奈良千春さんのレビュー一覧

月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

ガガリの故郷 満月の夜の水の神事

前作の存在を知らずに、読んでしまった。

① 獣の誓いと水神の恋
⓶ 月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~

・・の順らしいけど、いきなり今作を読んでも、つながりに支障なく読めました。

ガガリの生まれた砂漠の国で、水が枯渇。
原因は、皇后の贅沢三昧と圧政。
自信喪失の弟王のピンチを救いに行くガガリ。

キャラバンの男性が協力して、水神子を助けて、月を掬いあげて、水を呼ぶ神秘的な…

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月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

萌え萌えキュンキュンいっぱい

お話もイラストもとってもよかった。特にキャラ設定が私の好み。猫の可愛さがあっちこっち出ているからページを捲るたびにニヤニヤが止まらない。さらに奈良千春さんの全キャラの豪華な衣装と美しい町々の風景が目の保養になる。このシリーズが続いてほしい。

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月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

幻想的な風景が印象深い

評価は神寄りです。

続刊きたーーーーヾ(*´∀`*)ノ

シリーズ2作目ですね!
(今後も続くと確信(願い)を持って通し番号入れる)
(伏線を信じてシリーズ3、4期待してますよ〜!!)

届いた本を見てビックリ「薄ッ!」だったんですが、
文字はギッチリ詰まってて読み応えがありました。
微笑ましさあり、涙あり、幻想的な風景あり、とても面白かったです。

また、ふと一瞬見せる…

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月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

2冊目にして萌え下がらず

作家買い。
野原さん作品の『獣の誓いと水神の恋』の続編にあたる作品です。『獣の誓いと~』がめっちゃ萌える作品だったので、今作品の発売も心待ちにしていました。序盤に前作の内容がさっくりと書かれていますしキャラ説明もあったりするので、前作未読でもギリ読めないことはないと思いますが、それでも前作ありきのお話なのでそちらを読まれてからの方が絶対に面白いと思います。前作未読の方はそちらもぜひ。

さて…

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君だけが僕の奇跡 小説

千地イチ  奈良千春 

色が溢れている表紙絵 

読み終わるのが惜しくて、少しずつ読んだ作品。
凄く感動しました。良い話だった。

武太一郎は、芸術家一家の長男。
才能は有るけど、理解者に恵まれず、自信を持てない画家
倉沢慎吾は歌手。
実は色難で、白黒の世界の中で生きてきた美少年。

モノトーンの世界の中で、唯一武が描く絵だけは、色が分かる。
武が描いた壁に貼られたポスター、
その絵の花の色だけは視えて脳に入ってきた。
・・…

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リセット 上 小説

谷崎泉  奈良千春 

萌ではなく神

萌、、、という表現では判定できない作品でした。萌えどころは無いけど神です!上下巻の感想になります。

のっけから、恋愛では無い関係が攻めである高平と受けの橘田で表現されます。お互いでお互いを縛り合うというか、後ろめたさ、罪悪感に絡め取られています。
それでも高平の方は、肉体的に重症を負ったことと、事件で亡くなった警察官がいたことで、警察官を目指すことになります。ある意味、もとから強い、乗り越…

1

獅子の契り 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

レオンへの感情が無だ…

シリーズ22作目です。
獅子がタイトルに付くのは6年ぶり…?
(龍シリーズで獅子CP登場数多いから実感ない;)

獅子ねー…。獅子かぁ…。
私は「龍の困惑」でレオンマイナス億点叩き出してから
レオン見るとシラッとした気持ちになっちゃうんですよ。

(ホンマ高柳にキスした罪が重い)
(悪気ないところがレオンらしいけど嫌)
(レオンが愛を語っても冷ややかな目で見ちゃう)

この…

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先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

なんかピンとこないまま終わってしまった…

旧華族な受け・雅人を、身近に引き寄せて読むことができなかったのが敗因かも……。
浮世離れして世間とズレてるおぼっちゃまも嫌いじゃないのになー……。
鼻血出しちゃうところや、7万円のボールをプレゼントしそうになるところなども、クスッと思うことができなくて白けた気持ちで読んでしまった私……。

旧華族の跡取りとして幼い頃から自分を律して生きてきた人の芯の強さ・凛としているところが魅力的ではある…

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駆け引きはベッドの上で 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

なかなか面白い!

ふゆの仁子さん、読ませて頂いたのはこれが初めての作品です。

日本の国内スーパーに勤める受け、遊佐奈央。米国の流通大手のウェルネスとの提携を進めていたが、ある策略によって頓挫します。
その責任をとる形でリストラにあった奈央は、落ちる所まで落ちてやる、とベガスでの賭け三昧に出かけます。
底で攻めのヨシュアに出会い、自分自身を賭けるのですが、お約束通り負けちゃいます。
そして身体を差し出す羽…

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オメガの乳雫 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

噴射系甘エロオメガバース

ミルク噴射系BLといえばバーバラ先生の「下僕には極上ミルクを」が傑作だと思うのですが、この作品はそれにオメガバの味付けを施したような感じで楽しく読めました。
ただ、受けがオメガなので、おっぱいからミルクが出るのは、そこまでおかしなことではないのかな?と感じてしまい、個人的には「下僕には〜」ほどの強烈なトンチキ感(いい意味で)は感じなかったかも。
よく言えばオメガバースの世界観に、おっぱいミルク…

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