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凪良ゆう 藤たまき
maruchan
デビュー前の投稿作であるお伽話めいたお話を改稿したという物語と、今回書き下ろしの関連するエピソードをまとめた一冊。 ストレートでかわいいファンタジーです。前半の天から落ちて来た桃の精・モモと人間の青年のピュアな恋物語の王道な展開は心が洗われるようなかわいさだし、後半のみそっかすのコモモと神・白虎様とのなかなか交わらない物語も切なくもキュンとしました。 確かに今の凪良さんだったら選ばない…
凪良ゆう 草間さかえ
「ショートケーキの苺にはさわらないで」でいい味出してた(みんな大好き)阿部ちんが主役のスピンオフ。 本編で決して美形ではなくオタクでデブのコメディリリーフ的な役回りだった脇役氏がギャグではない本の主役になる……なんて今までのBL界を振り返ってもお初なんじゃないでしょうか?(調べてないですけど…) これはキュンと来て、じわっとするやつであろうことは読む前から予想はついていたのですが、なんとい…
わきの
ネタバレ
前作『ショートケーキの苺にはさわらないで』で良いキャラだった阿部ちん。 健康のために痩せても阿部ちんは阿部ちんのままで、38にしてやはり童貞。 そして出会ったのが高嶺という名の愛想の無いドールで…。 ドールオタクだからこそドールの扱いが上手いのは勿論なんですが、それよりも阿部ちんの性根が優しいし良い男すぎです。 高嶺も愛想が無いのではなく、今迄酷い扱いばかりで、本当はいろんな事を知らな…
杏仙
ショートケーキの苺にはさわらないでのスピンオフです。 あの、オタクでメタボ腹で気のいい阿部ちんが主人公攻め 受けは、またまた不憫なドール(アンドロイド)高嶺。超絶クールビューティ でも中身は素直でかわいい。 阿部ちんは、このままいくと早死にすると医者にいわれ 必死でダイエットして痩せていました。 読み進める度に終始はらはらと涙がこぼれてしまって… この世界観、設定が私のド…
甘M甘
予測通り、タイトルの意味は…いろいろやばい。確実に泣くやつですので、これから読むという方はティッシュやらハンカチやらバスタオルやら…を用意しておいてください。 ストーリーの自体より、アベの萌え方(?)に萌えました(笑)。特に初めて高嶺くんの寝顔見たときのアベの反応がリアルすぎてww(寝顔シーンを読んでたとき、わたしも抱き枕に抱きつきながらニヤニヤしていたので笑) 「彼シャツ」とか「萌え袖…
攻めの成田はイケメン細マッチョで面倒見が良いが、ビッチ好きで自分から好きにならないといけないタイプ。 そんな成田が好きになったのは子持ちの飴屋でした。 この飴屋が、いろんな男を喰いちらかす小悪魔ビッチな面はあるけど、家族を大事にする男気ある男で…。 飴屋の家族に何らかの事情があるのはすぐに察する事ができるんですが、なかなかヘビーな事情で…。 いや〜、飴屋が格好良すぎます! でもその自…
あーちゃん2016
多分泣くだろうなあ と思ってましたが 案の定、泣きました。 ショートケーキはぐるぐるしつつ 神。 こっちは、ぐるぐる少し少な目。多分 永遠の神作品。 神10があるなら神10にしたい。 凪良先生、草間先生、出版社の皆様、この本を届けてくださって、有難うございました。 シリアスが大丈夫な方は、ぜひ「ショートケーキ」をお読みになってから この本を読んでいただきたいです。 読んで何が得ら…
ポッチ
作家買いです。 凪良作品の『ショートケーキの苺にはさわらないで』のスピンオフ。『ショートケーキ~』の南里の良きドールオタク仲間だった阿部ちんが主人公のお話。『ショートケーキ~』は未読でも理解はできると思いますが、こちらの作品でも『ショートケーキ~』の話が絡んできているので、できれば読んでいた方がより良いかなと思います。 ネタバレ含んでいます。ご注意を。 主人公…
凪良ゆう 葛西リカコ
スピンオフ作品だけど、個人的には本編よりも印象深い一冊。本編で主人公にひどい振る舞いをするろくでもないひねくれ暴力男として描かれる加瀬くんが主人公。 生い立ちがBL初期……というかJUNE時代の小説にでもありそうなディープなものということもあって、相当に捻れた人物なので、そうかんたんには更生しないし、幸福にもならないのですが、自らも重い過去を背負った元ヤクザである阿木と周囲の人々のふれあいの…
凪良ゆう 高階佑
過去に読んだのだけど、今はもう手元に無いものとか、家のどこかにはあるのだろうけど……という本を電子版で買い直して読むことがちょくちょくありますが、これもそういった本のひとつ。…と言っても過去に読んだのは旧版の方ですが。めちゃくちゃ好きな話というわけではないのですが、ふと「読み返してみよう」と思うものではあったということですね。心がザワッとします。 前半は、重い過去と歪みを抱えた人たちが引き寄…