しなちくちくさんのマイページ

神作品

女性しなちくちくさん

レビュー数36

ポイント数268

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楽しくてニヨニヨしてしまう番外編♡

こちらかなり好きな作品。番外編が出ていたのを最近知りました!
番外編と言っても、1〜3巻の小冊子やペーパー、リーフレットなどをまとめたものです。
(あ、他の方のレビューに詳細載ってますね!)

こういう特典をまとめてくれるのって、本当に嬉しいですよね!こんなふうに他の作品でも、どんどんまとめて発売してほしいなぁ。 

そんなわけで長くても数ページ、短いと1ページの、18作品が収録されています。全57ページです。

もとは特典なので、どれもクスッとしたり、ほっこりしたり、気楽に楽しく読める内容です。
一つひとつのお話は短くても、18作品もあると、なかなか読み応えあって嬉しい。

この二人って、どちらもちょっと天然なところがあるので、そんな二人のちょっととぼけた掛け合いがとても楽しい作品集でした♪

1ページだけ濡れ場の二人の場面ありましたが、コミカルで色気はほぼないですw

原作が好きな方なら、絶対楽しめる番外編と思うので、全力でおすすめします!

シーモア 修正なし

期待通りの素敵な作品でした♪

よく談話室で名前が出てきたり、ちるちるのニュースにも取り上げられたりして、気になっていた作品。やっと読みました。

こちらは非BL作品って思ってたんですが、ちるちるの作品情報にはその記載ないですね。
主人公の熱海くんは、男の人を好きになる子で、その描写も出てくるけど、ストーリーの主軸は恋愛というわけではないので、読後もBLではないと感じました。

熱海くんは、何人にも告白されてしまう、ものすごい美形の高校1年。惚れっぽくて、好きになるのは男の人。
そんな熱海くんが、人を好きにったり、友達を作ったりして、淡々と、でも色々と考えながら過ごす日常を描いています。
全体的にほっこりする感じで、時々クスッとしたり、ちょっと切なかったりする作風です。

熱海くんが1話で好きになって、すぐに振られる2年の足立さん。その後友達になって家にご飯を食べに行く仲に。この足立さんとその家族(母・姉)が、すごく面白くていい人たちで、読んでいてほっこり癒されます。

人物の気持ちが、直接的な表現では語られないところがあって、絵やセリフや余白で語るというか、読み手が汲み取るといか…。
私の読解力の問題だけど、ちょっと難しいなって感じる時もありました。でもそれもこの作品の魅力だと思います。

熱海くんは、一度会ったら目を見張るほどのすごい美形設定。(何十人にも告白されているらしいw)
だけど絵柄的にそこまで美形に見えないのが、ちと残念なところ。しかし本作を楽しむ上では、瑣末なことかなと思います。

中盤で友達になる同級生の辻くんも好きなキャラです。ちょっとコミュ障気味で、初めは懐かない猫ちゃんみたいだけど、熱海くんといい友達関係になります。あることからちょっとギクシャクしたあと仲直りするシーン、好きだなぁ。

期待通りの素敵な作品でした!
引き続き2巻も読もうと思います。
日常を描く作品なので、まだまだ続いていきそうですね。

怒涛の展開で最高に面白い!萌えどころもたっぷり♡

アニメからはまって原作も大好きになった本作。3巻発売を心待ちにしていました!
今回もすごい厚み。紙本で上下段、約400ページ。ようやく読了しました。
なんとも予想外の展開となっています!
前知識少なめで読まれることをおすすめします。
ネタバレは控えめでレビューします。

1、2巻もとても面白かったのですが、3巻はもう、もの凄かったです!初めて「星5つじゃ足りない!」と思う作品に出会いました!凄かった〜。

内容は、初めの数十ページが2巻の続きの過去編で、後は現在に戻ります(百無禁忌編)。
両親の墓室で、謝憐(シエリェン)が戚容(チーロン)と揉めてるところに戻ります。

過去編の最後がもう胸熱で、序盤からちょっと泣けました、感動!!

とはいえ、個人的に現在編が大好きなので、たくさん読めて嬉しい♪
あらすじにもあるように、なんと戚容達と同居が始まります。意外な展開!w

天界で中秋宴という中秋節の宴が開かれ、多くの神官達が出てきます。これまで名前のみ出てきた、水師、権一真が登場。地師も再び。
宴の様子も華やかで面白いです。このシーンの最後が粋でした、素敵。

3巻でも謝憐(シエリェン)がある異象の調査をすることに。相変わらずの巻き込まれ型ですが、謝憐の手腕が見事だし、話の展開も独創的で大変面白いです。

後半は、謝憐が親しくしている風師(フォンシー)が、謝憐に相談を持ちかけてきて、再び一緒に調査に向かうのですが…。
ここからが、怒涛の展開というか。謎も多くて、一体何が起きてるんだろうと、夢中になってしまい、読むのが止まらなくなります!
3巻はこの後半パートが、もう本当に凄い展開なので、ぜひネタバレ抜きで楽しんでほしいなと思います。

さて花城(ホワチョン)ももちろんたっぷり登場。
これまでも花城の謝憐への想いが少しずつ描かれていましたが、3巻ではさらに少し進展があります!花城が謝憐に寄り添って、協力するシーンもたくさんあり、萌えもたっぷり摂取できます。
というか3巻はめちゃくちゃ萌えるシーンがたくさんあって、もうキャーーー♡って感じでした!幸せ〜〜♡
そして謝憐の気持ちにも少しずつ変化が。花城の態度に気持ちを乱されてしまう謝憐!キャー!
次巻はもっと進展あるかしら、楽しみだ〜♡

本作はコミカルなシーンもたくさんあるのが楽しいところ。声を出して笑うようなシーンもあります。
謝憐が料理の腕前を披露するところは最高でした!花城の愛がすごいw

3巻はストーリーが混み入っていて、伏線も多くあり、1回読んだだけでは理解しきれないところもあるので、また再読しようと思います。何度読んでも楽しめそうです。

事態は一旦切りのいいところまで進んだのですが、最後にはまたまた気になる展開となって終わりました。早く4巻が読みたい!発売はまた1年後くらいでしょうか、我慢だ〜(泣)

本当に面白い作品なので、本のボリュームはすごいですが、ぜひ多くの方に読んでもらいたい娯楽大作と思います。

原作が丁寧に音声化され、キャスト演技も素晴らしい!

原作既読、好きな作品です。
斉藤さんと阿座上さんのファンなので、発売を楽しみにしていました!(長文レビューで失礼します。ネタバレは少なめです)

【キャストの演技について】
●ベンジャミン(ベニー)役の斉藤壮馬さん
ベニーは元天使なので、原作でもちょっと浮世離れした人物。少し淡々とした、辿々しいような演技で、これぞベニー!と思いました。どことなく幼さも感じる演技で、少し可愛らしくてほっこりします。
キャストトークによると、ベニー役はとても難しかったそうです。見事に演じてくださって感謝!

●ターナー役の阿座上洋平さん
ターナーは原作では常識人で優しい人。
本作では、阿座上さんの普段の声のトーンそのままで、中低音ですごくナチュラルに演じられていて、ターナーにぴったりと思いました。
個人的に、阿座上さんの自然な感じのお芝居に今はまっているので、そんなに自分にもぴったりでした!求めていた演技!ずーっと聴いていたい感じです。

お二人とも、ベニーとターナーがここにいる!と感じる、素晴らしい演技でした。感激です!


【作品について】
収録時間: 75分47秒(1枚)

音声のみで数回、原作片手に数回聴いてみました。
原作からの抜けは一切なく、本編と描き下ろしを、忠実に音声化しています。音声だけでわかりやすいように、ちょこちょこセリフ追加もされています。丁寧に制作されていると感じました。

静かで穏やか、淡々とした雰囲気で、原作の静謐な世界観が、とてもよく表現されているな
と感じました。
聴き心地がよくて、聴いてると気持ちが落ち着く感じで、ずっと聴いていたくなる作品です。
これから何度もリピートしそうな予感がします。

時々原作と一緒に聴かないと物足りなさを感じる作品がありますが、本作は(私にとっては)そんなことは全くなく、このCDだけでとても心地よく聴いていられます。

もちろん原作を読みながら聴けば、人物たちの解像度が上がるというか、原作をより楽しめると感じました。

濡れ場は原作同様少なめではありますが、キスシーンのリップ音や、お二人の息の合った色っぽい演技に大変満足です。

静かなBGMも、作品の雰囲気に合っていてとても素敵です。

本編にはキャストトークなし。


【アニメイト特典ミニドラマCD】(約22分)
ミニドラマ3作と、斉藤さん・阿座上さん二人のキャストトーク(約12分)。
ミニドラマは、コミカルだったりほっこりしたりするお話でした。特に1話目が面白くて大好きです!お二人の演技が絶妙で、何度聴いても声を出して笑っちゃいます!

キャストトークはなごやかな雰囲気。
このお二方のトークではいつも感じるのですが、今回も作品に真摯に向き合っているのをひしひしと感じられるトークで、聴いていて幸せな気持ちになります。
本作は久々にキャスト全員で収録できたそうで嬉しそうでした。
お二人が共演されている別作品のトークでも言っていましたが、二人はリズムが合うとお話しされていて、楽しく演じられいるのを感じて、嬉しい気持ちになりました。
聴いていて楽しいトークで、何度も聴き返してしまいます。

【描き下ろし小冊子】(漫画は8ページ)
5話から数日後の二人。イチャイチャしてる二人です。キスあり、濡れ場なし。
驚いたのは1巻から、結構絵柄が変わっていることです。2〜3巻は未読なのですが、絵柄が少し変わりましたね。私は1巻の絵が好きだったので、少し残念でした。


原作好き、キャストファンとしては、大変満足感の得られる作品でした。

特典CDもとても良かったので、原作やキャストファンの方には、特典CD付きをおすすめします。

原作は3巻まで出ていて、主演のお二人も続編に意欲的だったので、ぜひ続編も聴きたいです!

アラフォーの純愛にトキメキが止まらないハッピーBL♡

大好きな作家様。おじ様受けの印象が強いですが、本作は二人ともアラフォー。試し読みも面白かったので読んでみました。(以下ネタバレあります)

冒頭は同棲している二人から始まりますが、すぐにその一年前に遡り、二人の出会いから恋に落ちるまでを、とても丁寧に描いています。

41歳で、実は恋人がいたことのない春江が、自社開発のマッチングアプリで、同い年のイケメン藤嶋とマッチして出会う。

藤嶋の登場シーンがかっこいい!イケオジいいわ〜。春江も「カッ(コいい)」と思い、藤嶋は「可愛いな」だって!素敵な出会いにときめきます。

出会った当日にホテルへ!
藤嶋は慣れてそうだけど、春江は未経験!真っ赤になって「多分…だめ」と言う春江が可愛らしい。
はい!藤嶋、恋に落ちた〜!w「同い年でその輝きなの」っていいセリフ!キュンとします。

二人が恋に落ちる描写がとても素敵で、キラキラしていて、アラフォー同士の恋にこんなにキュンキュンできるのか!とちょっと感動します。

特に春江は41歳が初めての恋に戸惑って、ドキドキして、もだもだして…外見はちょっとくたびれた(失礼)おじさんなのに、可愛いです。

さてその後も、次々にときめくセリフやモノローグが出てきて、ずっとキュンとニヨニヨが止まりません!

春江が、藤嶋との電話でドキドキして、夜中に思わず家を飛び出しちゃう!ドキドキし過ぎて、徹夜明けなのに眠れないとか!遅くきたアオハルだーー♡ なんという恋!可愛すぎる!

一方藤嶋は後輩くんに相談w
後輩くんが、グッとくるアドバイスをしてくれて、ちょっと恋に後ろ向きになっていた藤嶋の背中を押します。いい後輩くんだなぁ、グッジョブ!

その後も最後まで、ずーーっとキュンキュンしっぱなしで、読後は多幸感に包まれ、ニコニコして終わりました。読んでいて幸せな気持ちになれるハッピーBLでした♪

ほぼ前知識なしで読んだので、エロ無しというのはちょっと驚きました!軽めなキスは何度かあります。
あえてエロは無しで、アラフォーの恋をとても丁寧に描いていました。素敵な作品でした〜♡

ただ先生の描くエロも好きなので、番外編でこの二人の初めてを読んでみたいなぁ。
ピュアな春江を百戦錬磨そうな藤嶋が、どんなふうに優しく抱いてくれるのか、見てみたいですw

后と河 電子 コミック

山中ヒコ 

1話からグッと引き込まれる!本格中華BL

山中ヒコ先生は、独創的な世界観の作品が多くて、大好きな作家様です。
新連載は本格中華BL!面白そう!ということで読んでみました。1話のみのレビューです。

舞台は数百年くらい前の中国でしょうか、はっきりとはわかりません。中国の皇帝、王宮が出てきて、宦官も出てくる世界観です。
皇帝時代の中国を舞台にしたBLは、そんなに読んだことがないので新鮮です。本格的な描写にワクワクします。

主人公の王佳(受)は、どうやら地方の比較的良家の若君ですが、頭の中は大河の治水のことばかりの変わり者。
王佳の治水に関する上奏書が皇帝(攻)の目にとまり、一年間、昼は役人として働き、夜は妃として後宮に入るよう命を受ける…というお話。

なぜ夜は後宮に入るのかというと、皇帝曰く、後宮に入れば、夜に工事について話ができるから、という理由なのですが…。

こうして愛も恋もどうでもいい、河のことで頭がいっぱいな王佳が、後宮に入ることに。

この王佳、後宮に入った途端、とんでもない美人に大変身するのでビックリ!!
表紙のような感じ(カワイイ!)なのですが、それまで頭は河のことばかりで、身なりにも気を使わず、なんならちょっと小汚い服を着てたのに、こんなに化ける?!と、ギャップ萌えでしたw

それまで顔が隠れていた皇帝も、後宮で王佳と対面する時に初めて顔を現します。
これまた白髪長髪のシュッとしたイケメンです。
美男×美人で、目が喜びます♪

そして会ってすぐに姫抱きで寝所へ…!
王佳びっくりしてちょっと泣いちゃって可愛い♡

そしてその先は、王佳が皇帝に上手いこと言いくるめられて初夜を迎えることに?!
この後宮内のシーンが、ちょっとコミカルで面白いです。「規則だ」の一言で全部納得しちゃう王佳が、チョロすぎて心配になりますw

どうやら皇帝は以前から王佳を知っていて、執着があるように感じられる1話でした。

1話から世界観に引き込まれて、萌えも感じられて最高でした〜!今後の展開がどうなるのか、ワクワクが止まりません♪

単行本化されたら必ず購入しようと思います。
まだまだ先ですが、とても楽しみです!

(1話には修正必要な描写は無し)

感情を揺さぶられました!!

連載時から談話室で話題となっていて、レビューランキングも上位で気になっていた作品。こちらがBLデビュー作ですね。評価やレビューは見ずに読んでみました。
(以下ネタバレありますのでご注意ください)


まずは絵がとっても綺麗!受けも攻めも美形で、且つちょっとあたたかみもある絵柄で好きです。
またなんと言っても、スーツがとても綺麗に描かれています!神田のスリーピース最高です!スーツフェチにはたまらない♡

攻めと受けの両視点で、気持ちのすれ違ってしまう二人の心情を丁寧に描いてますね。
ストーリーは割と王道な両片想いだな〜、と思いながら読んでいたのですが…。

中盤、上野の部屋で神田が「相手 俺じゃだめ?」と告白するシーン。
神田にフェ○された後の、上野の変貌が凄い!目の色が変わり、突然雄化するのがもう、色気ムンムン!からのキスの雨に、神田に二人のを握らせて自分はギュウッと抱きしめてガブガブキス!
というこの描写が凄かった!とにかく上野の雄みがもの凄くて、ドキドキゾクゾクしました!
それまで抑え込んでいた感情が噴き出すような、素晴らしいキスシーンでした!

上野はあるトラウマから、神田の気持ちをすぐには受け入れられない。
両想いなのに気持ちがすれ違い、ギクシャクしてしまう二人が切ない。弱っていく神田がかわいそう(泣)

そして、神田を知りたい、でも怖いと、上野が一人涙するシーンは、切なくてもらい泣きしてしまいました、うう〜。

終盤、上野の家で二人が自分の気持ちを吐露するシーン。
振られたと思っている神田のつらさや、神田の気持ちを受け入れることが怖い上野、二人の心情が、読んでいて身につまされるというか、胸に迫ってきて、ここでもまた泣けてしまいました。なんとも感情を揺さぶられるシーンです!

最後は上野が勇気を出したというか、殻を破ったというか。よかった!上野がんばったね!神田の嬉しそうな笑顔も可愛い。
そして、ここでも素敵なキスシーンにキュンとさせられました♡

両想いとなった後。
神田の「家行っていい?」への、上野の笑顔の「おいで」には、もう心臓をズキューンと撃ち抜かれました!!!何これ、カッッッワ!!!ヤバ!!!!w
好きと認めてからの、上野のデレの洪水が、半端ないです!ニヤける〜〜w

神田を姫抱きしてからのキスシーンも素敵!上野かっこいい、神田は可愛い。

終盤はズキュン!となるシーンが目白押しで、もう心臓がもたないよ〜〜という感じでした!キュンの嵐だ〜〜w

最後に濡れ場がありますが、初めてなので挿入はなし。挿入なしで終わるって珍しいですね。
初めに読んだ時は、ないのか〜と残念だったのですが、読み返してみると、たくさんキュンキュンさせてもらって、挿入なくても満足な読後感を得られました。
とにかく本作はどのキスシーンもとても素敵です。上野の男らしさを感じられて萌えます♡

読む前に想像していたよりも、ずっと感情を揺さぶられて、たくさんの萌えやキュンを摂取できる、素敵な作品でした♪

続編決定とのこと。そちらも楽しみにしています!

紙本 トーン修正(薄めですが、よくみると筋など見えるコマも。濡れ場は少なめです)

やっぱり最高に面白い!!大好き!!

1巻が大好きで何度も読み返している作品。2巻の発売を心待ちにしていました!
ページ数は紙本で270ページ強。1巻を超え、かなりの厚みで読み応えあります!
2巻は割とキリのいいところで終わりますが、3巻に続きます。

VTuberの、実は陰キャの春輝と、ハイスペ陽キャのユウ君。1巻で紆余曲折を経て恋人同士になり、ラブラブ同棲中で、カップル配信も。

2巻は、春輝にユウ君の所属事務所からオファーがきて、他のVTuberとコラボ配信することになり…というお話。

ユウ君はでっかい年下ワンコで、春輝はツンデレ黒ネコちゃんで、可愛くて大好きなカプ。
2巻では春輝の黒猫化の頻度が上がった気がします、可愛い♡

冒頭から二人のお風呂エッチがエロい!ユウ君が暴走スイッチ入ってドSに責めるのが最高!
しかし事後には本気で反省して土下座w
文句言いつつ喜んでる春輝w
ユウ君が「かわいい」連発で春輝を愛でるの、やっぱり最高だな〜。

今作では、覇壊(はかい)と予渦(ようず)の二人の人気VTuberが新たに登場。4人でコラボ配信することに。
はかうず、どちらもイケメンなんだけど、特に覇壊が男前且つ天然な感じで、すごく好きです!かっこいい可愛い♡

予渦はなんと、密かに春輝に思いを寄せていて…。当て馬キターーー!!
ホラゲーの配信中に、春輝が予渦に抱きついちゃって、ユウ君がジェラ〜!うずユウがバチバチしてるの、最高でした〜w

4人の配信シーンは、ページを割いて丁寧に描かれるんですが、これがすごく楽しそう。配信の裏側も垣間見れてとっても面白いです!

春輝は陰キャというか、極度の人見知りなので、ドキドキビクビクしてるんだけど、次第に打ち解けていって、楽しそうになっていくのが、可愛らしくてほっこりします。

中盤では、ユウ君が嫉妬から春輝をドSにドエロく責めちゃいます。玄関のドア開けて…とか初めて読みましたw ユウ君、暴走するとヤバいわ〜w

後半では覇壊とユウ君(はかユウ)、予渦と春輝(うずはる)で組んで、恋愛ゲーム配信を。
こちらも配信シーンが面白かった〜!特にはかユウは、ツッコミ不在の天然コンビで、運営がツッコむヤバさに笑いました〜w

さて、楽しいだけでなく、コラボをきっかけに、春輝とユウ君の気持ちの行き違いも発生。当て馬君も絡んで、ちょっとハラハラする展開に。
結構終盤までそんな感じなので、まさかこのまま3巻に続く?!、と思ったら、それは大丈夫でしたー、ほっ。一応収束します。

それにしても2巻では、さらに春輝の可愛さが増した気がします。真っ赤になったり、泣いたり、ニコってしたり、表情がすごく魅力的で、とっても可愛らしいです♡
ソフトなイケメンワンコのユウ君も大好きだけど、今回は特に春輝にキュンとさせられました。

2巻もとても面白かったです!!
キリ良く終わりましたが、3巻に続きます。
コラボ配信も続きそうだし、予渦も春輝のことを諦めてなさそうな目つき…。次巻はどうなる?!
楽しみに待ちたいと思います♪

紙本 白抜き修正(本作は紙も白抜きなのが残念!短冊とかにしてくれたらいいのにな〜…)

なるほど、多くの方がおすすめするわけだ!

先生の「言ノ葉ノ花」が好きな作品。
こちらは談話室で何度もおすすめされていて、ずっと気になっていた作品。とうとう読み始めました!
ネタバレ少なめでレビューします。

1巻のあらすじだけ読んで、レビューなどは読まずに読みました。謎のあるお話なので、ネタバレなしで読まれた方がいいと思われます。

このレビューを書く前に、2巻の試し読みをチラ見したのですが、冒頭から物語のヒントが出てきました。
1巻を読み終わる前に、2巻を読むのは避けた方がいいと思います。

私は作品の世界観に入り込むのに時間がかかるので、初めの方はなかなか読み進まなかったのですが、静良井と中上の距離が近づいていくにつれ、どんどん引き込まれました。

そしてACT2からは、夢中になってしまいました!
特に終盤、あることが明かされる場面には驚かされました。う〜ん、面白いです!
なるほど、多くの方がおすすめするわけだなぁと思いました。

前半、静良井と中上が惹かれあっていくのにはキューンとしました。
後半は切なさ多めで、胸がギュッと苦しくなるシーンが多かったです。

濡れ場は2回、とても丁寧にエロチックに描かれていて素敵でした。後半は切ないんだけど(泣)

結局Mは誰かという謎を残して、1巻は大変気になるところで終わりました。
それで2巻冒頭をチラ見したら、頭からそのヒントが出てきたので、わーーー!となりましたw
1巻の読み途中で2巻見ないでよかった〜。

ちなみに1巻はずっと受け視点です。


【マスターの恋人を探せ】
中上のお店のバイト佐藤くん目線の短編。
さすが一つ質問したら5倍の返事が返ってくる佐藤くんらしい文章。読みたいのは、中上と静良井のことなのに、どうでもいい話が7〜8割くらいはあるので、少々読むのに一苦労でしたw
中上の可愛い姿がちょいちょい読めて楽しかったです。読後はほっこりでした♪


さて我慢できないので、すぐに2巻を読もうと思います!
また素敵な作品に出会えて嬉しいです。
おすすめされていた方に感謝です!


シーモア 挿絵付き(葛西先生の挿絵、素晴らしいです!こんなイメージピッタリな挿絵は久々でした。素敵です〜♡)

ラストを読んで神評価になりました

執着攻めの小説を探している時に見つけた作品。しばらく積んでいてやっと読みました。初読み作家様です。

あらすじだけ読んで、犯人はすぐ想像つくわけですが、物語がどう展開していくのか、ワクワクしながら読み始めました。(以下ネタバレありますのでご注意ください)

ずっと受け視点で、ラスト数ページのみ攻め視点です。

初めの方は、目隠しされて性被害を受けたり、数ヶ月後にはその時の写真が送りつけられたりと、苦しむ真治が大変痛々しいです。
こんなに苦しめてでも手に入れようという、執着や心の闇に怖さを感じます。

その後、自分のマンションに真治を住まわせ、どんどん真治を囲い込んでいく塚越。
この辺はだいたい予想通りの展開でした。
追い詰めた後に救いの手を差し伸べて囲い込むという…。

真治はレイプされた後、お尻で感じるようになり、アナニーが我慢できなくなってしまう。これは、いくら丁寧に犯されたとはいえ、恐怖の体験をしたのに後ろが開発されちゃうなんてことある!?と思いました。もっと恐怖感や嫌悪感が勝るものじゃないの?と。
(でも薬を使われたし、無意識に塚越と気づいたということかな…)

終盤までは、塚越の追い詰める手口や、他者を利用したり陥れたりする残酷さに怖さを感じて、またそんな塚越にまんまと囲い込まれて好きになる真治、どちらにもちょっと共感しにくいというか、萌えを感じにくかったのですが…。

最後、お仕置きのシーンと、攻め視点の「child」を読んだら、評価が神になりました!

塚越がただのサイコパスではなく、そうならざるを得ないような、不幸な生い立ち、特に母から憎まれた過去があることが、塚越という人物像に深みを与えるというか、しっくりくるというか、ストーリーに納得させるものがありました。

また真治も、ちょっと常人とは違い、人の悪意を感じにくい人物、少し変わり者として描かれていたので、最後真相が明らかになっても、塚越を受け入れることに違和感がなく、こちらもストンと納得できました。

最後は先生が後書きでも書いているように、バドエンではないですが、この先を考えると、こんな危うい二人が、ずっと幸せでいられるんだろうか…とちょっと心配な気持ちになります。特に塚越の強すぎる執着に。でも真治が天使だからなんとかなるかな〜。

最後は、割れ鍋に綴じ蓋というような二人で、これぞ共依存!と思いました。
大変面白い作品でした。

とても読みやすい文章で、心理描写も好きだなと感じました。たくさん執着攻めを描かれているようなので、他の作品も読んでみたいと思います。

門地先生の挿絵は、エロエロ多めでドキドキします。塚越が素敵に描かれていて好きです♡