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9/90(合計:898件)
一穂ミチ 竹美家らら
あんバターパン
本編の合間の掌編がいくつも収録されていますが、2人の何気ない日常や本編で割愛されていたエピソードが読めてとても満足です! 特にお気に入りのところは潮と計の噛み合っているようで潮が計を軽くあしらう会話(うなぎの蒲焼というのに対しよしよし卵な、の流れ)や、付き合ってしばらく経つのに毛糸のパンツを恥ずかしがる計がとてもたまらなく可愛らしくて悶えました。 そして計の実家で年越しをする潮のエピソ…
hikaru97
BLの規制が厳しくなった2000年前半頃 とある出版社はBLから撤退しちゃうし、もう悲しくてBLから身を引きました。 離れていた間にこんなに面白い小説家さんが生まれていたとは!! 物語もキャラクターも全てが面白くて愛おしいです。 何回も読んでます。
前巻「ふさいで」で付き合うようになってからの今作。 表題は「つないで」ですが、中の構成は「ひらいて」からの「つないで」です。ふさいで→ひらいて→つないでの流れがとてもいいな、と思ったのが第一印象でしたが、中を読んでもそれは裏切られませんでした。 設楽さん40代、栄さん30代だし、キャラクター的にもイチャイチャ甘々な展開になりにくい2人ですが、仕事柄ライバルが現れたり事故に巻き込まれたり…
月村奎 竹美家らら
碧雲
ネタバレ
スピンオフの晴樹の巻を先に読んで気になったので、こちらも読了。 月村先生お得意の幼馴染もの、この続きの構想もあるみたい。 あとがきが面白くて、・・頭痛、肩こり、首凝り対策募集とあった。 ・・温泉で温まるのがいいのでは? ------ 北関東の公立進学校。二人の高校生から大学生までの日々。 スピンオフの主人公晴樹も登場。 ●雨宮理玖: 二年前、高校入学前に両親が事故死。…
「ずっとここできみと」スピンオフ、だけど、登場人物は別なので、 読まずに今作を電子版で読了。イラスト入り。 月村先生の作品は地味だけど、テーマが身近なものが多いので好き。 それと、語彙のリズムやテンポが良いので、音声化したら良さが上がると思う。 ●夏川春樹:27才 15才から執筆、活動12年の作家 ラノベ➡ライトミステリ 容貌薄口の「雰囲気イケメン」、プライドが高い 過去の恋…
番外篇1、2で名和田深くんがテレビ業界に飛び込むほど憧れ、子分として必死に食らいついていた相馬栄が主役でビックリでした。なぜってパワハラ発言当たり前の独裁者のイメージだったから。何となく「悪人」みたいなイメージでした。 そんな栄の新人時代から、ゴーゴーダッシュが終了するまで、そしてそれからのお話…。とても興味深く読みました。 本編でも一穂ミチ先生は「悪人」を作らないなと思っていたのです…
番外篇1ですでに付き合い始めた竜起と深のその後です。 竜起と高校の同級生で竜起のことをライバル視してくる恵小太郎が中途採用で入社し、現場を覚えるために深の下で研修を重ねるうちに深に好意を抱いていって…という、当て馬登場かぁ~となる展開なのですが。小太郎が竜起を意識しまくっていてこじらせてる感じが可愛らしい。憧れとライバルが入り交じるとこんな風になっちゃうのかぁ~とニヤニヤしてしまいました。 …
番外編ということで、本編の国江田計の後輩、皆川竜起のお話でした。 テレビ業界のことは疎いので分からないのですが、テレビ局に勤めている人ではなく外注という形でテレビ制作って行われるようで、竜起の御相手はそんなテレビ制作に携わる外注のスタッフ、名和田深くん。 深はある過去から人の目を見て話すことを避けるようになってしまっていた。そして、学生時代からの憧れのテレビ制作に携わっているが、将来ど…
今まで語られなかった潮の生家のお話。今まで語られなかったのも分かる、由緒あるご家庭のご子息でした。ただ家の方針に納得いかず、15歳で家を出たというのがまた潮らしくて惚れ直してしまいました。 国江田計という社会的ネームバリューを盾に取られて計と距離をとることを選択した潮。もうこの辺りは泣けてしまいました。自分の背景(実家)が好きな人の足枷になるのではないか、逆に自分の仕事が相手の足枷になるので…
続編で、だれることも無くすごく面白い展開で楽しめました。 当て馬という訳では無いですが、潮の密着取材があり、そのインタビューをするのが木崎了というモデル。イケメンというだけでも計には面白くない上に、その木崎は旭テレビのアナウンサー採用に落ちたという経歴があるという。 そしてその木崎も出演する夜のニュース番組が計のサブとして出演しているニュース番組のちょうど裏番組にあたる。色々とライバル…