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これからの二人に期待!

 (1)とついてるのだから続くのをわかっていて、普段はあまりそういうのは買わないけど、絵柄が好みなのと主人公が気になりすぎて購入。

 職場の人と楽しく会話することもせず、見た目を気にしたりすることもなく、綺麗とは言えないような部屋に暮らしている花丸さんが、恋をして変わっていきます。
 身だしなみを気にしたり、仕事で発言をしたり。それがとってもいじらしくて、素晴らしいことだなあと感じさせてくれる。
 本題の恋の行方はまだまだ始まったばかりというところで。これからが楽しみ。
 個人的な好みの話だけど、花丸さんみたいな人が恋愛しているのを見るのがすごく好きなので、これからも見守りたい…

 あと、コンビニや公園などの風景が、なんとなくいいなっと感じました。あとコミュ障っぷりにわかる…ってなったり(笑)本当に続きが楽しみ!

世界観に浸れる

原作の小説は、大好きな木原先生の作品の中でも一番か二番か、それくらい好きな本でした。こちらのコミカライズでは、一冊の小説で二組いたうちの一組のお話だけが書かれています。
お話はどんなものかというと、タイトル通り。若いうちに成功をしてから年と反比例するように転落していった田頭の話。チクチクします。どこにでもあるわけじゃないけどどこかにありそうな……差はあれど夢破れる人はきっとたくさんいますよね。
こちらのコミカライズ、本当に原作のイメージをそのままにしたみたいな感じで、どうしようもないような、悲しいような、でもそんな中に愛が見えて……もう……もう……すごい。
この本だけでももちろん楽しめますが、原作のその後の〜を読むとより良い。幸せになれます。原作もこちらのコミカライズも、とにかく田頭と力の物語が本当に素敵で、ずっと好きで忘れられません。

恋をしていた話

好きよ 大好きよ
何回読み返してもこの言葉に涙が出る。伝えることができなかった気持ちは、悲しくて切なくてそれでもきれいなまま。もうめちゃくちゃに悲しいとかそんな訳ではないのに、どうしてこんなに切ないんだろう……いやもう年を取って死に別れているし、そもそも十代のうちにもう「寄り添わず離れず」と思って、それから六十年もずっとなのだから悲しいんだけど、悲しさというよりは美しい思い出のような。
とそんな切なさもありつつ、現代の孫二人とおじいちゃんは可愛くて癒やされたり。こういうところが秀良子先生のすごいところだなって思いました。三崎くんにコスプレさせてみたりデートしたりしてるおじいちゃん、そんな二人がかわいいけどなんとも切なく感じるんですよね。
貧乏な三崎くんとお金持ちな春人くん、春人くんのおじいちゃんと三崎くんのおじいちゃん。叶わなかった恋と叶った恋なんだけど、どちらも本当にキラキラしていて素敵でした。孫の二人はずっと二人で幸せであってほしいです。

あまい、しあわせ、あまい

短編集ということで、もう何度も何度も読み返しています。他の方も書かれている通り、めちゃくちゃ甘いです。ずっと噛み締めていたくなります。私は本編を読み終わってすぐ購入、夜更かしして読んで眠れなくなりました。笑
木原先生の作品はもうぼろぼろ泣いたり心がじくじく痛くなったりそんな中の(もしくはあとの)やっと結ばれたり思いが通じ合ったりするような甘い所がたまらないですよね。その中でもこちらの夏の縁側はもう本当にたまらんのですよ!
物語中なんだかゆっくりしたかんじの空気が流れているな、と思っていましたが榛野が日本に帰ってきてからはよりいっそうそんな感じがしたというか。二人で過ごしているのが本当に幸せそうで、甘い。好きな所をあげるなら、貞淑な妻のように〜の一文とか、「私が別れたいと言っても〜」のセリフとか。谷地のことをどれだけ好きなのか、ひしひし伝わってくるんです。なんていじらしいんだろう……とバタバタしたくなりました。
谷地と榛野の猫と末永く幸せでいてほしい……と思いました。本当に甘くて幸せ。とにかく甘くて幸せなんです!

想像通りの雰囲気

原作を読んで挿絵を見ていたときから、こんなに物語の雰囲気にぴったりな絵があるだろうか……と思ったのを今でも思い出せます。そうして原作を読んでからわりとすぐにこちらも読みました。
どこにでもいそうな二人の、なかなかうまくいかなかったほろ苦くて酸っぱい恋。(ちゃんとハッピーエンドです)あらすじは省略させていただきますが、大竹先生のイラストは全編通してなんだか穏やかで優しくて、お話の雰囲気に本当にあっているなって思いました。それをずっと漫画で読んでみると、なんとも目が幸せでした。(笑)
二人が結ばれるまでは結構色々あって、やきもきしたり、悲しかったり腹が立ったり。でも読んでいるとなんだか癒やされるんです。原作の小説もこちらも、いつになっても思い出して読みたくなります。

!!!?!!

お互い理想的な相手と結ばれるお話。
大好きな木原先生作品をとにかく買い集め、買ってからしばらくして読んだ作品。まず表紙、よく見るまで後ろの存在に気づかず。あらすじを見て、こりゃーとんでもなさそうだ!と後回しにしちゃってたんです。
でも、早く読まなかったことをすごく後悔しました。まだ読んでいない人にサイテーでおデブな受けに萌えるのか?と聞かれたらすげーー萌えるからとにかく読め!!!と言いたくなる。そんなお話。
何がすごいって、表紙に載っているようにかっこよくて男前な東山はショタコン、今蔵はワガママおデブで重症なマザコン、いい年なのに振る舞いはまるで子供で、あそこもかわいい。これ、読んでみるとこの二人、かなりお似合いなのでは……と途中で気づきました。過保護なママに育てられて可愛がられあまりものを知らず(痩せたら)小さくてかわいい見た目の今蔵。年上だけど、ショタコンの理想そのものだった。すごい。
そもそも無人島で遭難するお話なわけですが、そんな状況でもわがままで何もできない今蔵に東山もブチ切れたり、なんやかんや協力するようになって今蔵が素直になったり、極限状態で今蔵が痩せたり、なんかちょっとしちゃったり。
無人島ではそんな感じでしたが、無人島の外ではもうまるで運命のいたずらと言うべきか、無人島に取り残されたのも、助けが来ないのも、ものすごーい偶然の連続の結果だったんですね。二人を助けようとしている人もなかなか辿り着けず。でもそのおかげで両思い…?になれたんですね。
生還してからは今蔵の母によって二人は離ればなれ、会社も倒産していて、とかなり可愛そうな東山でした。が、再会できます!ウルトラハッピーエンドです!PRESENTももうむちゃくちゃ幸せです!
サイテー上司の今蔵と無人島に行くところから始まり、再会してハッピーエンドになるまで、読み終える頃には、というか無人島でしちゃってる頃にはもう萌えていた。すごい。百キロ超えの受けかぁ……と思って読み始めてからその萌えに落ちるまでの衝撃がすごすぎていろんな人に勧めたくなる……けどまわりに勧められる人はいないので(笑)
終始おデブであってほしい人にはあんまりかもしれないけど、おデブはなぁ……と思っている方はぜひ。幸せになれます!

家族

10年も前の作品なことに驚きつつ、同時収録もいくつかありますが、表題作が好きすぎるのでとりあえず表題作だけレビューを書こうと思います。同時収録のお話も結構モエでした。
タイトル通り、高校生だった二人が出会ってから家族になるお話です。今まで女の子と付き合っても長続きしない攻めのことを男の人が好きな男の子な受けが好きになって、攻めも好きになるってどういうことか悩んだり受けも同性を好きになることで色々悩んだり。
両思いになってからも、吉住は好きだから悩んですれ違っていたけど澁谷もほんとうに吉住くんの事が好きなんだなって、甘酸っぱい恋とあったかい愛。読んでいたらこんな満たされた気持ちになる。好き同士で二人で暮らしていて、不安になったりもするけどやっぱり好きだから一緒にいて……そんな二人が心のなかにずっと残っています。こんな二人の関係はやっぱり家族なんだろうと思います。
あとがきに、本棚の中でひっそりあって思い出した時に開いてくれたら……と書かれていましたが、なんかそんなかんじなんです。発売直後ではなかったけど数年前にこの本を読んでから、今でも時々無性に読みたくなるし、初めて読んだ時に感じたあたたかさが今でも思い出せます。好きなシーンがありすぎるんですけど、雨の中でキスとか寝ている澁谷に泣きながらキスしてるところとかとにかく泣いている吉住とか付き合ってることを澁谷が両親に言うところとか、ラストのおかえりのところとか。この絵柄とこのお話、本当にマッチしているなと思いました。あたたかくて優しい。何年たっても思い出して読み返しています。
私事ですが、まだ腐女子になったばかりというかそういう頃にこの本を読んだのですが、多分この本の影響でこういう恋だけじゃなくてもっとその先のことを考えるような、そんな作品が好きになりました。人を好きになることや一緒にいることについて考えさせられるような、それでもじんわり心にしみてくる素敵なお話です。

最高すぎたとしか言い表せない

本当に幸せすぎた……元々BLの妊娠出産が好きで購入しました。あらすじを読んでなんとなく特異体質の受けとお医者さんの攻めが出会ってなんやかんや子供ができるのかなくらいの気持ちでした。
岩本と出会ったことで不幸せそうでアラフォーなのに童貞な弓削が少しずつ変わっていって、どんどんラブラブになる二人。愛ってすごい。両思いなのに気づくまで少しすれ違ったりしていたけど、恋人になってからはもうラブラブ……心の底から愛し合っている二人。そのうち結婚して家族が増えて、と、本当に見ているこっちにも幸せオーラが飛んできてました。当初の妊娠出産が見たい!という気持ちを忘れそうになるくらい、弓削と岩本の深まるばかりの愛も、二人以外の周りの人たちがいるシーンも、夢中になって読みました。
そして、岩本と特異体質についても、本当にありそうな説明を本当のことを知ったような気持ちになったり。(笑)そして紆余曲折ありながらも赤ちゃんが生まれて、ウルトラミラクルハッピーエンドでしたっっ……!
個人的な願望としては妊娠期間をもう少しと子供が生まれたあとの話も読みたかったな〜!でも本当にすごかった。最後の最後まで萌々しっぱなしで、とにかく読み応え?ボリューム?がすごい。挿絵も綺麗だし、濡れ場もすっごい。そして何より、あふれる幸せっぷりに癒される。読んで本当に良かった……!

等身大で血の通ったあたたかさ

水が流れているような自然な静かさの中、いろんな想いが交錯しながらすすむ恋。もちろん読んでいるときは黙って読んでいたけれど、心の中ではもうわーわー叫びたくなるような、きゅっと胸が詰まって可愛くて苦くて……ただすごいなと思いました。
性格も育ったところも全く違う二人は親の再婚で出会って、ちょっと遠回りで好き同士になって、高校生、大学生の年頃の二人は恋以外のこと、将来だったり自分のことだったり、いろんなことに悩んでそれでもどうにか答えが見えて……なんというか、葵とかずさの二人の今までとこれからを鮮明にうつしていて、あたたかな気持ちで見守りたくなるようなお話でした。
そしてなにより、二人やいろんな物事を表現言葉の一つ一つが美しい!葵が育った場所の風景もなんだか目に浮かぶようで、二人が自販機で飲み物を買っているシーンとか、想像してみて、すごくすごくいいな……と、いろんなところでキュンっとくるようなところがあったけど、ゴミ袋いっぱいの花は素敵すぎてため息が出ました、いい意味で!(笑)
タイトル通り、何があってもここに帰ってくるだろうと、そんな場所があると思うようになるまで。BL的萌ももちろん、物語として、読み終わって余韻にずっと浸っていたくなる爽やかであたたかな気持ちになれました。

あまから?

進学のため上京して、ステレオタイプすぎるような受けは稀に見るくらいの純朴さというかなんというか……流され続けて危ないところまで行ってしまうけれど……というような感じ。
東京にやってきたばかりの受けが少しずつ変わっていってしまって、勘違いされたり、へんなおじさんに悪いことを吹き込まれて実行していたり、途中あまりにもかわいそうなところもあり、誰かこの子を守ってあげて!!!!!と言いたくなった所で攻めが颯爽と、でもないけれど、ともかくかなーり危険な所を助けてくれます。
勘違いしてすれ違って、ただ純粋すぎたせいでかわいそうな受けと、一見クールな攻めの思いが通じ合ったのは最後の最後だったけどハッピーエンドです!(重要)ストーカーな攻めが必死で一生懸命だった所が、素敵だった。
とにかく絵が綺麗で、表紙も目を引かれるし、受けも攻めもイケメン。だから読んでいてワクワクするけれどどこかちくちくするようなそんなお話でした。方言もなんとかわいいことか……ただ、らぶらぶーな所がもっと見たかったなあ(笑)