石田惠美さんのレビュー一覧

汪国後宮の身代わり妃 小説

釘宮つかさ  石田惠美 

幻想的な中華風奇譚 小説

電子発売日 2021/12/23~
釘宮つかさ先生は、魔道祖師原作・制作協力をされているだけあって、中華ものの描写が上手で読みやすかった。
石田惠美先生の挿絵が内容とマッチ、迫力の美だった。

後宮に入り、王家に伝わる龍神の毒を浄化する方法を探して翠蓮は頑張る。
ついにその方法を知り、翠蓮はそれを実行。
黒竜が浄化され、神龍として天に戻る。
その時、真の災難の仕掛け人の姿が現れる。

4

汪国後宮の身代わり妃 小説

釘宮つかさ  石田惠美 

受けにベタ惚れな攻めがツボ

神龍の特別な加護持ちの一族の受けが従兄弟と入れ替わって攻めに嫁ぐ話。
娶る側の攻めにも身に宿す黒龍の事情などがあってお互い本意ではない婚姻だったんだけど、受けを見た瞬間に惚れちゃってメロメロな攻めが良かった。
メロメロの甘々。なのに受けは自分はただの黒龍のエサだから勘違いしちゃダメ…とか思ってて攻めのベタ惚れに気づいてなくてまわりが驚愕してるのが面白かった。

攻めの霊獣の小虎ちゃんもとて…

4

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

セレブ

紅葉先生の別作品が好きだったので購入。今回はカプがそんなに好みじゃなかったので中立にしました。本編320P超+本編1シーンを後から振り返っている後日談6P+あとがき+石田先生のあとがき。海沿いのセレブ生活がお好きな方、ダンスがお好きな方なんかには刺さるものがあるのかも。

手を出してはいけない女と懇ろになってしまった拝島。痛めつけられるのから逃げるため、走ってきたスポーツカーの前に飛び出します…

6

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

んー

作家買い。
高月さんの描かれる受けさんて、みんなガッツがあるっていうのかな。精神的にタフな受けさんがいつもドストライクなのです。そして石田さんの描かれたこの美麗表紙にも心鷲掴みにされ、発売日を心待ちにしていました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







若干28歳の柏木はかつての仕事の株を売り払い大金を手にしたセレブ。
恵まれた精悍で美しい美貌と体格で、美…

9

溺愛王子、無垢なる神子を娶る 小説

小中大豆  石田惠美 

セクシャリティをも凌駕する一目惚れ

女好きの遊び人攻ヴィハーン×深窓の天然健気受シャウーリャの物語、とっても面白くて一気読みでした。

お互いにほぼ一目惚れ状態なのに、中々自分の気持ちに気づけない2人の心の揺れ動きに焦れながら読む楽しさを堪能致しました。

小中先生も書かれてましたが、表紙をめくってすぐの口絵カラーのヴィハーンの色気にクラクラして、あまりの色気に直視出来ず、思わず本を閉じたり

小中先生と石田先生のタッグ…

7

「汪国後宮の身代わり妃」コミコミ特典SS小冊子「初めての里帰り」 グッズ

是非読んで欲しいです

こちらコミコミさんの特典小冊子のお話なのですが、私は「めちゃコミック」の電子版に収録されていたのを読みました。

本編では哉嵐と翠蓮の間に三人の皇子が産まれた事まで書いてあるのですが、こちらはそれ以前の翠蓮が正妃として哉嵐と結婚してから初めての里帰りのお話でした。

身代わりであった翠蓮を隠して来て、正妃として登場させる展開はとても見事だと思っていました。

でも二人の結婚式に翠蓮の従…

1

汪国後宮の身代わり妃 小説

釘宮つかさ  石田惠美 

流石でした

いつもはコミコミスタジオさんで購入するのですが、買い逃していたので電子で購入しました。そうしたらコミコミさんの特典小冊子のSSが収録されていたので嬉しい誤算でした。


全体に渡る細々とした伏線が回収されていて、見事としか言いようのない作品でした。

後に明かされる黒龍の秘密とか、神龍の血を引いた白氏の一族の特徴とか、汪国の歴代皇帝が苦しむ理由など、面白くてページをめくる手が止まりません…

6

溺愛王子、無垢なる神子を娶る 小説

小中大豆  石田惠美 

魅惑の王子と健気な妃

第四王子でありながら屈託がなく臣下や民にも慕われ、性愛は奔放で女性にしか向けられず日常的に甘い言葉を囁き、それでいて嫁いできた"男の嫁"を性的には見られないものの家族として丁重に扱う、そんな魅力的なヴィハーン。
彼は所謂箱入りで嫁いできたシャウーリャにたくさんの経験をさせてゆくだけでなく、自身もシャウーリャに対して他の誰とも違う初めての感情を抱いてゆきます。

シャウーリ…

6

汪国後宮の身代わり妃 小説

釘宮つかさ  石田惠美 

壮大な中華後宮ファンタジー

汪国後宮を舞台にした壮大なファンタジーで大満足の1冊。 翠蓮は従兄弟の身代わりに汪国皇帝で親の敵である哉嵐に嫁ぐも、嵌められて暗殺の疑いをかけられピンチに。けどこの事で翠蓮の誠実さが解り、2人の距離が縮まって良かった。けど黒龍に蝕まれる哉嵐と、そんな哉嵐を慕い気遣う翠蓮。大事にしすぎて言葉が足りない隙を、泰然に付け込まれた様に思う。 死にそうになっても守り合う2人には感動。血もあるけど、2人だから…

5

汪国後宮の身代わり妃 小説

釘宮つかさ  石田惠美 

上品な溺愛と呪いと策略とてんこ盛り。

釘宮さんのお話は凝ってますよね。私には読む前に心の準備が必要です。

あらすじの最後に溺愛譚、開幕!と書かれてあるので続くのかな?と思いながら読んでましたがこれはどうなるんでしょう?

本当にどのエピソードも手を抜かない作家さんですよね。

身代わり花嫁ものはしばらく苦手だったのですが、こちらはとっても良かったです!

家族と黒龍がキーワードですかね。
黒龍の呪いの真実と翠蓮の持…

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