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一穂ミチ 竹美家らら
あんバターパン
ネタバレ
色んなところでこの作品の評判は聞いていて、大体のあらすじも頭に入っていて読んだのですが、あらすじを超えて、想像も超えて面白かったです! 内心超毒舌だけど処世術として外面はとてもいいアナウンサーの国江田計が取材で出会った映像クリエイターの都築潮。彼と取材とは別の、いわば「裏の顔」の時に再会し、国江田計とは名乗らずにオワリとして付き合い続けるうちに、本音で語れる関係を心地よく感じてしまうが、潮に…
月村奎 竹美家らら
H3PO4
とはいえ、主人公たちは全く日常の人では無いんですが… 人気俳優と小説家。 職業的にはレアな業種だと思いますが、二人の間に流れている時間は、普通のカップルと大差ないものです。にも関わらず、萌があるのは、受けの晴樹にとって恋愛、恋というものがトラウマになってしまっていたから。 前の彼氏は、当時の編集者だったのですが、なんと付き合っている間にいつのまにか結婚していて、さらに子供までできていたと…
ちろこ
一穂先生の筆の魔法の力で2時間素敵な時間を過ごさせて頂きました。 はぁーーー……本当に凄い。どんどんのめり込んだし、没頭したし、自分自身とiPhone端末(電子書籍です)のみが存在する世界でした。 設楽と相馬の関係がより一層密にアップデートされた番外編4だったと思います。設楽は相馬のことが好きで、相馬からは明確な言葉で設楽への気持ちを伝えてはいないんですが… その答えは読めば…
あほが三匹
題名は有名な詩からとった物ですね、苦手な先生×生徒物ですが好きな先生のデビュー作なので読んでみました。 読み始めはやっぱりキモっと思ってしまったのですが、流麗な文体のおかげで段々気にならなくなりました。ただ攻めが相当な屑なんですよね、一見飄々としているけどかなり節操が無いというか。 そういうのの延長線上で生徒に手を出しているので本当に好きなの?単に性欲では?と思ってしまいました。本人た…
ななつの
『ずっとここできみと』のスピンオフ 前作のメイン2人のお友達だった晴樹が大人になって登場です。 育ってきた環境や過去の恋が原因で、自己肯定感が低く恋にも臆病になっている晴樹。表向きの仮面を身につけて、周囲とは上手くやっているけれど、心の中では小説家としても自信がない。 晴樹が小説の登場人物のモデルにしていた俳優の鼓太郎は、天真爛漫で天然で人たらし。言葉もストレートで裏表もない人。 恋に…
設楽×相馬は、全く頭にもよぎらなかったのでかなり驚いた番外編。 しかし一穂先生の魔法の筆の力を以ってすれば、こんなにも素晴らしい仕上がりになるのですね。設楽×相馬……アリです。 名和田と竜起カプの番外編で登場していた相馬に特段思い入れもなかったけど、こうして物語の主人公として彼の視点でストーリーを追うと、こんな展開があるのか…こうくるのか…と相馬に興味が膨らんでいきました。 やっぱりただ…
茶々丸53
春樹は自分に否定的で自信がなくて、生い立ちや苦い経験もあるんだけど繊細な人だと思った。 春樹の作品のがドラマ化され主演したのが鼓太郎、少し天然でおおらかで大型のわんこのよう。 気が合う2人が惹かれ合ったのは自然だけど、春樹が素直に受け入れられないのも解る。それだけ初恋のショックが大きかったんだろうし、それは認められなかった家族が起因だろうな。 春樹が好意を拒否してギクシャクしてるのは辛かった…
ハハハリネズミ
いつもの月村先生らしく、優しくて救いのある物語でした。 自分のいつもの評価だと萌2ぐらいですが、スピン元の「ずっとここできみと」でのお相手は編集者の方だったので、こっちでの展開を期待してしまった所があり…まさかの相手替えにショックを受けて個人的な評価として一つ下げてます。 月村先生の包容力大人攻めが読みたかった…。 月村節と言えば優しくて包容力のある攻めのイメージですが、先生がたま〜に描…
てんてん
本品は『もう恋なんてする気はなかった 』の フェア店特典ペーパーです。 本編後、晴樹が鼓太郎と喧嘩するお話です。 おととい、鼓太郎はささいなことが原因で喧嘩をし 今はハンキングチェアに揺られながら 何度目かのため息をついていました。 ドラマの撮影で東北にいる鼓太郎が 収録の合間に電話をかけてきたのですが キスシーンを見たら嫉妬するかという鼓太郎の問いに 「嫉妬しない」…
今回はドラマの若手俳優と原作小説の小説家のお話です。 受様が攻様との出会い2度目の恋を成就させるまでと 本編後の続編短編2話を収録。 受様は父を早くに亡くし、中学で歯科医師の義父をえます。 義父は息子となった受様に金も口も出すタイプで 進路はもちろん、生活全般にダメだししますが 受様の感覚と全く相いれません。 母も夫の意思が最優先で受様は鬱屈した生活を送る中 友人か…