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木下けい子
くしにゃん
ネタバレ
白鳥が部下で9歳年下の佐伯に片思いしているところから始まります。 勘違い製造機とあだ名がつく佐伯は誰に対してももしかしたら自分に気があるのではと思わせる言動をする罪な男です。 好きでもないのにそんなこと言うの?と少しモヤモヤしてしまいました。 白鳥が佐伯に同性愛者だとカミングアウトしてから佐伯があっさり白鳥を好きになってしまうので、物足りなかったです。 えっちはしてますが、修正…
月村奎 木下けい子
umeair
ものすごく、ものすごーーく良かった。。 月村先生の作品を読むのは『ロマンス不全の僕たちは』『恋愛小説家は恋が不得意』に続き3作目なのですが、こちらの『ボナペティ!』が一番私好みでした。 とにかく不憫な葉が救われてくれ〜…!と願いながら読み、瑠可に保護され(←ちょっと表現おかしいですけど;)、体も心も文字通り救われていく様に、胸がじーんと震えました。 設定、キャラクター、月村先生の…
pag
これで読み納めなんて悲しすぎる。もっともっと二人のその後を読み続けていたい。 続編希望です。
最近BL小説にのめり込むようになり、大大大好きな木下けい子先生がイラストを担当されていると知って、わくわく気分で購入しました。 ……結果、最っ高に良かった。。! (以下、ネタバレ含みます) 月村先生の描く、受けの夏生(かお)の切ない片想いの表現が秀逸で。 片想いの日々が、レモネードに例えられているのです。 文章を読みながら、「あああなんて素敵な表現…!!」と悶えました(心の中…
ハハハリネズミ
攻の方も初恋をこじらせぐるぐるしていて、これが新鮮で楽しかった! これ、月村先生の作品としてはかなり珍しというか、初めてじゃないですか…? 「誰とでもできるセックスを受とはしたくない」みたいに言うの、すごく傲慢かつヘタレなようでいて、受への拗らせた執着心が伺えて大変ゾクゾクしました。 受の方もこれまでの月村先生の作品に登場するタイプとは少し違っていて、自分なんか…と卑下しつつも、(もしかして攻…
大好きな木下けい子先生の作品で、かつ方言男子という私のツボを押さえており、ちょくちょく読み返してしまう作品です。 京都弁のツンツン男子……いい…… 鴨川にひとり佇む周くん、とっても絵になります。 無愛想な周くんが、陽キャ千葉男子にゆっくりと心を開いていく様子にきゅんとします。 タイトルに「東(あずま)男」とあるけれど、攻めの相馬が東京ではなく千葉出身、というのも、なんだか良き。…
みざき
すごく近いのだけれど遠いなんとももどかしい距離感。同じものを見ながら違う考え方をしてぐるぐるとまわっている2人が織りなす、最高にもどかしいティーンエイジャーのような恋物語…といった印象のお話でした。 切なさMAXの月村先生がお好きな方にはやや物足りないかもしれませんが、ほどほどに切なくてもどかしいお話が読みたい方はお求めのものが見られるかもしれません。 まず、小説家ユニットという設定が面白…
てんてん
本品は『恋愛小説家は恋が不得意』の フェア店特典ペーパーです。 本編後、2人が卒業した小学校を訪れるお話です。 昨年、学校の統廃合があり 2人が通っていた小学校は廃校になり 今年の空きには公社が取り壊される事が決まっています。 大阪転勤前にと2人は 思い出の地を見納めにやってきたのですが 満開の藤棚は大人の洸史郎が背を屈め 目を丸くさせるほどに低くなっていました。…
今回はアパレルメーカー社員と小説家のお話です。 受様が仕事上のパートナーの攻様と恋人になるまでと 恋人になってからの続編後日談を収録。 受様は幼馴染である攻様とユニットを組んで 恋愛小説を書いている小説家です。 受様と攻様は小学校からの同級生ですが 受様は高校までほとんど親しく話をした事がありません。 というのも陽気で賑やかな攻様は 学生カーストの頂点にいて大勢の友…
kurinn
漫画家の2人組は実際の作家さまの中にも多く私もファンだったりするんですが、小説家のユニットは私の知ってる作家さまのなかにはいらっしゃらないので、どんな風に役割分担するのかと凄く興味が湧きました。 凄く萌える関係性でそんなにベタベタした関係でないものの、小学生からの幼馴染みとか自分に置き換えると絶対にあり得ないなと思いました。あり得ないと思いつつも月村奎先生の夏生(かお)が洸史郎との思い出を思…