ〜なタイプの女で、読んでてイライ…

12

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

オレ様デレ攻めと天然アホっ子受け。怖くないオカルト

ずっと読みたいと思っていた夜光花さんの作品。
タイトルから緊張感のあるサスペンスもの?と思っていましたが、読んでみるとコメディっぽさすら感じる軽いオカルトテイストのお話でした。
オカルトというのは、主人公の歩(受け)に霊感があって、攻めの西条君の背後に女の生霊やもっと大人数の黒い念の塊が見えるから。
歩の霊感はまだ弱くて、見えても祓えないんです。一方西条は物凄い霊感嫌い。だから歩は一人であた…

2

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

生意気受けがモジモジすると可愛い

ザックリ言うと生意気なお坊ちゃん受けの成長物語?
途中途中キツイシーンはあるけれど、
表紙のようなシーンもあるけれど、
どこか甘さもあって楽しく読めました♪


受けの従兄弟で社長秘書兼お目付役の攻め×金持ちで甘やかされて育った受け。
金にものを言わせ、ドラッグが横行する場所で遊び、家を継ぐ気もなくただただ悪い連中とつるんでる受けは、ある日とんでもない事件を起こします。それを処理し隠…

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