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水壬楓子 北沢きょう
まりあげは
ネタバレ
幼い頃から兄弟同然に育ってきた皇子×「留学」という名の人質として攻めの国へやって来た他国の皇子。 上巻だけですでに激動すぎて、このあとどうなっちゃうの?!! と胸の辺りがキュッとなるような攻め受けの切ない別離で終わっていました。 攻めのアーサーがいい子すぎるんだけど、いい子すぎて、受けの国のことまで見えてないのが辛い。 辛いといえば、自分の国のためとは言え、策略として攻めの父…
kurinn
シリアスな展開がずっと続いて、面白くて一気読みしました。なので甘々なお話は本編中にはありませんので、ストーリー重視が好きな方には堪らない作品だと思います。 ヒリつくような緊張感が常に漂ってて、アーサーはリシャールの思惑に気が付いたのかとか、リシャールの悲壮な献身に気付いてくれたのかとか、読んでて凄く気になる点が終盤まで明かされないままに進むのがまた秀逸なんですよ。 もうね、リシャールに…
水壬楓子先生の作品って最近読んだかしらと調べてみたら、「たとえ業火に灼かれても」を去年読んでました。すっかり忘れてましたね。 今作もベテラン作家さまらしく読ませる作品でした。 もうね、ノーザンヒール国王のオーガスティンのザマァ展開のみを期待して読み進めました。この老いぼれめって!www まだ上巻しか読んでませんが、この作品は好き嫌いが分かれると思います。十河先生の「毒を喰らわば皿まで…
あーちゃん2016
どうなるのよ、と思うところで終わった上巻。笑うところは微塵もない超どシリアス展開。表紙の儚げ美人はどうなるんじゃと、国の興亡ものは一度読みだしたら、読み止めるのが難しいですね。ただキャラにキュン♡するところが少なかったので、萌にしました。本編200Pほど+後日談というか振り返りというかが40P超+あとがき。 そして。下巻もカラー口絵、モノクロ挿絵、ともにございませんでしたーーーー。 下巻で…
きょう先生の素晴らしい表紙で、即買い。だったのですが……リンクスさん、今回だけですか??と問いたい心地になったのと、攻め受けともそんなに好きというキャラではなかったので、萌にしました。本編250頁弱。イラストレーターさん買いすることが多い私は、これからどうすれば…と戸惑ってます。 幼い頃から人質としてノーザンヒールで暮らしているフェルマスの世継ぎの皇子リシャール。ノーザンヒールの王太子アーサ…
湘子
アーサー×リシャール 下巻の展開が、『反逆の故国』のまま重いテーマで、 壮大でしっかりとした内容で素晴らしい。 国の政治的な騒動には苦手で、登場人物が多すぎて、 恋愛を主要に楽しめたかっ私にとってはちょっとキツかったけど、 国の重たいシリアスが好きな人には、絶対に大満足できると思う。 時が経つにつれて、どんどん複雑に絡み合っていく感じで、 2人の、変わっていく心と…
みざき
一体どうなってしまうのかと上巻を読み終えた勢いそのままに下巻を手に取りましたが、こちらもまた濃厚な1冊でした。 あまりにも切ない恋と、陰謀入り交じる政変の予感。 そして他国をも巻き込んだスケールの大きな物語。 とても壮大なファンタジー作品なのだけれど、根っこにあるのは、まだ幼く穏やかで幸せだったあの頃にした約束なんです。 同じところを見据えながらも、まわり出してしまった運命の歯車と共に簡単…
重厚で濃厚。そんな言葉がぴったりの上巻でした。 大小さまざまな王国で成り立つニアージュ地方。 かつて大きな戦が起こった際に勝利した同盟軍が乱立した王国をまとめ上げ、その中でも一際国力に勝るノーザンヒール王国を舞台に、一筋縄ではいかない苦しい物語が繰り広げられていきます。 いやー、すごかったです。読み応えがあります。 正直、上巻時点では甘みはほぼない…もしくはかなり少ないと思いますし、大きな…
アーサー×リシャール 上巻だけを読んだ、レビュー(個人的な感想)です。 上巻と下巻、紙版も電子版(Kindleで購入)も挿絵がなく、 中身は表紙と同じモノクロのイラストだけ。ガッカリ・・・。 北沢きょう先生の綺麗な絵も期待していたから、少し寂しい。 異国で繰り広げられる、強国と弱国の対立、 身分の差のある2人の皇太子の物語。 国の事情など考えることもなかった幼い頃から…
水壬楓子 十月
14年ぶりに再会した幼なじみの刑事×法医学者。この作品はネタバレなしで最後まで読んでほしいです!!! 2人の幼なじみの女性が殺害されたのと同時に、偶然なのか必然なのか、受けの周囲には当時の知り合いが集まってきて…?!! なんとなくこの人が犯人だろうなあ、、、という勘は当たっていたのですが、まさかのさらなるオチが。 読み応えのある…サスペンス?BLでした。 タイトルの意味も読…