木下けい子さんのレビュー一覧

恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

幼馴染同士の拗らせあい

小学校の頃から特に仲良しということもなかった2人。ちょっとした出来事での接点から意識していて、大人になって2人で小説家ユニットを組みながら、同じマンションに住んでいる。
受の夏生は、人見知りの専業小説家。
攻の洸史郎は、社交的で取材等を担当していて、小説とは別の正社員としても働いている兼業小説家。

距離の近い洸史郎にお世話され小説を一緒に執筆しながら、洸史郎に恋心を抱く夏生。それが後ろめ…

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好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

別れようという決意と想いの強さに、涙

ずっと気になっていながら、手に取っていなかったこちらの作品。

…なんでもっと早く読まなかったんだー!!自分!と自分を叱りつけたい気持ちです。

「好きで、好きで」というタイトルからもう、受けの穂木の想いが溢れんばかりに伝わって来て、本編を読んでいないのに胸がきゅーっとなりました。

そして開いた目次のページ。
「好きで、好きで」の次が、「ずっと好きで」。目次を見ただけで一途な想いに…

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恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

もう、キュンキュンだよ!!(昔の桃の天〇水のCMのヒューヒューだよ!風に)

20年来の同級生で、現在は小説家ユニットを組んでいるリーマンの攻めと専業作家の受けとのお話。
もう攻めが、これ以上なく拗らせ溺愛囲い攻めすぎて最高だったキュンが止まらない。
止まらなすぎて、全まりあげはが身悶えた!!

さすが、ベテラン作家様!!好き!!
拗らせ胸きゅん最高すぎる!!(2度目は叫んでみる)


攻めの過激なビッグラブ発言は堪らないし、受けも受けで相当拗らせ、重すぎる…

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恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

「恋になるのが怖いくらい好きだ」

やっぱり月村先生の書く両片想いは最高です。
特に親しかった訳でわないけれど小学校から高校まで同じ学校の幼なじみとひょんなことから恋愛小説家ユニットを組むことになりビジネスパートナーとしてやっていくことに。
でも接点はほぼなくてもお互いがお互いを意識していて特大の片想いを抱えて過ごしているという。
夏生は自身の心の機微を小説へ生かし、洸史郎はビジネスパートナーを理由に囲い込みをしていて取材で再…

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嘘つきと弱虫 小説

久我有加  木下けい子 

心酔の攻め

久我先生、いくつか読んでおります。
メガネのぽやっとしたのが受けてるのはあんまりお好みでないので、うーんと思いながら手に取ってみました。
久我先生の読みやすい文体に加えて、攻め様・麦人の溺愛盲目攻め感が良くてガーッと読んでしまいましたね、いやー楽しかった。

受け様・音也、メガネのひ弱かと思いきや、意外と相手のことちゃんと考えてる感じがしてよかったです(メガネひ弱受けはあんまりとか言いなが…

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カンチガイラバー コミック

木下けい子 

勘違いから始まる恋

白鳥が部下で9歳年下の佐伯に片思いしているところから始まります。

勘違い製造機とあだ名がつく佐伯は誰に対してももしかしたら自分に気があるのではと思わせる言動をする罪な男です。
好きでもないのにそんなこと言うの?と少しモヤモヤしてしまいました。

白鳥が佐伯に同性愛者だとカミングアウトしてから佐伯があっさり白鳥を好きになってしまうので、物足りなかったです。

えっちはしてますが、修正…

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ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

ボナペティ、葉くん・:*+.

ものすごく、ものすごーーく良かった。。

月村先生の作品を読むのは『ロマンス不全の僕たちは』『恋愛小説家は恋が不得意』に続き3作目なのですが、こちらの『ボナペティ!』が一番私好みでした。

とにかく不憫な葉が救われてくれ〜…!と願いながら読み、瑠可に保護され(←ちょっと表現おかしいですけど;)、体も心も文字通り救われていく様に、胸がじーんと震えました。

設定、キャラクター、月村先生の…

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灰かぶりコンプレックス 6 コミック

木下けい子 

もっと続けて!!!!

これで読み納めなんて悲しすぎる。もっともっと二人のその後を読み続けていたい。
続編希望です。

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恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

友達以上になりたいけど踏み出せない辛さ

最近BL小説にのめり込むようになり、大大大好きな木下けい子先生がイラストを担当されていると知って、わくわく気分で購入しました。

……結果、最っ高に良かった。。!
(以下、ネタバレ含みます)


月村先生の描く、受けの夏生(かお)の切ない片想いの表現が秀逸で。
片想いの日々が、レモネードに例えられているのです。
文章を読みながら、「あああなんて素敵な表現…!!」と悶えました(心の中…

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恋愛小説家は恋が不得意 小説

月村奎  木下けい子 

月村先生にしては珍しく…

攻の方も初恋をこじらせぐるぐるしていて、これが新鮮で楽しかった! これ、月村先生の作品としてはかなり珍しというか、初めてじゃないですか…?
「誰とでもできるセックスを受とはしたくない」みたいに言うの、すごく傲慢かつヘタレなようでいて、受への拗らせた執着心が伺えて大変ゾクゾクしました。
受の方もこれまでの月村先生の作品に登場するタイプとは少し違っていて、自分なんか…と卑下しつつも、(もしかして攻…

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